パッチ6.11実装の絶竜詩戦争の攻略記事です。Phase2のトールダンフェーズについて図解と一緒にギミックの本質をわかりやすく解説していきます。
絶竜詩戦争攻略!トールダンフェーズのギミック徹底解説。ボスや塔の出現規則性や動き方を図解で確認、仕組みを理解しよう
絶竜詩戦争・トールダンフェーズタイムライン
絶竜詩戦争・トールダンフェーズタイムライン | |
---|---|
時間 | 技名 |
0:12 | インビジブル・アスカロンメルシー |
0:15 | アスカロンマイト×3 |
0:28 | 蒼天の陣:雷槍 |
0:41 | 百雷 |
ヘヴィインパクト | |
スパイラルスラスト×3 | |
0:46 | インビジブル・アスカロンメルシー |
0:58 | ディメンションクラッシュ |
邪竜の魔炎 | |
ホーリーシールドバッシュorホーリーブレードダンス | |
コンヴィクション | |
1:09 | エンシェントクエイガ |
1:19 | ヘヴンリーヒール |
1:23 | アスカロンマイト×3 |
1:36 | 蒼天の陣:聖杖 |
1:50 | 竜の邪眼 |
1:54 | セイクリッドカット |
2:01 | マーカー付与 |
2:09 | 氷着弾 |
2:11 | コンヴィクション |
ホーリーコメット | |
2:22 | フェイスアンムーブ |
2:25 | コンヴィクション |
2:44 | アルティメットエンド |
2:55 | 大振り |
3:05 | 大振り |
エーテルバースト |
絶竜詩戦争・トールダンフェーズフィールドマーカー
フィールドマーカーについては厳密な位置に設置する必要があるため、別途個別記事として掲載しなおしました。以下の記事をご覧ください。
絶竜詩戦争・トールダンフェーズギミック解説
詠唱完了と共に、全プレイヤーに対して予兆なしの扇型範囲攻撃を実行します。
MTはボス正面に立ち、他全員はボス背面に集合。詠唱完了と共に時計回りに横へ移動することで扇範囲を全部まとめて回避することができます。
ヘイト1位に対しての非常に強力な扇範囲攻撃。
上記画像のように結構範囲が大きいので、しっかり北に向けて無敵技で処理した後、スイッチしましょう。
蒼天の陣:雷槍の処理
ここからはボスがターゲット不可になり、連続したギミック処理フェーズ(いわゆる運動会)となります。
以下では登場するギミック順に、各ギミックを解説していきます。
蒼天騎士団の4人登場し、そのうちの3人がフィールド外周8ヵ所のうち3ヵ所に出現します。この人たちの名前は覚えなくても問題ありません。
この3人は「スパイラルスラスト」という上記画像のように太い直線範囲攻撃を実行し、これに当たると吹き飛ばされて即死してしまいます。
フィールドマーカーをこのように置いているなら「A,C」「1,3」「B,D」「2,4」を結ぶ4ラインのうち、3つが潰れます。つまり、蒼天騎士団が居ないラインが安地となり、画像のような三角型(厳密には扇)の対象な安地が出来上がるのです。
例えばこのシーンでは「A,C」が安地だった場合です。
その安地のところで「百雷」という各プレイヤー対象の円範囲攻撃を重ならないように処理します。これは雷属性低下デバフが付与されるので、重なっている場合は即死となります。
三角型の安地の各頂点部分と、底辺の中点部分に位置しておけば、このように被ることなく処理できます。
「でもどうやって正確に散開すれば良いの?」と思うはずです。
このとき注目して欲しいのはフィールド外周にある手裏剣のようなマークと、メモリのように等間隔に配置されたマークです。
「ギミック処理に使ってください!」といわんばかりに正確に配置されているこのマークですが、雷槍の場合、手裏剣のある部分を0として考えると、その左右に5メモリ分の安地があることが分かりますね。
私たちの固定ではこの0のメモリ上にタンクとヒーラーを配置し、その両脇にDPSを配置して百雷処理をしていました。並び順は固定によって変えても構いませんが、場所によって後述するインパクト回避の際のタイミングが変わります。
最初に降ってきた蒼天騎士団4人のうち1人はフィールド上に配置され、そこを起点に1回ごとに広がるドーナツ型の攻撃範囲を発生させます。
この蒼天騎士はゲリックというのですが、厄介な奴なので名前を憶えておいても良いでしょう。
百雷の着弾と同時に、1発目のヘヴィインパクトが発生し、そこから2発、3発と徐々に広がりながらドーナツダメージエリアが生じていきます。
これに被弾すると大ダメージ+与ダメージ大幅低下デバフ+スタンでほぼ即死となります。
