ニンテンドースイッチやPS4などのゲーム機で対戦しながら手軽にボイスチャットをしたい人必見!超簡単に高音質VC環境を実現できる製品の紹介です。
「ヴォイスミキサーG」レビュー!スマホとゲーム機に繋ぐだけでヘッドセットのマイクを使えて両方の音声も聞ける超便利なデバイス
近年ではDiscordやSkypeなどの無料で使える高性能なボイスチャットアプリが普及したこともあって、ゲームで対戦しながら友達とVCするというのが普通になってきました。
パソコンでゲームする場合はゲームするPCにVCソフトを入れれば1つのヘッドセットを繋ぐだけで問題なくゲームとVC音を同時に聞けるのですが、ニンテンドースイッチやPS4でDiscordなどを使おうとすると少々難しくなります。
というのも、ニンテンドースイッチやPS4向けにはDiscordが開発されていないので、何らかの手段を使ってゲーム音とボイスチャット音声をミックスして聞く必要があるからです。
当ブログでも音声ミックスする方法をご紹介してきましたが、今回はゲーム機とスマホだけでできる超シンプルでヘッドセットなどのマイクを活かせる高音質な音声ミックスが可能になる製品を紹介します!
ヴォイスミキサーGはヘッドセットのマイクを使ってスマホでVCをしながらゲーム音声を聞ける音声ミックスアダプター!
ゲームしながらスマホでVC、と聞くとスマホ自体のマイクを使うのを想像するかもしれませんが、それとは違います。ヘッドセットなどの高品質なマイクを使ってスマホでVCしながら、相手の声とゲーム音を同じヘッドセットで聞けるのです!
それを可能にするのがこの「ヴォイスミキサーG」です!ヴォイスミキサーGは差込口のあるアダプターと2本のケーブルからなるシンプルなデバイスですが、これが大変便利なアイテム。
ヴォイスミキサーGには、
- 3極タイプ(緑とピンクの2本のプラグがあるタイプのヘッドセット用)
- 4極タイプ(プラグ1本で接続可能なヘッドセット用)
の2種類があります。今回は両方を詳細レビューしていきます。
ヴォイスミキサーGの4極タイプ。白いプラグをスマホに挿して、ゲーム機には黒い方、あとはヘッドセットをアダプターに挿すだけ
この実機テストでは以下の機材を使用しました。
- ヴォイスミキサーG(4極タイプ:本品)
- HyperX Cloud Silver(ヘッドセット)
- ニンテンドースイッチ
- スマートフォン(iPhone8)
- Discord(スマホ用VCアプリ)
ヴォイスミキサーGの使い方は驚くほど簡単です。まずスマートフォンにヴォイスミキサーGの白い方のプラグを接続します。
私の場合はiPhone8なので、ライトニングケーブルから3.5mmヘッドフォンジャックへの変換コネクタが必要でした。元々ヘッドフォンジャックが付いている場合はそのまま差し込めばOKです。
次に、ヴォイスミキサーGの黒い方のプラグを、遊びたいゲーム機に接続します。今回はニンテンドースイッチを使いました。ケーブルは太目でしっかりしているので耐久性も高そうですね。
そして、使用したいヘッドセットのプラグをヴォイスミキサーGのアダプター部分に接続!これだけで準備が完了です。パソコンなどを一切使用しないので非常に簡単。
あとはスマホのDiscordを立ち上げるだけ。マイクの入力テストをしてみましょう。この時点でヘッドセットのマイクを認識してちゃんとゲージが反応していますね!
フレンドに通話をかけたらニンテンドースイッチでゲームスタート!実際に私のフレンドに協力してもらってテストしましたが、私の声には雑音などもなく非常にクリアに聞こえていたそうです。
もちろん相手のVC音声はヘッドセットから聞こえますし、ゲームの音も同じヘッドセットから聞こえます。
使っているヘッドセットが4極タイプ(接続プラグが1本だけのもの)の場合はヴォイスミキサーG4極タイプを選びましょう。
ヴォイスミキサーGの3極タイプ。ヘッドセットの他、マイクだけ別のものを使ったりできるのでさらにこだわりの環境も作れる!
