World of Tanksというオンラインゲームをご存知でしょうか。
ベラルーシ製のMOTPS戦車ゲームです。
海外のゲームですが、いつの間にか日本語対応していたので私もはじめてみました!
「World of Tanks」は戦車に乗って相手チームと戦うオンライン戦車ゲーム。いつの間にか日本語対応もしていた
World of Tanks(WoT)はベラルーシのWargaming.net社が開発した戦車で戦うオンラインアクションゲームです。
主に20世紀の戦車が登場し、最大15対15での戦車同士による熱い戦いが楽しめます。
登場する戦車のほとんどが実在する戦車であり、戦車好きな方にはたまらないゲームでしょう。
私は戦車に関して特段詳しいわけでもなく、戦車の登場するゲームといえば「コンバットチョロQ」くらいしか遊んだことがありませんでしたが、やはり男の子はこういったものに興味が湧くものです。
海外製のゲームなので英語がネックとなり、一歩踏み出せずにいたのですが、たまたまのぞいてみたらいつの間にか公式に日本語対応しているではありませんか!
これはチャンスとばかりに早速始めてみた次第です。
海外では比較的めずらしい基本プレイ無料。公式日本語対応も含め、気軽に遊べる
ロシアで2010年8月12日に正式リリースされた後、2011年4月12日よりヨーロッパと北米でも正式サービスが開始されました。
日本などではお馴染みの「基本無料プレイ可能、アイテム課金制」ですが、海外製のゲームではめずらしい気がします。
そして公式に日本語にも対応したことにより、ハードルがかなり低くなったので、私のように新規に始める方でも気軽に遊ぶことができますよ。
ちなみに課金アイテム(車両など)に関しても、いわゆるバランスブレイカーやぶっ壊れ性能といった印象はなく、課金者と非課金者の間に決定的な差が付くようなことはありません。
経験値やゲーム内クレジットがたまりやすいといった程度です。
ルール、操作自体はかなりシンプルだが、非常に奥深いゲーム。リアルながらもどこか可愛い戦車に萌える!
さて実際にゲームはどのような感じで進めるのかといった点です。
ガレージで搭乗する戦車を決定、戦場へ。ゲームオーバーで帰還といった流れです。
敵の戦車を全滅させるか、敵の陣地を占領すればチームの勝利となります。(他にもモードはあるが、オプションで拒否可能)
操作に関しても非常にシンプル。
基本はFPSやTPSでよくある「WASD移動」です。
「W」で前進、「S」で後進、「A」で左旋回、「D」で右旋回。
砲塔(大砲部分)の旋回・照準・発射はマウス側で行ないます。基本動作は本当にこれだけです。
「え、でもそれだと大味なゲームになっちゃうんじゃ……」と思うかもしれません。私もその点が非常に気になっていました。
このゲーム、ただバンバン撃ち合えば良いというものではないのです。
相手に発見されてしまうと、相手チーム全員に情報が共有されてしまい、自分がどこにいるかはアイコンやマップ上で表示されてしまいます。
上記の画像ですと、敵戦車の位置が画面、マップ上に表示されていますね。
私の戦車は茂みに隠れています。この状態ですと動いたり発砲しない限り敵からは見えていません。
かといって、ずっと隠れていれば自分の陣地が占領されてしまいます。
また、マッチングシステムにより同レベルの戦車同士で戦うことになり、ゲームの性質上ひとりで無双できるようなことはほとんどありません。
ですから、如何に姿を隠しつつ、敵の裏をかいて制圧、攻撃するかという駆け引きが重要なポイントとなってきます。
マッチングなどのゲームシステムがとても優秀!やっていてストレスを感じさせない作り
実際プレイしてみてWoTはゲームシステムまわりも非常に優秀だと感じました。
まずマッチングシステムについてです。
戦車は小さなものから大きなものまで様々です。
車両にはそれぞれTier (ティア)という開発レベル(クラス・等級のようなもの)が存在します。
例えばTier1の車両は一番小さく、火力も低いですが、マッチングシステムのおかげでだいたい同じくらいの大きさの車両と対戦することになります。
ですから、大きな戦車を使っているから強いということにはならず、片方のチームだけが圧倒的に有利になるといったこともありません。
対戦ゲームにおいて、この「公平さ」というのは非常に重要なものといえます。
1戦あたりはStandardモードだと15分に設定されています。
全車両が破壊するか、陣地を占領すればゲームオーバーとなるわけですが、開始早々自分がやられてしまったら後はひたすら観戦しているだけ……、なんてことはありません!
途中で退室しても大丈夫なのです。
いわゆる「萎え落ち」と誤解されるかもしれませんが、このゲームでは1つの戦場でリスポーン(復活)することはないため、やられたら退室しても結果に影響を与えません。
もちろん最後まで観戦しても良いのですが、最後まで観戦しようが途中退室しようが貰える報酬(ゲーム内クレジット等)に変化はありません。
途中退室した場合は、そのとき搭乗していた戦車が「戦闘中」となっており、その戦闘が終了するまでは選べませんが、他の車両を選べば次々出撃するこが可能です。
それゆえ待ち時間が短く、ストレスなく遊ぶことができます。
こういったシステム面も非常に優秀なんですね。
同時接続プレイヤー数最多の世界記録!ユーザーを魅了する戦車たち
上記のようなゲーム・システム内容が受けてか、WoTは世界中で人気があります。
WikipediaのWoTの記事によると、
一部例外はあるものの、MMO形式のオンラインゲームでの同時接続プレイヤー数最多の世界記録を保持している(ロシアサーバにて接続数91,311を記録し2011年1月23日にギネス記録として登録)。
また同ロシアサーバでは、2012年10月4日に登録者数4000万人に達している。
引用元:Wikipedia「World of Tanks」ページより
とあります。
戦車という割と硬派でニッチなものを題材にしたオンラインゲームですが、世界でこれだけ人気になっているのにはゲーム内容のみならず、運営会社の手腕もあってのものでしょう。
正直最初は冷やかし程度でしか見ていなかった私も、数回プレイしたら夢中になっていました。
トータルで見たときに、久々に「これはっ!」と思うオンラインゲームにあたった気がします。
どことは言いませんが、将官とばかりマッチングする大規模戦が売りの某ゲームも、WoTのマッチングシステムを見習ってください!(笑)
ちなみに私はSEA(東南アジア)サーバーでプレイしております。
これから始める方、既にプレイされている方、良かったら一緒に遊びましょう!
World of Tanks公式サイト:http://worldoftanks-sea.com/
WoT日本語Wiki:http://wikiwiki.jp/wotanks/
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