パッチ6.25で実装されたアナザーダンジョン「異聞シラディハ水道零式」の攻略解説記事です。道中雑魚との戦い方や気を付けるべき点について。
異聞シラディハ水道零式は雑魚が大幅強化!24分の時間制限があるため、ボス戦だけでなく雑魚を含めた攻略が重要になってくる
この記事では異聞シラディハ水道零式を攻略する上で注意すべきこと、具体的な動き方などについてまとめています。
異聞シラディハ水道の個別ボス攻略記事でも書いたとおり、異聞シラディハ水道零式ではボスギミックに変化があるわけではありません。
ただし、道中雑魚敵が超強化されていて攻撃技が不可視化していたり、即死技になっていたりします。
異聞シラディハ水道零式を攻略する上で、重要な点やノウハウなどを掲載していきます。
異聞シラディハ水道と異聞シラディハ水道零式の違い
「異聞シラディハ水道」と「異聞シラディハ水道零式」の大きな違いは以下の点です。
- ヴァリアントアクションが一切使用できない
- 自動マッチングの仕組みがないので必ず4人PTを組んだ状態でないとスタートできない
- 道中の雑魚敵の攻撃が不可視化していて、耐久力・攻撃力も大幅上昇している
- ワイプになると倒した敵が全復活するので誰か死んだら最初からやり直し
- 24分の時間制限があり、これを超えるとすべての敵が超強化されてやり直し
一番厄介なのは24分間という制限時間があるという点でしょう。
リスタート後最初の戦闘開始と共に時間経過がカウントされていき、そこから24分が経過するとこのように戦闘中だろうがお構いなしにすべてのモンスターに超強化バフが付与されて、あらゆる攻撃が即死化されてしまいます。
そのため24分以内にラスボスを倒しきる必要があります。
それとは別に、異聞シラディハ水道零式では道中の雑魚も全体的に強化されていて、異聞シラディハ水道では表示されていた攻撃予兆(AoE)なども一部表示されなくなり不可視化します。さらに攻撃が基本即死級のダメージに強化されているので、一瞬たりとも気が抜けません。
どちらかというとボスよりも道中雑魚の方が難しいと言っても良いでしょう。もちろん1人でも死んだら続行不可能なのでワイプになりますし、それまで倒した雑魚は再出現するのでイメージ的には絶コンテンツのような感じで24分間戦い続けることになります。
時間制限で焦らせつつも、雑魚も丁寧に処理しないと即死、息を抜く暇なくボス戦に突入というバランスが異聞シラディハ水道零式の難しさといえるでしょう。
異聞シラディハ水道零式に挑む前の準備
前提としてアイテムレベルは高い程良く、煉獄編零式で装備を取得して全体平均がIL630になっているのが望ましいです。
異聞シラディハ水道零式では雑魚だけでなくボスも少し耐久力が増えていたりと強化されていますが、ボス戦のギミック自体はノーマルとまったく同じものになっています。
そのため、異聞シラディハ水道のボスのギミックは全て正確に把握しておきましょう。もし不安なら零式をやる前にノーマルの異聞シラディハ水道で苦手なボスのギミックだけ何度もやりましょう。
特に必然的に練習回数が少なくなる3ボスは練習をやっておいた方が良いです。
異聞シラディハ水道零式の攻略手順。薬は全部で5回使えるので道中でも使っていく!雑魚の技は全て覚えて不可視範囲を回避しよう
では実際に具体的な動きと注意点をみていきます。
もちろんここに掲載されている戦い方は私の固定でのやり方でしたが、色々試してみて最終的に落ち着いた方法ですので、これから挑まれる方や挑戦中の方はぜひ一度試してみていただければと思います。
【異聞シラディハ水道零式攻略】スタート~1ボス「シルキー」まで
リスタートして動けるようになったらすぐに「アクアダクト・ベラドンナ」をタンクが釣って、スタート地点を出た場所で戦ってください。丁度柱の陰あたりが良いでしょう。
リスタート後すぐに戦闘を始める理由は、徘徊系雑魚の初期配置と行動を始めるまでの間猶予があり、毎回同じ動きができるため有利だからです。
120秒のシナジー系はこれの戦闘中に使うと良いでしょう。
異聞シラディハ水道雑魚「アクアダクト・ベラドンナ」攻撃技 | |
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アトロピンスボア | ドーナツ型即死範囲攻撃(不可視) |
デラシネーター | タンク単体強攻撃(不可視) |
侮蔑のまなざし | 視線系即死攻撃 |
アクアダクト・ベラドンナを倒したら、徘徊している「アクアダクト・カルク」は一旦無視して、フィールド東側にいる雑魚グループの方へ向かいましょう。
この徘徊雑魚はベラドンナを倒した辺りで丁度通り過ぎていくはずなので、特に感知されることもありません。
東へ向かったらここでまずこの雑魚グループで薬の1回目を使ってしまいしょう。