百雷を受けた場所によって何回目のインパクト発生地点に入るかは異なりますが、いずれの場合でも2回目、または3回目のインパクトが発生したら入ります。
ゲリックの降ってくる位置は固定ではなくランダムであるため、反対側にいるプレイヤーも必ず同じ回数で避けるとは限りません。MT組は3回目で入るのに、STは2回目で入るということはあります。
慣れないうちはヘヴィインパクトの発生範囲がどこまでくるのかという部分が分からず、被弾してしまうこともあると思いますが、そういうときは慌てずヘヴィインパクトの回数を数えましょう。
開幕に使ってきたものとまったく同じ攻撃ですが、ヘヴィインパクトを避けた直後に使ってくるので結構イヤラシイ。
ヘヴィインパクト3回目までに入っておかないといけない理由はこれがあるからです。トールダンを挟んで4:4でしっかり固まって、詠唱完了したら時計回りに避けましょう。
トールダンが外周のどこかにワープすると同時に、「ディメンションクラッシュ」という円形範囲が広がっていき、エリアが分断されます。
合わせて塔が6本出現しますので、持ち場についてギミックを処理し終わったらタンクを除く6人でこの塔を踏むという流れです。
トールダンがワープした先を北として見たとき、塔の配置とディメンションクラッシュの広がり方はこのようになります。丁度東西南北の4ヵ所に安地ができる仕組みですね。
この安地でそれぞれの担当ギミックを処理していくわけです。
「青玉(スカイワードリープ)」はタンク以外のランダム3名に付与されます。このマークが消えたときにいた地点に巨大な円形範囲攻撃が実行されます。
この青玉は、トールダンを北としてみたときに【東・西・南】で処理します。この円範囲はかなり広い範囲なので、単純に安地にいけばどこでも良いというわけではありません。
この図解とほぼ同じくらいの大きさであるため、例えば東西の青玉がもっと北に近い位置で受けた場合、タンクを巻き込んでしまいます。
青玉の人はしっかり外周に寄っておくのはもちろんですが、東西の人は1メモリ分ほど南側(トールダンから離れる)に寄せておくと、タンクを巻き込む恐れが無いので安心です。
「邪竜の魔炎」はトールダンからの距離がもっとも近いプレイヤーを対象とした円形の頭割り範囲攻撃となります。青玉以外の3人と、タンクの2人の5人で頭割りしてください。
フィールド上に2体出現している蒼天騎士団から、タンク以外の青玉が付かなかった3人へランダムに線が付与されます。
この線が付いた対象には「ホーリーシールドバッシュ+ホーリーブレードダンス」が実行されます。この線は横切ることで奪うことができますので、タンクがこれを取って上記画像のようにクロスさせて北の安地の両脇に持って行って処理しましょう。
この攻撃はコンボ技となっていて、最初にバッシュでスタンさせられた後にブレードダンスによって複数回強力な攻撃を食らうというものになっています。
実はこの線、見かけ上に変化はないのですが距離減衰となっていて、ギリギリまで伸ばさないとブレードダンスの回数が増えるというものになっています。そのため、もっとも距離を取れるのでクロスさせてタンクが両端で処理するわけです。
もしタンクが無敵でこれを処理するのであれば、クロスさせる必要もなくなり、その結果北に集合が遅れた人が出た際線を取られる心配もないので無敵を使うメリットもありますが、次のニーズフェーズでリキャが回らないというデメリットもあります。
このシーンでもっとも重要となるのが、いち早く「トールダンの位置」を確認することです。
トールダンの位置を確認するには「塔の配置(3つ並んでるところ)」を見たり、「トールダンを直接探す」など、色々な見方がありますが、背景色と馴染んでいて見辛かったり、塔の数を数え間違えたりすることがあります。
実はこのトールダンの位置、もっと早い段階で予測することができます。
この画像を見てください。
これは百雷が終わって、ヘヴィインパクトの2回目が着弾している時点のものですが、このとき蒼天騎士団の2人がフィールド上のいずれかに出現します。
この蒼天騎士団は線を出してくる担当のものですが、そのギミック特性上必ずトールダン出現位置の対面に出るようになっています。
つまり、上記画像のように三角形の位置関係となっていて、この2体が出現した時点でトールダンの出現位置は確定します。この画像なら2マーカー上に必ず出現するわけです。
ヘヴィインパクト処理中に誰かがトールダン位置をコールすれば、他全員のギミック処理が楽になります。ぜひ活用してみましょう!
