あつまれどうぶつの森で苦手な住民を引越しさせて島から追い出す方法についてです。好感度(親密度)がどの程度影響しているかやモヤモヤ移動などの解説。
- あつまれどうぶつの森で住民を追い出す方法と好感度の影響範囲。モヤモヤがあるときに話しかける!あみで叩く伝統技も健在だ
- モヤモヤを追い出したい住民に発生させる方法。時間操作すると好感度が低い住民にモヤモヤ移しが可能。同じ日をループで再抽選可能
あつまれどうぶつの森で住民を追い出す方法と好感度の影響範囲。モヤモヤがあるときに話しかける!あみで叩く伝統技も健在だ
どうぶつの森シリーズといえばたくさんの種類のどうぶつたちと出会うことができるのが楽しみなゲームです。
シリーズ7作目ともなれば住民の総数も391人となっていて玉石混淆な状態ともいえるわけですが、やっぱり長く一緒に暮らすならどうしても好きな住民と一緒が良いですよね。
しかし同じ島で暮らせるのはたったの10人。基本的に住民はランダムで引越してくるので「どうしてあなたなの!」という悩みが発生するのは当然で、何とかして追い出そうと画策するのもどうぶつの森伝統の遊び方といえるでしょう。
今回はあつまれどうぶつの森でどうしても苦手、嫌いという住民を島から追い出す(引越してもらう)方法を解説していきます。
住民の「好感度」は内部的に存在。引越しの話をし出す抽選やイベントの内容に影響があるので基本的に追い出したい住民は好感度を下げよう
住民にはそれぞれ隠しパラメータのような形で「好感度」というものがあります。(友好度や親密度などとも呼ばれます)
これは過去作にもあったもので、この好感度はプレイヤーに対しての動作や住民の引越しイベント抽選などにも影響を与えるものです。
苦手な住民に島から出ていってもらいたい場合は、基本的にこの好感度を下げる必要があります。
攻略サイトの一部では「好感度は一切関係ない」と記述しているところもありますが、当サイトでは好感度が無関係とは言い切れないという視点で追い出し方法について書いています。
このことは後述する時間操作時の挙動やモヤモヤ時の住民のアクションなどから導けます。ではどうやって好感度を下げれば良いかを以下でみていきましょう。
好感度を下げる方法「あみで叩く」
ぶつ森シリーズを長くやっている人なら言わずもがな、一番効果的な「あみで叩く」方法です。
やり方はとても簡単。好感度を下げたい住民をあみで3回叩いてください。そうすると会話イベントの後に「怒る」または「落ち込む」といった状態になります。
あみでブッ叩く!少しかわいそうに思えますが、人間時には心を鬼にして挑まなければならないこともあるのです。追い出したいと思った時点で腹は決まっているのです。
1日に何度も叩く必要はなく、1日1回継続的にやっておくだけで大丈夫でした。より良い島づくりのためとはいえ、心も痛むでしょうから精神衛生上もその方が良いでしょう。
好感度を下げる方法「押す」
あみと並んで有名なのはこの「押す」方法。好感度を下げたい住民にぶつかってそのまま移動を続けることで強引に押し出し、一定距離以上移動させます。
そうすると会話イベントが発生し、「怒る」または「落ち込む」状態になります。
こちらの場合はキャラクターを押し続ける必要があるので、あみで叩く方法に比べると少しだけ難しいです。
地形の端に追い込んでから押し続けると無駄なく押せるので角に追い込みましょう。
この方法を使うべきときは、追い出したい住民にノミが付いているときです。あみで叩くつもりでも、ノミが付いているときはノミを取ってしまいます。
これだと好感度が上がってしまうので、ノミは無視して押してあげることで対応できます。
好感度を下げる方法「会話しない」
もうひとつ重要なのがこれです。「会話しない」ことです。厳密にいうと好感度を下げるというよりは上げないことですね。
基本的にどうぶつたちと会話することで好感度は上がりますし、何かお願いを聞いたり、プレゼントを上げたり、ノミを取ってあげるなどの動作でも上がります。
引越しして欲しい住民を絞り込むためにも、その対象は常に好感度を最低にしておく必要がありますので、無駄な会話は厳禁です。
そのため、たぬきマイレージ+などのお題に「住民との会話×3」が出た場合でも、追い出したい住民に話しかけないように別の住民を探すというように徹底しましょう。
頭上にモヤモヤが出現。好感度の低い住民の場合は引越しの相談を受けることがある。好感度の高い住民はプレゼントをくれるなどの動作に変る
住民が何か考え事をしているとき、このように頭上に白いモヤモヤが出て「どうしようかな……」などといった独り言をつぶやくようになります。
このときそのモヤモヤが出ている対象が好感度の低い住民である場合、引越しを考えているという話を切り出される率が高くなります。
引越しの話になった場合、選択肢に、
