あつまれどうぶつの森で熱い要素でもある住民厳選。好きなどうぶつに来てもらうために何をすれば良いか、どうやって厳選するかを解説していきます。
あつまれどうぶつの森で住民厳選をする方法。売土地がある状態で離島ツアーに参加して住民ガチャが可能!当日中に決定しないといけない
どうぶつの森シリーズでは一緒に暮らす住民となるどうぶつたちは基本的にランダムに選出されることになりますが、一緒に住める人数は10人までと限りがあり、やっぱり長い時間を一緒に過ごすことになる相手は選びたいと思うのが自然な流れです。
この一緒に住むどうぶつたちを意図的に選ぶことを「住民厳選」と言って、ある意味シリーズ伝統の遊び方のひとつになっています。
もちろん今作のあつまれどうぶつの森でも住民厳選は可能ですので、そのやり方を実例を見ながら徹底解説していきます!
追い出しと勧誘を一度にできる「キャンプサイト厳選」もありますので合わせてご覧ください。
追い出した住民の枠を使った「住民交換」というものもあります。詳しくはこちらの記事でご覧ください。
どの住民を勧誘すべきか迷ったときはこちらの「あつ森人気住民ランキング」を参考にして選んでみてください。
あつ森の住民厳選に必要な下準備。売り土地を設置か、その状態になった跡地がある状態で厳選が可能になる。離島ガチャにはマイル旅行券が必須
あつまれどうぶつの森ではamiiboカードを使ってキャンプサイトにお目当ての住民を呼び出すこともできますが、現在amiiboカードは入手が困難で、人気キャラクターはメルカリなどで非常に高額で取引されています。
今回紹介するのはゲーム内だけでできる住民厳選なので、実際にお金は一切かかりません。必要なのはやる気と折れない心です。
まず住民厳選に必須となるのがこのような「売土地」(うりとち)です。ゲームを進めていくとこの売土地を好きな場所に設置できるようになります。
具体的なタイミングとしては、
- 案内所が完成(ここまで最短8日間)
- キャンプサイトが完成してその翌日住民がくるので勧誘して6人目誘致終了後に売土地システム開放(ここまで最短10日)
- 7人目以降は売土地を予め設置しておくことができるのでここから住民厳選が可能になる
このようになります。
住民厳選には「売土地」という誰も済んでいない状態の土地が必要です。この仕組みが解放されるのにはゲーム開始から最短でも10日間かかるので、住民厳選ができるのは開始から10日目以降と考えて良いです。
7人目以降の売地を作る際は自分の好きなときに売地を増やすことができますが、既に住人が10人いる場合はそれ以上売土地を増やすことができませんので、誰かを島から引越しさせる(追い出す)必要があります。
島から追い出すとその住民が住んでいた家の場所が売地に戻るので、この状態であれば厳選が可能になります。
もうひとつ必要なのは「マイルりょこうけん」です。
これは離島ツアーに参加するために必要なアイテムで、1回離島ツアーにいくのに1枚必要で2,000マイルで交換することができます。
前述の「売土地」がある状態で離島ツアーに参加すると、ランダムなどうぶつが必ず1人離島に出現します。
もしお目当ての住民だった場合は声をかけて勧誘し、目当てでなかった場合はそのまま帰るというのが離島ツアーを使った住民厳選、いわゆる島ガチャです。
そのため、このマイル旅行券が大量に必要になりますので、マイルをたくさん貯めておく必要があります。
住民厳選の具体的方法と注意点。売土地になった当日中に住民厳選を完了させないと翌日にはランダムで決定されてしまうのでマイル出し惜しみは厳禁
住民を誰か追い出して空きを作るか、新規に設置して、ご成約と書かれていない状態(誰にも売れていない状態)の売土地がある状態になれば準備完了です。
マイルりょこうけんを使って離島ツアーに参加してください。
この状態で離島ツアーに参加すると、離島には確実にどうぶつが1人遊びに来ています。ここに来るのは今自分の島にいる住民を除く、すべてのどうぶつからランダムで1人選出されます。
もしパっと見で「チェンジ!」と思ったらそのまま島を離脱してしまって構いません。
気になるけど、口癖とかどんな話し方をするのか見てみたいという場合は話しかけましょう。最初に話しかけると自己紹介をしてくれます。
2回目に話しかけると、こういう島で暮らしてみたいという願望を打ち明けられたあと、
- ウチの島に来てみる?