制限時間が24分なのでリキャ270秒の薬は全部で合計5回使用できます。道中雑魚にも使用すればそれだけ時間にも余裕が出てくるわけです。
異聞シラディハ水道雑魚「アクアダクト・ドライアド」攻撃技 | |
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アーボリアルストーム | 巨大円即死範囲攻撃(不可視) |
どんぐり爆弾 | ランダム対象の足元に即死円範囲攻撃 |
異聞シラディハ水道雑魚「アクアダクト・オドカン」攻撃技 | |
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木枯らし | 即死円範囲攻撃 |
東にいる雑魚グループの長の「アクアダクト・ドライアド」から攻撃します。攻撃は上記2種で、どちらから行ってくるかはランダムになっています。
特に「アーボリアルストーム」は敵を中心とした不可視の巨大な即死円範囲なので、大げさなくらい離れてください。
ちなみにこのとき離れた先の地点などに「アクアダクト・オドカン」が円範囲を行ってくることがあるので注意です。
ここは岩場が多く、カメラが引っかかりやすいので疲れているとうっかりオドカンのAoEを見逃してしまうことがあります。
ここでの戦闘は必ず雑魚グループを東の最奥部まで引っ張ってください。戦闘中に徘徊しているカルクに感知されてしまうからです。
ドライアドを倒したら残ったオドカン2匹を処理します。これは不可視範囲をしないので見て良ければ問題ありません。
オドカンを倒し終わったころには、ちょうど「アクアダクト・カルク」が背を向けている状態でしょうから、追いかけて戦闘状態に入ります。
ちなみにこのカルクのAAはかなり痛いのと、なぜか遠隔攻撃なのでご注意。
異聞シラディハ水道雑魚「アクアダクト・カルク」攻撃技 | |
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右方薙ぎ払い | 敵の向き基準で右半分即死範囲攻撃(不可視) |
左方薙ぎ払い | 敵の向き基準で左半分即死範囲攻撃(不可視) |
クリーヴアイヴィ | ランダム1名の方を向いて前方即死範囲攻撃(不可視) |
「右方薙ぎ払い」または「左方薙ぎ払い」はどちらかランダムで行うので、必ず詠唱バーをよく見て反対側の方向へ避けてください。
薙ぎ払いの後は必ず「クリーヴアイヴィ」を行います。これはランダムな1名の方を向いて行う前方扇範囲攻撃となっていますので、必ず背面に避けましょう。
異聞シラディハ水道雑魚「アクアダクト・ウドンゲ」攻撃技 | |
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ライトネクター | 敵の右側即死範囲攻撃(不可視) |
レフトネクター | 敵の左側即死範囲攻撃(不可視) |
フロントネクター | 敵の前側即死範囲攻撃(不可視) |
異聞シラディハ水道雑魚「アクアダクト・サプリア」攻撃技 | |
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ブラッディカレス | 即死前方扇範囲 |
最後に西の雑魚グループです。このグループは恐らく一番事故率が高いと思います。
まず戦うときのポジションですが、タンクはウドンゲを釣るのではなくて、ウドンゲのところまで行って東側を向けてください。飛び付きスキルを使うのがオススメです。
そうするとウドンゲと対峙した状態で、サプリアからは挟まれるようになると思います。この位置関係がベストです。
何故かというと、モンスター同士には接触判定があるためです。
ウドンゲは非常に大型であり、右・左・前方向に対して即死範囲を撃ってくるのですが、サプリアがウドンゲを押して位置がずれると処理が大変になるのです。
また、ウドンゲの即死範囲はレフトorライトについては片側半分ではなくて、実際は上記図のような200~220度の扇範囲になっており、後方がかなり傾いています。これはライトネクターを使った場合の例ですね。
そのため、ボス後ろに立って左右避けだけで避けようとすると被弾する可能性が高いです。できるだけウドンゲのサークル内に入って待機し、レフト・ライトは斜め前方に避けるイメージを持ちましょう。
ウドンゲの位置がずれないようにサプリアをウドンゲの前方に持ってきているのはこの攻撃に対応するためです。
さらに厄介なのはサプリアもほぼ同じタイミングで「ブラッディカレス」を行うということです。これらの雑魚敵は毎回同じタイミングではなく、微妙にランダム性があるのがイヤラシイ設計です。
開幕に120秒シナジーを使っていれば、恐らくウドンゲと戦闘開始になる前に戻ってきているはずなのでシナジーも使ってウドンゲを最速で倒してしまいましょう。
