パッチ6.25で実装されたアナザーダンジョン「異聞シラディハ水道」の攻略解説記事です。2ボス「シラディハ・グラディアトル」のギミックや処理方法を図解で解説します。
異聞シラディハ水道2ボス「シラディハ・グラディアトル」攻略。チャージエフェクトで安地を見分ける!デバフの順序をよく確認
この記事では異聞シラディハ水道の2ボス「シラディハ・グラディアトル」戦でボスが使ってくるギミックやその処理方法について解説していきます。ボスのギミック自体は異聞ノーマルでも零式でも変わりありません。
2ボスは全ボス中もっとも耐久値が高く、零式の場合削りが遅いと時間切れになってしまうことがありますので、ギミック失敗による与ダメ低下デバフを受けないようにギミックの仕組みをよく理解しておきましょう。
異聞シラディハ水道2ボス「シラディハ・グラディアトル」戦のフィールドマーカー
異聞シラディハ水道2ボス「シラディハ・グラディアトル」戦のフィールドマーカーは、上記画像のようにフィールドの模様を目安として南側に1と2、北側に3と4を設置しましょう。(数字マーカーでなくても構いませんが、数字マーカーだと四角形なので設置がしやすいのでオススメです)
マーカーは床にあるこの模様の部分に数字マーカーの辺が接するように設置してください。2ボスに関しては多少ズレても構いません。
異聞シラディハ水道2ボス「シラディハ・グラディアトル」戦タイムライン
異聞シラディハ水道2ボス「シラディハ・グラディアトル」戦タイムライン | |
---|---|
時間 | 技名 |
闘人の波動 | |
亡念幻身 | |
亡念幻身 | |
闘人砲 | |
闘人の斬撃 | |
呪怨の咆哮 | |
大剛の旋撃 | |
闘人の波動 | |
呪像起動 | |
亡念励起 | |
座下隆起 | |
闘人の波動 | |
呪怨呪像 | |
呪像起動 | |
亡念励起 | |
座下隆起 | |
闘人の波動 | |
呪怨の連撃 | |
亡国の霊塔 | |
闘人の波動 | |
亡念幻身 | |
亡念幻身 | |
闘人砲 | |
闘人の波動 | |
闘人の波動(時間切れ) |
異聞シラディハ水道2ボス「シラディハ・グラディアトル」戦ギミック解説
1ボスのときのようにペインデバフなどの追加効果はありませんが、強力な全体攻撃です。
基本的に軽減技はこの攻撃に合わせて組みましょう。
「亡念幻身(ぼうねんげんしん)」はボスの分身が2体出現してそこから対角に突進した後、前方180度に攻撃を行ってから、さらに後方180度にも攻撃を行います。
2体同時にその攻撃を行ってくるので、90度の扇型の安地が出来上がることがまずイメージできるでしょうか。
1回目の攻撃を安地で避けたら、今度は後方に撃ってくるので対面が2回目の安地になるというわけです。
このとき突進していく方向は上記画像のようにエフェクトが表示されるのですが、どの程度突進するかというのが問題です。
というのも突進後に前後に180度攻撃をする都合上、先ほど言ったような90度の安地の場所が突進具合によって変わるということです。
上記画像を見てください。これはボス分身の進むラインです。分かりやすいように脇に数字を添えておきましたが、3つのメモリが表示されているのが分かるでしょうか。
これがボス分身の突進で止まる位置の候補です。
「ではどこでそれを判別するの?」となりますよね。
そこでもう一度この画像を見てください。ボス分身は全部で3回チャージするタイミングがあるのですが、この画像のようにオレンジ色に光るエフェクトが出た場合、その時点でチャージが完了します。
そして、分身の突進はチャージが完了した時点に対応したメモリまでしか突進しません。
考え方として、3回タイミングがあるうち3回目でオレンジ色になったら一番長くチャージしているので一番遠くのメモリまで突進できる。1回目でオレンジ色になったらチャージ量が少ないので1つ目のメモリまでしか突進できない、というようなイメージで考えると理解できると思います。
では実際の避ける手順はどうするかというと、シンプルにチャージが完了したメモリに立ってしまうのが簡単でしょう。
例えば、上記画像は1回目で向かって左側の分身がチャージ完了しましたので、2番マーカー方向へ突進する分身は1つ目のメモリで止まることになります。
その時点でまず1メモリのところに立ちましょう。あとはもう片方の分身を見て2回目にチャージ完了したら2メモリの場所へ、そうでなければ3メモリの場所へというようにメモリに沿って移動していくことで安地がどこに出来上がるかが分かります。