青玉と線のギミック処理が終わったら、タンク以外の6名はもっとも近い塔を踏みます。
このとき、北側の3人はVCなどで「右」「左」「真ん中」などのコールをして行先を伝えると良いでしょう。VCが無い場合はマクロなどで代用できます。優先度を付けても良いですが、マーカーなどが付かないため判別が難しくなるのでコールした方が簡単です。
トールダンが中央に再出現。強力な全体攻撃を実行します。
各種軽減をしっかり入れて対応しましょう。
「ヘヴンリーヒール」はヘイト1位に対しての強力な攻撃で、斬耐性低下デバフが付与されます。
この直後に「アスカロンマイト×3」を使ってくるため、そのままでは絶対に耐えられません。
スイッチをするか、無敵を使って処理してください。
蒼天の陣:聖杖
まずフィールド上の内側に「ジャンルヌ」と「アデルフェル」が出現し、外側の北東/南東/南西/北西のいずれかに「ゼフィラン」が出現します。(この記事通りのマーカー配置なら数字マーカー上に出現)
ここからは一連のギミック処理が始まりますが、この蒼天騎士団の位置や向きが重要になってきます。
メンバーのうちランダムな2名に【1】と【2】の剣のマーカーが付きます。このマーク対象者に対して番号順にゼフィランが距離減衰型の頭割り攻撃を実行してきます。
そのため、ゼフィランの対角に1番マーカーを含む4人と、足元側に2番マーカーを含む4人で分かれてこのギミックを処理します。このようにゼフィランを基準とする処理方法を「ゼフィラン基準」などと呼んだりします。
4:4に分かれる際は、「MT/D1/D3/H1」のMT組と、「ST/D2/D4/H2」のST組に分かれると良いでしょう。
ここで察しの良い方は「ランダムにマーカーが選ばれるなら、片方のグループから2名選ばれたら5:3になっちゃうのでは?」と思うかもしれません。その通りです!
本来は必ず4:4になって分かれる方が良いのですが、バリアをしっかり貼っていれば5:3でも問題なく処理ができてしまいます。
何らかの理由でそれができない場合は、誰か調整役を作る必要が出てきますが、その際は瞬間移動系のスキルを持っているジョブが率先して行うと良いでしょう。
ゼフィランを基準として分かれた後、チェックすべきは「トールダン本体と竜の邪眼」です。この2つはランダムな配置(角度的には3パターン)で出現し、発動時に視界に入っていると恐慌状態となって操作不能になります。
目に対して必ず背中を向ける必要はなく、自分のキャラ正面方向に視線がなければ当たることはありませんので位置を確認してキャラクターの向きを調整しましょう。
「セイクリッドカット」教皇庁フェーズでやってきたような爆破する白玉をばらまきながら直線突進をしてくる攻撃技です。
この場面では中央にいた2体の蒼天騎士が行ってくるのですが、この際の避け方は外周を時計回りか反時計回りに移動するという単純なものになります。
ゼフィラン基準で分かれている場合は、単純に時計or反時計に2回に分けて移動するだけで避けることができます。以下で図を交えながら見ていきましょう。
まずは時計回り処理の場合。このとき、中央の2体の蒼天騎士の向きに着目してください。
A(北)を見ておき、右側の蒼天騎士が下を向き、左側の蒼天騎士が上を向いている場合は「時計回り」になります。
視線ギミックの処理が終わったら、時計回りに3メモリ程進んで一旦止まります。蒼天騎士の2回目の突進を見送ったら(進行方向のエフェクトが表示されて消えたら)もう一度3メモリ程進んで止まります。
実際はエフェクトがすごい勢いで表示されていくのでびっくりしますが、このように簡易的な図にしてみるとなぜ一方向に進むだけで処理できるのか理解できるのではないでしょうか。
こちらは反時計バージョンです。先ほどの逆ですね。
A(北)をチェックしておき、右側の蒼天騎士が上を向き、左側の蒼天騎士が下を向いている場合は「反時計回り」になります。
回る方向が違うだけで後は一緒。
視線ギミック処理が終わると同時に、3メモリ程進んで一旦止まってください。進行方向にある円範囲が表示され、消えたのを確認したらもう一度3メモリ程進んで止まります。
