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【PS4】PSVR新型の違いを比較。CUH-ZVR2はHDR映像パススルー対応、ケーブルも1本になり5千円安い

2017年10月14日に発売となるPSVRの新型「CUH-ZVR2」は現行版と比べて何が違うのかみてみます。

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PSVR新型「CUH-ZVR2」はプロセッサーユニットとのケーブルが1本!パススルー対応で取り外さなくてもOKになった

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引用元:playstation.com

ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアはPS4用のVRマウントディスプレイである「PlayStation VR」の最新モデルである「CUH-ZVR2」を日本国内に向けて2017年10月14日に発売すると発表しました。

現行品である「CUH-ZVR1」との違いについて、新型との比較をしてみましょう。

新型PSVRと現行PSVRの諸元表比較。VRヘッドセットとプロセッサーユニットが軽量化された

CUH-ZVR1 CUH-ZVR2
型番 CUH-ZVR1シリーズ CUH-ZVR2シリーズ
外形寸法 VRヘッドセット:約187 × 185 × 277 mm(幅×高さ×奥行き、最大突起部除く、ヘッドバンド長さ最短)

プロセッサーユニット:約143 × 36 × 143 mm(幅×高さ×奥行き、最大突起部除く)

VRヘッドセット:約187 × 185 × 277 mm(幅×高さ×奥行き、最大突起部除く、ヘッドバンド長さ最短)

プロセッサーユニット:約150 x 39 × 114 mm(幅×高さ×奥行き、最大突起部除く)

質量 VRヘッドセット:約610 g(ケーブル含まず)
プロセッサーユニット:約365g
VRヘッドセット:約600 g (ケーブル含まず)
プロセッサーユニット:約300g
ディスプレイ方式 OLED OLED
ディスプレイサイズ 5.7インチ 5.7インチ
ディスプレイ解像度 1920×RGB×1080(左右の目それぞれに960×RGB×1080の映像を表示) 1920×RGB×1080 (左右の目それぞれに960×RGB×1080の映像を表示)
リフレッシュレート 120Hz、90Hz 120Hz、90Hz
視野角 約100度 約100度
搭載センサー 6軸検出システム (3軸ジャイロ・3軸加速度) 6軸検出システム (3軸ジャイロ・3軸加速度)
接続端子 VRヘッドセット:HDMI端子、AUX端子、ステレオヘッドフォン端子
プロセッサーユニット:HDMI TV端子、HDMI PS4端子、USB端子、HDMI端子、AUX端子
VRヘッドセット:HDMI端子、AUX端子、ステレオヘッドホン端子
プロセッサーユニット:HDMI TV端子、HDMI PS4端子、USB端子、HDMI出力端子、AUX端子
プロセッサーユニット機能 3Dオーディオプロセッシング、ソーシャルスクリーン(ミラーリングモード/セパレートモード)、シネマティックモード 3Dオーディオプロセッシング、ソーシャルスクリーン(ミラーリングモード/セパレートモード)、シネマティックモード

データ参照元:Playstation.com(CUH-ZVR1,CUH-ZVR2)

まずは新型PSVRと現行品のPSVRの諸元表比較です。

基本的なデバイスとしてのスペックには変化はなく、リフレッシュレートや画面解像度などの部分は一緒です。

明確に違いが出ている部分はサイズと重量でしょうか。

VRヘッドセット本体の重量が、従来の物は約610gとなっていたものが新型PSVRでは600gに!また、プロセッサーユニットも65g軽くなっていますね。これに伴ってプロセッサーユニットのサイズが変更になっています。

新型PSVRはケーブルが1本にまとめられており、煩わしさがない

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引用元:playstation.com

スペックシートだけではいまいち改良点が分かりにくいかもしれません。今回の新型PSVRには結構大きな変更点があります。

その1つは、PSVRヘッドセット後部にステレオヘッドホン端子が配置されている点です。

上記画像を見ていただくとわかりますが、今まではプロセッサーユニットから伸びるケーブルの途中にヘッドホン端子があったため、ヘッドセット周辺のケーブルが絡みやすいなどの不満が多かったようです。