- すてきだね
というような選択肢が表示されます。
その住民を自分の島に迎え入れたいなら【ウチの島に来てみる?】を選びましょう。
やっぱり来てほしくないという場合は【すてきだね】を選びましょう。そのまま会話が終わりますので、自分の島に帰ってOKです。基本的にBボタンでキャンセル連打しておけば失敗することはありません。
ウチの島に来てみる?を選択すると、次にまた2つの選択肢が出てきますがこれはどうぶつの種類によって内容が異なりどちらを選んでも引越してくることは確定しています。
この会話を終了した後は離島を出ても大丈夫です。住民が確定した段階で島にある売土地には「ご成約」と書かれていて、その翌日には勧誘した住民が引越ししてきます。
離島にどのどうぶつが来るかは本当にランダムとなっていて同じ種族が連続できたり、色々やばいのが連続で出たりします。お目当ての住民がいる場合はその人が引けるまでひたすら離島ツアーに参加→戻る→参加を繰り返さなければなりません。
このとき注意が必要なのは、住民厳選はその日の内に行わないといけないということです。
7人目以降の売地を設置した、または誰かが引越していって売地ができたならその当日中に島ガチャを行って住民厳選を完了させる必要があるのです。
どうしてかというと、どの住民を呼ぶか確定させない状態で日を跨いで(朝5時)しまうと、翌日にはシステム側で強制的に売土地の住民がランダムで決定されてしまうのです。
住民厳選をしたくて離島ツアーで島ガチャをするのですから、マイルをたくさんかけたのに誰も選ばないのは非常に勿体ないといえます。
一度やり始めたらある程度結果が出るまでやめられないということですから、住民厳選をすると決めたらマイルを出し惜しみしてはいけません。破産する気で臨んでください。私は破産しました。
かけたマイルを無駄にしないためにも、住民厳選をはじめたらその日の朝5時までには必ず誰かを選びましょう。
住民厳選の実際のところは?どのくらいの回数で目当ての住民を呼べるのか。目標数を設定した上である程度妥協する判断が必要かも
離島ツアーでの住民厳選はつまり、住民ガチャ1回で2,000マイル使うことと同じです。
1回2,000マイルですから10回島ガチャしたら2万マイルもかかります。海底2万マイルならぬ厳選2万マイル!長く一緒に過ごしたい住民を厳選するためにどのくらいまでマイル消費を許容できるかが問題です。
色んな解説サイトで住民厳選の方法は書かれていても、その大変さについては言及されていないことが多いので、ここからは私が実際行った住民厳選について詳しくていきます。
あつ森の住民厳選の実例1「ドレミ」の場合。試行回数は13回
「じゃあ実際どのくらいで住民厳選ができるものなの?」と思う方向けに、私が実際に行った厳選でお目当てのどうぶつにたどり着くまでに行った回数を例にしてみていきましょう。
まず前提として私の場合はお目当てのどうぶつが20人ほどいました。
あつまれどうぶつの森の登場キャラクター総数は383種類以上いることが確定しているので、単純に計算しても20回程度住民厳選でガチャをすればお目当ての住民と出会える計算になります。
私のお目当てのどうぶつの一人が「ドレミ」です。とびだせどうぶつの森から登場したメスの小鹿キャラでユーザーからの人気も高いキャラです。
あつ森では初めての住民厳選ということもあって、予めマイルもたくさん用意しましたし、怖いもの知らずという感じでどんどんチェンジしていきました。
住民厳選を開始してから遭遇した順に、
- チャーミー
- ドミグラ
- マリリン
- タツオ
- かんゆ
- ルーズ
- レイチェル
- セントアロー
- ジミー
- どぐろう
- グラハム
- モンこ
- ドレミ
このような結果になりました。
目当てのキャラクターのドレミを引き当てたのでこの時点で終了。試行回数は13回となりました。マイル数にすれば26,000マイル消費したことになります。
このときはマイル貯金がたくさんあったこともあり、スムーズに島ガチャ厳選できたためかそこまでストレスを感じませんでした。
あつ森の住民厳選の実例2「ビンタ」の場合。試行回数は34回
次にネコ型のどうぶつである「ビンタ」の場合を見てみましょう。ビンタはオスのネコ。どうぶつの森プラスから登場したキャラで、ユーザーの間では根強い人気を誇ります。それもあってメルカリでもamiiboカードが1万円越えという高額設定です!