「右側が上を向いていて左側が……」と文字にすると見るところがいっぱいあるように思えますが、実際は難しく考えなくて大丈夫です。
もっと簡単に把握するために、先ほどの図をもう一度見てみてください。
蒼天騎士団の向いている方向の矢印は必ずそれぞれ反対側を見ています。この方向に自分たちも回転するのだと考えれば、瞬時に時計・反時計を見分けることができますから、外周に移動する前にこの向きをチェックしましょう!
フィールド外周に5本または6本の塔が出現し、フィールド内側に3本または2本の塔が出現します。塔の本数は合計で8本で、必ず(2+6)または(3+5)の組み合わせしかありません。
ギミックを処理してこの塔を踏まなければなりませんが、このときランダムな2名(DPS or タンクヒラ)に隕石マーカーが付与されます。
これは一定時間後にその対象に対して7回連続で隕石が降ってくるというもので、着弾した隕石は残り続け、隕石同士の距離が近いと爆発してワイプになるというギミックになっています。
まずこの塔の出現位置の特性について理解しておきましょう。
この図を見てください。オレンジ色の円が塔の出現位置の候補地となっています。この中からランダムで塔が配置されることになります。
このとき知っておきたい法則性は、
- 塔は「中2+外6」または「中3+外5」の2パターンしかない
- 90度ずつで東西南北に区切った場合、外側の踏破それぞれの方角に必ず「1本または2本」の塔しか出ない
この2つです。
塔の合計数については前述しましたが、上記図の×字に90度ずつに区切ったエリアを見てください。何だかピザのように見えてきますが、それはさておき着目して欲しいのは外側の塔です。
この90度ずつの範囲には必ず塔が1本または2本出現します。つまり、3本出たり、0本だったりすることは絶対にありません。
フレアのAoEと合わせて見てみると、察しの良い方はどのように散開すれば良いかもう解かったのではないでしょうか。
そうです。このように十字に2人ずつ配置することになります。
そして、東西南北でそれぞれの担当場所を見て、外側に2本あれば2人とも外側へ移動。外側に1本しかなければ、1人が外側へ、もう1人は内側の塔を踏むということができるのです。こうすることで全部の塔を見る必要がなくなって、だいぶ簡単になります。
このとき決めておく必要があるのは、塔を踏む優先度です。
塔を踏む優先度はこのように割り当ててください。それぞれ位置に立って東西南北の方向(外周)を見たとき、
- 真ん中
- 左
- 右
となっているのが分かるでしょうか。
そして優先順は【隕石マーカー】>【DPS】>【タンクヒラ】の順で外側の塔に割り当てます。こうすることで踏むべき塔が明確になるため、行先を確定できます。
隕石は時計回りに設置していくことになりますが、設置した隕石同士を近づけるとワイプになる都合上、隕石マーカーが付いた2名はそれぞれ対角に位置している必要があります。
そのため、隕石マーカーが付いたら対象者は北側(A側)と南側(C側)に分かれて、先ほどの優先度に従って塔を踏んでください。いわゆる隕石南北スタートとされているものです。
初期散開位置で既に南北にいる【MT/D3】【ST/D2】にメテオが付けばそのままの配置で構いませんが、もし上記のように東西にいる人が隕石マーカー対象になったらどうするかというと、同一ロール内の人で位置を交代します。
この場合ならDPSに隕石マーカーが付いていて、南は既に埋まっているのでD4がD3と交代して南北隕石スタートとなるように調整するわけです。
VCなどを使って「北側隕石無し」などと報告してあげれば入れ替えもしやすいので積極的にコールすると良いでしょう。
DPSまたはタンクヒラのどちらか4人に対して円形の頭割り攻撃が着弾。この着弾を合図に、外側の塔を踏む人と内側の塔を踏む人に分かれます。ロールを分けて2名ずつ配置していたのはこのためです。