- 【行かないで!】
- 【そうだね】
という2つの選択肢が出てきます。もしこの引越しの話が本来追い出したい住民ではない対象から持ち掛けられた場合は【行かないで!】を選べば引き留めることができます。
思惑通り追い出したい住民から話をされた場合は【そうだね】を選びましょう。
「そうだね」の他に「頑張って」など多少文言が違う場合がありますが、追い出したい場合は行かないで以外を選べば良いです。
このモヤモヤは住民全員に完全ランダムで付く可能性があります。ここで重要になってくるのが前述の「好感度」です。
親密になればなるほど好感度は上がっていき、このモヤモヤがついて悩んでいるときも好感度が高い住民の場合はほぼ確実に何かプレゼントをくれます。逆に言えば好感度が高いと引越しの話は出ないということでもあります。
ですから私は残っておいて欲しい住民には毎日話しかけて出来るだけ仲良くし、追い出したい住民には一切話しかけず、好感度上昇の余地を与えないでいます。毎日あみで叩くので下がることはあっても上がることはないというわけです。
こうすることで好感度の低い住民と、高い住民との差を大きく保てるので、今のところ好感度の高い住民から引越しを切り出されたことは一度もありません。
引越しが確定すると翌日に荷造りを始めて翌々日には島から出ていく
引越しが確定した住民は、翌日にはさっそく荷造りを開始します。島内放送でもしずえさんからアナウンスがあります。
その翌日には実際に追い出した住民が島からいなくなり、その家の跡地は「売土地」に戻ります。
そして売土地となった場所には、島ガチャでの住民厳選などで新しい住民を迎え入れることができます。
順序だけ書くと、
- 引越しが確定する【1日目】
- 引越し住民が荷造りをし始める【2日目】
- 引越し住民が島からいなくなって売土地ができる【3日目】
- 住民厳選などをするか、何もしなくてもランダムで新しい住民がくる【4日目】
こうなります。
特に何もしなくても、売土地になった翌日には新しい住民が勝手に引っ越してきますが、どうせならその場所へ自分のお気に入りの住民に引っ越してきて欲しいですよね。
その場合はこちらの住民厳選記事も合わせてご覧ください。
モヤモヤを追い出したい住民に発生させる方法。時間操作すると好感度が低い住民にモヤモヤ移しが可能。同じ日をループで再抽選可能
一旦ここまでの話をまとめると、つまり好感度の低い住民にモヤモヤが付いているときに話しかければ、かなりの確率で引越しの相談をされるということになりますね。
でもここでひとつ問題になるのは「都合よく追い出したい住民にモヤモヤがつかない」という点です。それについての対処法を以下でみていきましょう。
モヤモヤが発生する条件を満たすとランダムで抽選される
前述したように基本はモヤモヤは住民全員が対象になるので、特定の住民だけに付くわけではありません。そのため引越しして欲しい住民に中々モヤモヤが付かないこともあるわけです。
モヤモヤが付くには条件があり、それを満たしている場合に住民から抽選される仕組み。
モヤモヤが付く条件 | |
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特定イベント日ではないこと | 例えば釣り大会やイースターといった住民全員が対象のイベントが開かれている場合は、その日は絶対にモヤモヤは発生しません。 |
家や施設の外にいること | モヤモヤが付くのは外に出ているどうぶつだけで、家の中や施設の中に入ってしまっているどうぶつは抽選対象外となります。 |
ビックリマークのトリガーを誰も持っていないこと | ビックリマーク(ピコーン)を付けて駆け寄ってくるイベントのフラグはモヤモヤのフラグよりも優先されるようです。
そのため、誰かがビックリマーク(ピコーン)のフラグを持っている状態だとモヤモヤが発生しませんので、島を探し回ってピコーンイベントを消化してください。 |
通常プレイの場合はとにかく追い出したい住民を良く観察して、条件に当てはまるのを待つしかありません。
それでも問題なく引越しさせることができますが、どうしても早く引越しさせたいという場合は若干の時間操作が必要です。ここからは若干の時間操作を伴った操作になりますのでご注意。
実際のモヤモヤ移し実行手順解説。朝5時前まで戻って同じ日をループさせることで対象を再抽選させられる
モヤモヤの概要が分かったところでここからは実際にどのように時間操作をすれば良いかの手順を確認しましょう。
【手順1】モヤモヤ日を見つけたらその日を軸にする
まずモヤモヤが発生しやすい日というのがあります。内部的な隠れイベントのようなものだと考えても良いでしょう。
住民の誰かにモヤモヤが付いているのを見つけてください。このときその対象が自宅にこもったりしていると見つけることができないので、昼頃に確認するのが良いでしょう。