混戦状態でウドンゲの不可視範囲を何度も避けるのは現実的ではないので、火力を集中してまずウドンゲを葬ってから、残ったサプリアをゆっくり処理してください。
サプリアも倒しきれば、1ボス前の雑魚敵は掃討完了です。
雑魚敵が終わったら、そのままシナジー系リキャストを待つことなくすぐに1ボスのシルキーとの戦闘を開始してください。
この戦闘開始までの間で約3分30秒程度の経過時間であれば余裕があります。
ジョブによってはリキャ待ちしないとスキル回しが気持ち悪い感じになると思うのですが、3ボスのときに開始前リキャ待ちをして完全なバースト状態に持ち込むことが最重要となるので、1ボスと2ボスに関しては即開始して時間的猶予を稼ぎたいというわけです。
こうした雑魚処理込みのスキル回しなども含めての難しさが水道零式の特徴ともいえます。
異聞シラディハ水道零式をこれから挑戦するという場合は、最初にこのウドンゲグループの練習からした方が良いでしょう。スタートしてベラドンナとカルクを倒して西へ向かいここのグループを先にやるわけです。
恐らく慣れないうちは不可視範囲に焼かれることが多いはずですから、練習だけなら時間短縮のためにも先にこちらをやった方がオススメです。
PTメンバー全員動き方に慣れたら、この記事どおりのやり方で進めてみてください。
【異聞シラディハ水道零式攻略】シルキー後~2ボス「シラディハ・グラディアトル」まで
1ボス「シルキー」を倒したら、出現した「魔力の奔流」にすぐにアクセスして移動してください。
「魔力の奔流」が出現した時点で次のエリア生成と徘徊雑魚の出現が終わっているため、ここで時間を消費すると徘徊パターンを固定化するのが難しくなります。
2ボス前の雑魚は徘徊ルートとタイミングが重要であり、間違うと容易に死んでしまうためタイミング合わせは重要です。
初期の頃は「奔流に入った時点で生成される」とする見方もあったようですが、入る前にリキャ待ちを行ってから移動した際明らかに徘徊雑魚の位置がずれていたため、シルキーを倒して「魔力の奔流が出現した時点」が正しいと思われます。
最速で魔力の奔流に入ると、このような雑魚配置で始まると思います。
水道零式の雑魚はAAも非常に強力で、タンク以外が感知されるとほぼ即死レベルでもあるため、絶対にタンクより先に降りないでください。
向かって左側にいる「シラディハ・デュラハン」から倒していきますので、タンクは降りたらこのシラディハ・デュラハンの敵視を取り、南東の角まで引っ張りましょう。
これは「デュラハン」と「イビルアーマー」の徘徊進路図です。進路が中間で被っていますが、それぞれの徘徊ルートが東西に偏っているのがわかるでしょうか。
南東にデュラハンを引っ張ってそこで戦った場合、同じルートのイビルアーマー以外には感知されないことになります。この特性を利用して戦っていきます。
異聞シラディハ水道雑魚「シラディハ・デュラハン」攻撃技 | |
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インファーナルペイン | 強力な全体攻撃+30秒の強力なDoT |
ブライテッドグルーム | 敵中心の大型即死円範囲攻撃(不可視) |
キングスウィル | 攻撃力がアップする強力なバフ |
「インファーナルペイン」は戦闘開始と共に最初に使ってくる強力な全体攻撃です。ダメージに加えて、30秒の超強力なペインデバフが全員に付与されます。
このDoTは3秒ごとに15,000前後のダメージを食らうので、ヒーラーは回復に専念しましょう。
「ブライテッドグルーム」は敵を中心とした即死の円範囲攻撃です。予兆AoEは表示されないので、詠唱が見えたら大げさなくらいに離れましょう。
ただ避けるだけではあるのですが、前述のDoTの件もあって特にヒーラーはPT欄に目をやっている間に逃げ遅れたりする場合がありますので注意が必要です。
「キングスウィル」はデュラハンが自身にかける強化バフで、攻撃力が増加します。強化バフは12秒持続するので、この間に実行するAAも全て強化されます。
時間をかけてしまうと徘徊パターンも変わってしまう他、インファーナルペインをもう一度撃ってきますのでこのデュラハンは120秒バフも含めて、速攻で倒してしまいしょう。
デュラハンの攻撃順は、
- インファーナルペイン
- ブライテッドグルーム
- キングスウィル
必ずこの順番で実行されますので、この点は覚えておきましょう。
南東でデュラハンを倒し終わったら、ちょうど東側ルートの「アクアダクト・イビルアーマー」が角を曲がってこちらに来ているはずです。このイビルアーマーは釣って移動させ、デュラハンと同じく南東角で戦いましょう。
南東側で戦えば、西側ルートを徘徊しているデュラハンとイビルアーマーには絶対に感知されません。
異聞シラディハ水道雑魚「アクアダクト・イビルアーマー」攻撃技 | |