これは2名で受けないと耐えられない他、着弾地点には氷の床が残ります。そして予め設置予兆のあった炎床も出現するので、これによって完全にフィールドの内外が分離されてしまいます。
炎床または氷床を踏んでしまうと超強力などDoTダメージを受け続けることになるので次の塔処理が困難になりますから、後からの位置調整などはできません。
外側に出た人は優先度に従って塔を踏みましょう。
内側に入った人は基本的に時計回りに塔を踏みますが、出方によっては移動距離が長くなるためVCなどで「近い方踏んで」などのやり取りをすると楽です。
隕石マーカー対象者へ向けて7回連続で隕石が降ってきます。隕石は設置する位置が近すぎると爆発して全員即死となってしまいます。着弾時のダメージは微々たるものなので気にしなくても構いません。
隕石マーカー対象者は南北からスタートし、基本的に半周回って設置していくことになります。移動し始めるタイミングは最初の塔処理が終わったらすぐに移動し始めてください。
隕石を設置している最中に、もう一度塔が8本外周に出現します。このときの塔の出現場所は決まっていて、8方向に綺麗に出ています。
中央にいる蒼天騎士のグリノーから「フェイスアンムーブ」による吹き飛ばしが実行されるので、中央にいる2~3名は担当する塔に向かって飛ばされて、外周の5~6名はアームズレングス/堅実魔を使用して、塔を踏んだまま待機するという処理の流れになります。
では誰がどこの塔に乗るのかという部分をみていきましょう。
塔はこの位置で8本出現し、各ジョブの割り当てはこのようになります。基本散開と一緒の並びですね。
隕石マーカーが付いた人は必ず北か南の塔を踏みます。これは最優先であり、隕石スタートがACからとなることに起因します。
「あれ? ではタンクはどうするの?」と疑問に思ったはずです。この際、タンクは調整役として空いている塔を踏むことになります。
例えば隕石マーカーが「ST」と「H1」に付いた場合で、H1が北からスタート、STが南からスタートしたとしましょう。そうすると半周回って、H1は南の塔を踏み、STは北の塔を踏むことになります。
この場合本来H1が踏むべきD側の塔が空くことになってしまいますので、その部分にMTが入ることで解決するというわけです。
タンクが調整と聞くと難しく感じるかもしれませんが、この前段階で十字に並んだ時、隕石マーカー担当と場所をチェンジしますから、その方角の塔を踏むのだと考えれば理にかなった動きであることが分かるでしょう。
VCなどがあれば、慣れないうちは隕石担当になった人は本来自分が踏むべき塔のマーカーをコールして「C空きます」のように伝えると、タンクが調整しやすいのでお勧めです。
さて、ここで隕石設置の話題に戻って少し詳細に説明していきます。
隕石は基本ACからスタートと解説しましたが、塔の配置がランダムである以上は、きついパターンというのも存在します。
まず上記のような場合。最初に決めてある優先度に従って隕石対象者が塔に乗ると、このような位置からスタートすることになります。
この場合、南側の人は移動できる距離が短くなっているのが分かるでしょうか。つまり北側の人が設置した1個目の隕石に追いついてしまうのです。
上記パターンなら理想的な回答としては北と南の両方の優先度をこの瞬間だけ入れ替えると対角設置ができるようになりますが、他にもパターンがありますし、何百回もやる序盤はできるだけ思考リソースを減らしたいわけです。
その場合は優先度は変更せずに、距離が短くなる方はこのようにジグザグに移動します。これで実際の移動距離を稼ぐことができるのです。
やり方のコツとしては円範囲の窪みに入り込むようにしていくことで、一度も止まることなく移動し続けて7個設置しても反対側の人の1個目に追いつくことはありません。
これはかなりの頻度で使うことになりますし、そこまで難しくないのでぜひできるようになっておきましょう。
もうひとつ。滅多に出現することはないのですがこのようなパターンも存在します。
仮にAかCにもう1本塔があれば「北側/南側交代」などとコールして、ジグザグか対角パターンにもっていけるのですが、このように南北に1本ずつしかない場合は変更もできません。