この場合なら左側の分身が3回目チャージだったので、安地はこのようになりますね。
「闘人砲(とうじんほう)」はヒーラーを対象とした直線頭割り攻撃です。
これも1ボスと同様に対象者が最後尾にいないと対象者が死んでしまうので、必ずタンクを先頭にして【T>D>H】で並びましょう。
ペインなどの追加DoTなどはありませんが、非常に強力ですので回復が足りていないと普通に落としてしまうことになりますので注意です。
「闘人の斬撃」はヘイト1位に対しての単体強攻撃です。
予備動作も長めなのでそこまで脅威ではありませんが、しっかりバフを炊きましょう。
「大剛の旋撃(たいごうのせんげき)」は上記画像のように3つのリングが出現し、亡念幻身のときと同様にチャージが完了した時点のリング範囲が即死エリアになり、その後反転したエリアにもう1度攻撃がきます。
そのため、仮に2回目にチャージ完了エフェクトが表示されたら、画像の2の位置(2つ目リングの外)に立って、攻撃を見送ったら中に入るという動作になります。
これだけだと簡単に思えますが、このとき「呪怨の咆哮(じゅおんのほうこう)」という攻撃によって3種類のデバフが付与されています。デバフアイコンと効果は次のとおり。
アイコン | デバフの効果 |
---|---|
呪怨の残響
|
|
重怨の残響
|
|
連呪の残響
|
全員に円範囲が付与され、その上でランダム1名に頭割り、1名に設置型円範囲が行われるということです。
デバフには発動まで13秒と16秒のものがありますが、これは単純に【頭割りと連呪】→【散開】となるか【散開】→【頭割りと連呪】となるかの違いです。
具体的な対処法を見ていきましょう。ここでは【頭割りと連呪】→【散開】となるパターンで解説します。
いずれの場合も連呪が北、重怨とその他の3名が南というように位置を分けます。今回は2回目でチャージが完了したと仮定するので、2つ目のリングの外に待機します。
先に頭割りと連呪が発動しますが、この時点で無職2名は頭割り対象の両脇に立っておきましょう。これは次の散開方向を明確に示すためです。
頭割りと連呪対象者はそのまま安地へまっすぐに入ります。無職だった2名は予め立っておいた方の方角に移動し、その位置で散開して全員の円範囲着弾を受けましょう。
下手にジョブで固定するよりは立っている方向へ移動するという風にした方が視覚的にわかりやすいでしょう。パンデモニウム煉獄編4層後半の生物バフ対象者が分体を誘導する時と同じイメージですね。
先に散開円範囲からくる場合はこれよりも簡単です。南北にタンクヒラ、東西にDPSを配置しておいて散開円範囲が着弾したら頭割りと無職2名がボス背面または直下へ移動、連呪は安地に入った後連呪が着弾したらそこから離れましょう。
「呪像起動(じゅぞうきどう)」によって上記画像のような金色と銀色の顔の像が出現し、前後どちらかに向けて直線範囲を撃ってきます。
まずはこの攻撃を避けるための安地に向かいます。光の玉が出ている方に攻撃が出るので、それがどちらも向いていない場所が安地です。
続いて「亡念励起(ぼうねんれいき)」によってフィールド外周に球が出現し、格子状に直線範囲攻撃の予兆がでます。
格子状の攻撃は全部を覆いますが、予兆は出た順に実行されるので、床が潰れていないところに移動してから、1回目の格子が消えたら安地へ移動して回避しましょう。
ただし、同時に「座下隆起(ざかりゅうき)」によって全員の頭上にマーカーが付与されて、マーカーが消えると同時に地面が隆起して円範囲攻撃が行われます。
つまり格子攻撃を避ける先が被ってはいけないということですね。もし1回目のときに同じ安地にいたとしたら、次の攻撃を避ける先は立っている方向に近い方へ避けるなどして被らないようにしましょう。
これも先ほどと同様のギミックがくるのですが、その前に「呪怨呪像(じゅおんじゅぞう)」がある点が違います。
「呪怨呪像」によって、
「黄金の呪い」か「白銀の呪い」、あるいはその両方のデバフが全員に付与されます。このデバフのいずれかが残った状態でカウント0を迎えてしまうと強制的に即死となります。
このデバフをどうやって消すかというと「呪像起動」によって呼び出される像のビームを受けることによって消すことができます。つまり処理1回目では全部避けていましたが、ここの処理ではデバフを消すためにあえて被弾するわけですね。
各デバフは、
- 「黄金の呪い」は「銀色のビーム」
- 「白銀の呪い」は「金色のビーム」
このように反対の色のビームを受けることで相殺することができます。