誰かにモヤモヤが付いていればその日を軸に進めていきます。
【手順2】モヤモヤの対象を確認して、違う場合は時間操作で同日の朝5時前に戻る
誰かにモヤモヤが付いていて、それが追い出したい住民であればそのまま話かければOKです。
モヤモヤが付いているのが違う住民だった場合は話しかけずに一旦セーブしてゲームを終了してください。
そしてモヤモヤを別の住民に発生させるために時間操作を行います。
例えばモヤモヤを確認した時点で4月8日の午後2時だったとしましょう。その場合は4月8日の午前4時58分に時間を戻してください。
これは何故かというとあつ森の世界では朝5時が1日の区切りとなるわけですが、この日を跨ぐときにモヤモヤが付く住民の抽選が行われていると思われるため、一度朝5時よりも前に戻ってから島内放送を聞く(翌日になる)ことで再抽選を発生させるという仕組みです。
本当は4時59分とかでも良いのですがロード画面などを挟むため余裕をもって58分の方が良いでしょう。しずえさんの島内放送を聞けば再抽選が完了します。
【手順3】昼に時間を進めて住民のモヤモヤチェックをしやすくする
島内放送が終わった時点では朝早い状態なので住民が家の外に出てきていません。
先ほども書いたとおり、家の中にいるとモヤモヤ対象であったとしても発生はしませんので、どうぶつたちが外出する同日の昼頃まで時間を進めてください。
島全体を見まわして、モヤモヤ対象が追い出したい住民に付いていない場合は、また【手順2】からやり直しましょう。
【備考】強制再抽選にはあみで誰かを叩いて好感度変化をもたらそう
もし何度やっても同じ住民にしかモヤモヤが出ない!となった場合はおそらく何らかの要因で固定化されてしまっています。
このモヤモヤ固定化を解除したい場合は、住民誰でも良いのであみで3回叩いて好感度変化を起こしましょう。その状態でもう一度【手順2】からやり直すことで強制的に再抽選を発生させることができます。
同日中のループのみで大幅な時間操作を行わないので雑草やキャンプサイトが出現しなくなるなどのデメリットがないのが安心なモヤモヤガチャ
このモヤモヤガチャともいえる方法は、基本的に同日中のループしか行いません。
そのため時間操作は何度もすることになりますが、タイムトラベルの幅というのはその1日に限られたものなので、時間操作によるペナルティがほとんどありません。
もちろん時間を逆行することになるのでカブは持っていれば腐りますが、雑草が生えまくったり、キャンプサイトがずっと出現しなくなったりという心配をしなくても良い点が安心できます。
モヤモヤ日を見つけるまでに時間操作してやっている人も実際にいますしそちらの方が手っ取り早いのですが、プレイスタイルとして「大きく時間操作をしたくない」という方は、普通にプレイしていて偶然モヤモヤ日に当たった場合にだけこの手法を使うようにすれば、リアルタイムプレイとほとんど変わらない状態にしつつ効率的に住民を追い出して厳選することができます。
住民の追い出しには好感度が何かと影響するのでまったく無関係とは言えない。追い出したいなら下げる、残したいなら上げるが基本
冒頭にも書いたとおり基本的に「好感度(友好度)」は存在します。そしてそれが住民の引越しなどの動作に影響を与えるという考えに基づいてこの方法を検証しています。
実際のところモヤモヤマークが付いていても好感度の高い住民から引越しの話を聞くことはまずありませんし、そのモヤモヤマークが固定化されてしまったときも、好感度変化によって抽選再開をさせることができるという状況を見ると、「引越しは完全ランダムで好感度は引越しにはまったく関係ない」とする説は100%正しいとはいえません。影響自体は確実にあります。
恐らくこれは「モヤモヤの発生は完全ランダム」という部分と、「モヤモヤが付いていると引越しイベントが起きることがある」という部分が曖昧になって伝わったからではないかと考えています。
いずれにしても好感度操作は「やり得」といえるでしょう。
100%の精度で入替えるならamiiboしかないが、それを使わないなら地道にあみで叩くのも悪くない
あつまれどうぶつの森ではamiiboカードを使うことで100%の精度で入替えを発生させることができますが、それがないあつ森からの新住民を迎え入れたい場合や、お金をかけたくない場合は地道に好感度変化による住民追い出しをやるのがオススメです。
ただしキャンプサイトを使ったキャンプサイト厳選を行えば勧誘と追い出しを一度に行うこともできます。ぜひこちらの記事も合わせてご覧になってみてください。
コメント
尚2人以上プレイヤーがいると両方が追い出さないと出ていかない模様(両方がアクティブプレイヤーでサブ垢でない場合。リアルで嫌われる元になるので注意が必要)