パルワールドの3D酔い対策とその設定方法について。長時間のプレイではちょっとした設定の差が大きく響いてきます。
パルワールドで3D酔いを防ぐ設定!モーションブラーやカメラ震動は無効がオススメ。視野角も調整して好みの視点を確保しよう
パルワールドを長時間プレイしていると3D酔いを起こしてしまう方もいると思いますが、ゲーム設定を見直すことで改善する場合があります。
3D酔いはゲームエンジンとの相性もあるため単純に三半規管の強い弱いだけでもない
色んな種類の3Dゲームをプレイしたことがあるゲーマーならば比較的3D酔いに対する耐性があるはずですが「あれ? 自分こんなに3D酔いしたっけ……」となったことがあるかもしれません。
ゲームの3D酔いは三半規管が強い弱いだけの単純な問題ではなく、様々な要因がありますが、その1つがゲームエンジンとの相性です。
パルワールドは「Unreal Engine 4」を用いて作成されているゲームなので、アンリアルエンジン系のゲームで3D酔いを起こす方はパルワールドでも酔ってしまうはずです。
ゲームエンジンとの相性はFPSプレイヤーなどでも存在するものなので、自分が弱いからと落ち込まないようにしないでくださいね。
パルワールドで3D酔い対策を考えてグラフィック設定をしよう!FOVやカメラ距離の比較
完全になくすことはできずとも、負荷を軽減させるだけで随分変わってきます。パルワールドを長時間快適に遊ぶために、できるだけ3D酔いを起こさないグラフィック設定をみていきましょう!
と開いて、次の項目を確認してください。
- モーションブラー
- FOV
- カメラ震動
- ライドカメラ距離
モーションブラー
モーションブラーはカメラを大きく振って動かしたときに顕著に現れますが、要するに残像感のことです。
ブレのような表現はアクションの多いゲームではよく用いられますし、臨場感がでるのですが、この残像感でぼやけた部分が視界に映ると、長時間のプレイでは3D酔いに響いてしまうことがあります。
攻撃モーションや戦闘演出は少しだけ淡泊になるかもしれませんが、そこまで大きく影響はしないのでまずこれはオフにしておくのがオススメです。
FOV(視野角)
FOVは視野角などとも表記されるもので、カメラで見える範囲や角度のことを指しています。
パルワールドではFOVを最低70から最高90まで調整することができ、デフォルト値は75に設定されています。
「FOVでどのくらい違うの?」と思いますよね。まずはこちらの比較画像をご覧ください。
これはまったくキャラクターを動かさず向きも変えず、単純にFOVの70と90を比較したものです。随分見え方に差があるのがわかりますよね!
具体的には遠くにある岩山が70の方だと近く見えたり樹木が見切れていたりするのに気づきます。簡単にいえばFOVが高い方が情報量が多いですね。
これが3D酔いにどう関係しているかというと、見える範囲がことなればカメラを動かしたときに流れる情報量に差が出てくるので当然3D酔いにも直結する要因となるのです。
このFOVはFPS/TPSプレイヤーの間でもよく議論になるところで、一概に低いから駄目とも高いから駄目ともいえないのですがもし標準のFOV75で3D酔いを起こしてしまう場合は、まずは70に設定して様子見してみましょう。
FOVは個人差があるので、逆にFOVを上げたらスッキリして酔いにくくなったというケースもありますから、上記で3D酔いが改善されない場合、今度はFOVを5ずつ上げていってみてください。
この場合後述のマウスやパッドの感度も考慮しましょう。
カメラ震動
カメラ震動の項目はデフォルトでONになっています。
これは敵やオブジェクトを殴ったり、または自分が攻撃を受けたりした際などに臨場感を出す演出としてカメラがガクっと揺れるというものです。
確かに演出的には良いのですが、パルワールドは採掘伐採に戦闘などのたびにカメラが震動すると、長時間プレイでは相当回数ガクガクする画面を見ることになるので、これはOFFにしておくのをオススメします。
ライドカメラ距離
ライドカメラ距離はパルにライドした状態のときのみ適用されるカメラ距離です。ゲームを進めていくとパルにライドしてマウントとして機能するようにもできますが、その際のカメラ距離の設定です。
ライドカメラ距離はデフォルト値で1に設定されていて、最低0.5から最高2まで設定幅があります。
上記の画像はライドカメラの最低値と最高値を比較したもので、キャラクター自体はまったく動かしていません。
ライドカメラ距離の数字が大きい程、キャラクターから離れていてより多くの範囲が見えますね。
パルにマウントした状態だと移動速度が上がったりするので、カメラの距離は割と重要な要素です。こちらもFOVと同様に少しずつ上げたり下げたりしてみてください。
見落としがちなマウス・パッドの感度設定。高すぎる感度は3D酔いの天敵なので注意しよう
3D酔い対策でグラフィック設定の項目をみてきましたが、見落としがちなのはマウスの感度やパッドの感度です。
感度が高い(ハイセンシ)と少ない操作量で視点を動かすことができますが、ガクガク動き過ぎると3D酔いにかなり直結してしまうことになります。
で確認してみてください。
感度が必要以上に高くなっている場合は少し下げてプレイしてみてください。前述したFOVを上げている場合は見える範囲が広くなっている分、マウス感度を落とさないと逆に3D酔いをしやすくなることもあるので注意です!
僅かな差でも長時間プレイしていると効いてくる。快適なパルワールドライフを送るために設定を見直そう
FOVや感度、カメラ距離などは僅かな差だと思うかもしれません。
ただ、パルワールドはプレイしてみてわかるように中毒性があり、思わず長時間プレイしてしまうこともあるので、そうなるとこの「僅かな差」がどんどん蓄積されて大きな差になってしまいます。
もちろん適度に休憩を挟んだりすることは必要ですが、その上でも3D酔いしにくい設定をして快適なパルワールドライフを送ってくださいね!
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