金と銀のデバフが1つずつなら、金と銀のビームを1本ずつ受けますが、金か銀のデバフスタックが2なら反対色のビームを2つ受けられる場所に移動してください。
適性なビームを受けられる場所にいれば、像からの攻撃は全て相殺されてDODGEになると同時に、デバフも消滅します。
この後は格子と隆起を避けて処理完了です。
デバフはの組み合わせは必ず、
- 【金2】×1
- 【銀2】×1
- 【金1銀1】×2
この組み合わせで付与されますのでその点も知っておきましょう。
「呪怨の連撃」はタンクヒラ組とDPS組が鎖で結ばれて、デバフも付与された後、AoEや塔が出現する連続ギミックになっています。
この鎖はレイドでお馴染みのもので、結ばれた地点から一定距離を離さないと切ることができず、切れないまま時間経過するとダメージと与ダメージ低下デバフが付与されてしまいます。
そのため、まずボス直下に集まってから中央にAoEが出たら北方向にタンクとD1、南方向にヒーラーとD2が移動し、AoEが最後に出る方向へ避けます。
この時点で双方のペア同士の距離がもっとも遠くなるので鎖を切ることができます。
さてこのときどのようなデバフが付いているのかというと、
このようになっています。
「ファーストターゲット」と「セカンドターゲット」は単純にどちらから「呪怨の大残響」が発動するかということ示しています。
この後塔が東西または南北2本ずつ出現してくるのでそれを処理する必要がありますが「呪怨の大残響」は広範囲な被魔法ダメージ増加デバフ付きの円形範囲攻撃を発生させてしまう他、この後出る塔処理と同じタイミングで発動してしまうので、呪怨の大残響の発動が遅い方が最初に塔を踏むという流れになります。
先ほどの例だと、DPSがセカンドターゲットだったため、最初に塔を踏みます。
この際、ファーストターゲットの2名は呪怨の大残響が発動するため、塔を踏む2名に被せないようにフィールド端まで移動して発動させましょう。
続いて南北にも2本の塔が出現します。
この塔はファーストターゲットの2名が乗って処理する必要があるので、最初に塔処理をした2名はそのままフィールド外周へ移動して大残響を捨てましょう。
これで全部の塔処理とデバフ処理が完了しました。
塔が出る位置はフィールド中心の東西南北で固定ですが、東西・南北のどちらから出てくるかはランダムになります。
また、ファーストターゲット、セカンドターゲットが誰に付くかもランダムになります。もしD2とヒーラーが共にセカンドだったとしたらどちらかが反対側の塔を踏まないといけません。
そのため、次のようなルールで処理すると良いでしょう。
- タンクは必ず北・東の塔処理
- ヒーラーは必ず南・西の塔処理
- D1は北・東の塔処理、ただしタンクと同じ番号(ターゲット)だったら南・西の塔処理
- D2は南・西の塔処理、ただしヒーラーと同じ番号(ターゲット)だったら北・東の塔処理
タンクとヒーラーは踏む塔を固定しておいて、DPSがタンクヒラと被っていた場合は反対側の塔処理をするというわけです。
優先順位的に、
このようになるということですね。
ここまでで2ボスギミックの種類は全てとなります。
以降は一度やったものの繰り返しとなり、ほどなくして時間切れとなります。
2ボスは零式になると全ボス中でもかなり耐久値が高いので、ギミック失敗をして与ダメージ低下が付かないように仕組みをしっかり理解することが重要です。
異聞シラディハ水道2ボス「シラディハ・グラディアトル」戦マクロ
以下は異聞シラディハ水道2ボス用のマクロです。本記事の解説内容を含めたものになっています。
コピペしてすぐに使えますが、PTや固定に合わせて散開場所や優先順位などを変えたり、自由に改変していただいても構いません。
異聞シラディハ水道2ボス「シラディハ・グラディアトル」用のマクロ
/p ■闘人砲 T > D > Hの順
/p ■呪怨の咆哮
/p ・重怨 南 ・連呪 北
/p ・無職 南(頭割りの両隣)
/p ■呪像 北:近接優先 南:遠隔優先
/p 待機安地が被ったらボスを見て(←遠隔[H>D] [D>T]近接→)
/p ■鎖 北側:T,D1 南側:H,D2
/p 移動順:中央→北/南に散開後安地の方へ行って鎖を切る
/p ■塔 十字散開でセカンドが最初の塔、ファーストは外周で円範囲捨て
/p 塔優先順:【北東】 T > D1 > D2 > H 【南西】
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