これはいわゆる隕石GGパターンと呼ばれているもので、かなりの確率でワイプになります。
非常に困難ですが、絶対に不可能というわけではなく、最低限の距離で設置していけば追いつくことなく処理することができます。
ただし、この場合は一定距離歩いたら止まって隕石位置を確定させたらまた一定距離を歩くというような動作をしないといけないのですが、慣れるまではかなり難しいと思います。
しかし、PTメンバー全員がこれをできるように練習するべきかというと微妙なところで、正直このパターンを引いたときはワイプになってしまっても仕方ないと思っておくのが良いでしょう。つまり詰みパターンとして諦めるということです。
実際のところ、このパターンはそうそう出てくるものではないということ、そしてここに到達するまで2分30秒程度ということを考えれば、この隕石設置に学習コストを割くくらいなら後ろのフェーズの予習なりにリソースを回す方が合理的であるからです。
そのため、隕石南北スタートは美しくはないかもしれませんがベターな解法として主流になっているのです。
塔処理が済んで蒼天の陣:聖杖ギミックが全て終わると、A(北)の位置にトールダンが出現し履行技「アルティメットエンド」を実行します。
非常に強力な全体攻撃で、軽減をしっかり入れていないと普通に死にします。
アルティメットエンドは演出が長く、ダメージ判定が入るのが遅いので軽減技を入れるタイミングに注意しましょう。床に刺さっている大剣(聖剣アスカロン)の柄を、トールダンが掴んだら入れるのがベストです。こうすると次のフェーズで必要な箇所に軽減が戻ってきます。
「大振り」はトールダンがランダムなプレイヤーの方向を向いて、詠唱した後に【左→右→後ろ】or【右→左→後ろ】の順で行う120度ほどの大きな扇範囲攻撃です。
詠唱開始を確認したらトールダンの背後に回って、最初に振った方に逃げて回避します。
当たるとノックバックされて外周死してしまうので、全員1ヵ所に集まってトールダンの向きを確定させましょう。
「エーテルバースト」は時間切れで詠唱が完了すると全員即死となります。
ただ、トールダンフェーズは普通に殴っていれば勝手に瀕死になるレベルでトールダンが柔らかいため、ここはむしろギリギリで倒せるように火力調整すべきところです。理想はエーテルバースト8割くらいで倒せるのが良いでしょう。
このフェーズ移行が早すぎると、必要なスキルのリキャストが次のニーズヘッグフェーズで戻ってこないので、できるだけ粘るのが良いです。
大振りの段階で残り1%~2%程度まで削って止めて、詠唱中に倒すようにしておくと安全です。
隕石GGパターン処理用の移動マクロ。移動が苦手な人でもマクロ連打で最小感覚で設置が可能になる
上記の隕石処理解説で言及した「隕石GGパターン」を引いたとき、キャラの移動処理に自信がある人であれば自力で設置していくこともできますが、タイミングがシビアで結構難しいものです。
そこで紹介しておきたいのが「隕石GGマクロ」です。
このマクロは1秒間移動して止まるというのが基本動作となっていて、マクロの途中中断を防ぐためにマクロロックを使っています。
微調整用に複数行の/echoを挟むことでフレーム単位での制御が可能で、画面のリフレッシュレートなどによって調整することができます。
これによって、マクロを押しやすいところに登録しておき、連打しながらカメラを進行方向へ調整していくだけで隕石を最小の間隔で設置することが可能になるという便利なマクロです。
環境によって/echoの行数を調整する必要があるのでそこが面倒ですが、保険として持っておくのが良いでしょう。
隕石GG移動マクロ
/mlock
/merror off
/automove on <wait.1>
/automove off
/echo
/echo
/echo
/echo
/echo
/echo
/echo
/echo
/echo
/echo
/echo
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