新型PSVRではヘッドセット部分に端子を有しているため、プロセッサーユニットからヘッドセットへと伸びるケーブルが1本に集約されて、取り回しがとても良くなりました

プロセッサーユニットがHDR映像のパススルーに対応。VRヘッドセットの電源オフ時、テレビで楽しみたいときもいちいち取り外さなくて良くなった

そしてこれが新型PSVRの一番大きな変更点といえるでしょう。「プロセッサーユニットがHDR映像のパススルー機能対応になった」という点です。

VRヘッドセットの電源がオフでPS4®をTVモニター上でお楽しみになりたい際も、HDR映像データのパススルー対応によりPS4®とTVモニターの間に接続されているプロセッサーユニットを取り外すことなく、お楽しみいただけます。

引用元:playstation.com

公式にもこのように書かれていますが、これがいったいどういうことなのかみてみましょう。

まずPSVRの配線について説明すると、PS4からHDMI・USBケーブルをプロセッサーユニットへ接続、そしてプロセッサーユニットからHDMIケーブルをテレビに接続するという形になります。先ほどの画像でいう1番の部分ですね。

もしPSVRで遊んでいて、ちょっと3D酔いしたとか疲れたとかいう状態になったとしてPSVRの電源を切って普通にテレビで遊びたいと思ったときに問題が生じます

従来のPSVRでもHDR無しであれば、PSVR電源オフ状態でプロセッサーユニットを介した状態であってもテレビに映像を出力できました。

ただし、4KやHDR対応のゲームを遊びたいと思った場合は、中継するプロセッサーユニット自体がHDR映像のパススルーができないため、テレビに映像を映すことができません。

でもせっかくHDR対応のテレビをもっているならば、HDR対応ゲーム映像をテレビ画面に映し出したいと思いますよね。

その際は、わざわざPS4から出ているHDMIケーブルをプロセッサーユニットから外して、それをテレビ画面に接続しなおすという非常に面倒くさい作業をしなければなりませんでした。いちいちこの付け替え作業をするのは実用上でみてどうなんだ?となるわけです。

今まではこれを回避するために、セレクターなどを用いて出来るだけスマートに切り替えられるようにユーザー側が工夫しなければなりませんでした。もちろんそれには追加で費用がかかる上に、配線も複雑になりがちで金銭・手間的にも負担が大きいものでした。

ここまでくればもう新型PSVRの改良点が把握できたのではないでしょうか。

そうです、新型PSVRはHDR映像パススルー機能が追加されましたので、もしVRヘッドセットの電源を入れていない状態でも、面倒なケーブルの付け替え無しにHDRの迫力ある映像をテレビでそのまま楽しむことができるのです!

今までこの点で悩まされていたユーザーにとってみればとても嬉しい改良といえるでしょう。

新型PSVRはカメラ同梱版が5,000円も値下げされて安い!新規に買う人には最高のタイミングか

なんとPSVRの新型は機能強化でユーザビリティが改良された上に値段まで安いのです。

PSVRに必要な機材については以前こちらの記事でも書きましたが、

【PS4】PSVRで必要なもの。PlayStation Cameraが必須!モーションコントローラーはなくても良い
10月13日の発売までもう少しとなったPlayStation VR(PSVR)ですが、PS4とPSVR本体だけでは遊ぶことができません。PlayStation Cameraが必須です!

これから初めてPSVRを購入するのであれば、外付けカメラユニットの「PlayStation Camera」などを全部まとめた同梱版を買うのが一番です。

新型PSVR「CUH-ZVR2シリーズ」の販売にあわせて、2017年10月14日から新型PSVRの同梱版も発売となります。

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この同梱版「CUHJ-16003」の希望小売価格がなんと44,980円(税別)!従来の同梱版の税別価格が49,980円だったので、なんと新型PSVRは5千円も値下げされたことになります。

国内販売取扱店舗も増やしたとのことなので、今から新規にPSVRを欲しいと思っている方にとっては購入タイミングとして最高の時期なのではないでしょうか。

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