この実機テストでは以下の機材を使用しました。
- ヴォイスミキサーG(3極タイプ:本品)
- HyperX Cloud Silver(ヘッドホン部のみ使用)
- ECM-PC50(マイク単品)
- ニンテンドースイッチ
- スマートフォン(iPhone8)
- Discord(スマホ用VCアプリ)
次に、3極タイプのヴォイスミキサーGを試してみます。こちらはヘッドセットのプラグがピンクと緑の2本あるタイプを接続して使います。使っているヘッドセットに合わせて購入しましょう。
さて、ヘッドセットで使えるのは当然ですが3極タイプの場合はヘッドセットだけでなく「ヘッドホン単品」+「マイク単品」を合わせて使ったりすることもできます。
ヴォイスミキサーGの白黒プラグは4極のものと同様に接続して、アダプターの緑の部分にヘッドホンを接続、ピンクの部分にマイクのプラグを接続します。
そうするとこのようにマイク+ヘッドホンの環境で、ゲームとVCを同時にできるようになるのです。
ものによりますがマイク単品のものはヘッドセットのマイクよりも音質が良かったりしますし、自分のお気に入りのヘッドホンを使いたい場合もあるでしょうから、そうした場合はこのヴォイスミキサーG3極タイプがオススメです。
ヴォイスミキサーGの値段は1,780円と手頃なので入手性も良い。用途も色々!家庭用ゲーム機でVCを楽しみたい人にはオススメ
ニンテンドースイッチやPS4でボイスチャットをしたい場合はパソコンを使ったり、モニターの音声出力から取り出したりする方法もありますが、ヴォイスミキサーGを使えばプラグを接続するだけなので、誰でも手軽に音声ミックスできるのが最大の魅力です。
シンプル構造のため通話アプリは何でも対応している!LINEやSkype、Discord等々
ヴォイスミキサーG本体は簡単に言ってしまえば分岐ケーブルですから、スマホで使うなら通話アプリは何にでも対応しています。DiscordやSkypeはもちろん、LINEや、電話でも良いわけです。
もちろん対応するゲーム機もPS4、ニンテンドースイッチやXbox One、パソコンでもできます。
製品の想定としては基本的に家庭用ゲーム機でVCを手軽にできることをコンセプトとしているものですが、ちょっと別の使い方もできちゃいます。
使い方は他にも色々ある!PCゲームの配信や録画にVCを乗せたくない場合やお気に入りの音楽を聴きながらプレイなど
例えば昨今ではパソコンでゲーム配信をしたり、録画したものをYoutubeで公開したりが一般的になってきましたが、PCでボイスチャットをした場合設定をちゃんとしないとVC音声がゲーム音と一緒に配信されてしまったり、録画に通話音声が載ってしまうわけです。
ヴォイスミキサーGを使ってスマホでVCをすれば、PCゲームを配信/録画してもそのデータには通話音声が載らないのでそういった使い方にも対応できますね。
その他にもスマホでお気に入りの音楽を聴きながらゲームをプレイしたいとか、友達の家に遊びに行くときにVC環境も持っていけるとか、非常に様々用途が考えられます。
シンプルな設計のヴォイスミキサーGだからこそといえるでしょう。電源などを必要としないのも良いですね。
ヴォイスミキサーGはお手頃価格!どちらのタイプも1,780円で入手可能。VC環境を維持したまま色んなゲーム機に対応できるのは魅力的
さて気になるお値段ですが、ヴォイスミキサーGは3極タイプ、4極タイプとも値段は同じで1,780円(税別)となっています。お手頃価格ですから手が出しやすいのも素晴らしいポイントでしょうか。
私は趣味でアナログミキサーなどを弄ることが多いので、分岐ケーブルやアダプターなどを集めるのが好きなのですが、その観点から見てもヴォイスミキサーGはとても有用だと感じました。
こういうアダプターは持っていて損はありませんし、手軽にVCを楽しみたいユーザーから、ちょっと凝った使い方まで対応できるので、幅広く役立つ製品です。
お手持ちのゲーミングヘッドセットやマイクなどを活用して快適なVC環境を維持しながら、様々なプラットフォームのゲームをプレイしたいという人にはとてもオススメですのでぜひ検討してみてください!
コメント