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ヘリッシュネビュラ | 全員のHPが強制的に1になる |
インファーナルウェイト | 強力な全体攻撃+ヘヴィデバフ付与 |
ドミニオンスラッシュ | ランダム1名の方を向いて前方即死扇範囲攻撃(不可視) |
「ヘリッシュネビュラ」は全員のHPを強制的に1にする攻撃技です。
先ほどペインデバフ残り秒数が一桁になってからといったのは、この攻撃で1になった瞬間にペインDoTのダメージ判定が入ると即死するからです。
「インファーナルウェイト」は強力な全体攻撃に加えて、移動速度が鈍化するヘヴィデバフを付与してきます。
続けて「ドミニオンスラッシュ」でランダム1名の方向を向いて不可視の即死扇範囲を撃ってきます。厳密には表示された時点では避けるのが不可能な即死攻撃ですね。
対処法はドミニオンスラッシュ詠唱前に敵の直下に立っておき、詠唱を始めたらその向きから離れるという動きになります。
アクアダクト・イビルアーマーは必ず、
- ヘリッシュネビュラ
- インファーナルウェイト
- ドミニオンスラッシュ
の順で攻撃を行いますので、インファーナルウェイトで離れて、終わったら近づくという動作パターンを徹底すると良いでしょう。
毎回ランダムな方を向けてしまうと避けるのも面倒なので、インファーナルウェイトが終わったらタンクは敵を壁に向けてターゲットサークルの内側に立ち、他の3名も同じ位置に立つと良いでしょう。
そうするとイビルアーマーは絶対にその方向にしかドミニオンスラッシュを撃ちませんので、向きを確定させることができます。
イビルアーマーを倒したら、今度は東側ルートのデュラハンを釣りましょう。
徘徊タイミング的に丁度イビルアーマーを倒したあたりで角を曲がろうとするデュラハンがくるはずです。
もちろん戦うのはこの南東のポジションです。
このデュラハンと戦う時点で、恐らくリミットブレイクゲージが溜まっているはずです。
最初のデュラハンで120秒のシナジーを使った場合、この時点でまだ戻ってきていません。
前述のとおりデュラハンのペインが付いた状態ではイビルアーマーとの戦闘は困難です。しかし時間制限もありますから、DoTが切れるまで待つということは極力したくありません。
そのため、デュラハンに2回目のインファーナルペインを撃たせないようにここで近接LB1を使って一気に削り、デュラハンをできるだけ早く倒してしまいましょう。
デュラハンを倒したら、西側ルートを徘徊している最後のイビルアーマーが姿を見せているはずなので、それと戦います。
このとき、120秒のシナジーも戻ってきていると思いますが、このイビルアーマーでは使わずに温存し、2ボスで開幕に使いましょう。
これですべての雑魚を倒すことができました。
イビルアーマーで我慢した分、大抵のリキャは戻ってきているはずなので、イビルアーマーを倒したらすぐに2ボスとの戦闘を開始してください。
この2ボスとの戦闘開始時点までで全体の経過時間が約11分50秒程度であれば余裕があります。
【異聞シラディハ水道零式攻略】3ボス戦前の注意点
2ボスを倒し終わって3ボスに突入した時点で、17分程度が経過しているかと思います。
3ボス自体のタイムラインの時間切れまでは5分30秒程度なので、異聞シラディハ水道零式全体の時間制限である24分からすると少し余裕があります。
雑魚戦で少し手こずっても、3ボス戦闘前に1分程度リキャ待ちできる時間はあるはずなので、ここでしっかりシナジーのリキャストを待ってから3ボスとの戦闘を開始するようにしましょう。
薬もリキャが返ってきているはずなので、3ボスで2回使うことができます。これがラストとなりますので、ギミックはもちろんのこと火力をしっかり出して倒しましょう!
【異聞シラディハ水道零式攻略】各区間突破タイムの目安
私の固定のジョブ構成は【ガンブレ/占星術師/忍者/召喚士】の構成でした。構成内容によって差も出てくると思いますが、トータル時間が24分間と制限されていることもあり、クリアタイムの指標もあった方が便利かと思います。
この構成にて各区間を突破したタイムを掲載しておきます。特段詰めた動きをしているわけではないので「このくらい出ていれば間に合うのか」といった感じの参考にお使いください。
異聞シラディハ水道零式:区間タイム | |
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戦闘開始 | 0秒 |
雑魚討滅&1ボス戦闘スタート | 3分30秒 |
1ボス討滅 | 8分40秒 |
雑魚討滅&2ボス戦闘スタート | 11分50秒 |
2ボス討滅 | 17分03秒 |
3ボス討滅(クリア) | 23分29秒(※最後DPS1名死亡) |
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