過去作で一緒の村だったこともあり、もちろん私も彼を狙っていました。ドレミのときは比較的早めに出会えたこともあって同じ感じでいけるだろうと踏んでいたのですが、これが沼でした。
もともと誰かネコ型の住民がいれば勧誘するかな程度に考えていた節もあったのですが、ことごとくネコが出てこないのです。
そしてそのことにムキになってしまったのか、手持ちのマイルをすべて使い果たしてしまった状態になってもたぬきマイレージ+をひたすらやり続けて2,000マイル貯めてはタヌポートで旅行券を印刷するという不毛な長期戦に突入してしまったのです。
掲載している画像は左側から順番に見ていくと時系列巡になりますが、どんどん日が暮れていってるのがわかるでしょうか。いかに長期戦になっているかを物語っています。なまじ大金(マイル)をつぎ込んでいるだけに後に引けないという心理状態。
旅行券の余りもなく、マイルもないので、離島ツアーから戻ったらたぬきマイレージ+を歯を食いしばりながら一生懸命にやって、2,000マイルを握りしめてタヌポートへ向かうという動作を延々と繰り返しているのです。
島ガチャで離島にやってくるどうぶつはその都度ランダム抽選なので、これだけ数をやっているとダブって出現するキャラも出てきます。日は違いましたが「ルーズ」はドレミの時にも出てきましたね。
挨拶をして「ヤッホ~! はじめまして」なんて言われたら、「この間会ったじゃねーか!」と突っ込みを入れたくもなります。
さすがにここまでくるともう「諦めよう……」と決心し始めます。ひたすらマイルを稼いでガチャをしてという動作に疲れ果ててしまったのです。彼が来たのは希望の灯が消えかけたそのときでした。
住民厳選を開始してから遭遇した順に、
- トムソン
- ハンナ
- ツンドラ
- ヴァネッサ
- 2ごう
- サラ
- イノッチ
- パティ
- デリー
- ストロー
- みやび
- まんたろう
- オズモンド
- まりも
- オカッピ
- ミミィ
- チョコ
- タコリーナ
- ドングリ
- ショーイ
- さすけ
- ユメコ
- ゴメス
- リチャード
- ネルソン
- ギンカク
- ルーズ
- サブレ
- セルバンテス
- まきば
- モサキチ
- シドニー
- ジョッキー
- ビンタ
このような結果になりました。
目当てのキャラクターのビンタを引き当てたのでこの時点で終了。試行回数は34回となりました。マイル数にすれば68,000マイル消費したことになります。
ドレミの時とは違ってマイルが底を突き、マイルを稼ぎながらの厳選となったので体力消費が激しくかなりきつい戦いでした。
キャラ総数を候補の人数で割った回数は最低限必要。上限を決めて妥協することもしないと心身ともにきつい!マイルは予め貯金しておくべし
上記2つの場合の例を見たわけですが、実際のところどのくらいの試行回数が必要なのかという点で、個人的に最低限必要だと思うのはキャラ総数をお気に入りの住民の人数で割った数の回数です。
つまり私の場合は20人の推しメンがいたわけですから、キャラ総数の目安とされている383人を推しメンの数で割るのです。
この場合最低20回はやった方が良いということになります。もしお気に入りの住民が40人であれば半分の10回で済みます。まずはお気に入りのどうぶつをリストアップするのが良いでしょう。
予め回数を決めておけばそれを上限として無駄遣いしなくても済みますし、諦めも付くのがメリット。
住民厳選を行う際に考えておきたいのは「妥協」することも必要であるということです。例えば20回を上限とした場合、最初の5~6回で普通に可愛いけど本命じゃないキャラが出たなら、それは迷わず厳選を続けるべきでしょう。
ただ、15回以上になってきたとき、普通に可愛いが本命ではないキャラが出たらどうするか。残り数回で本命を引ける可能性は低いですから、こういう場合は妥協することも考えた方が良いです。
仮に島の住民が9人完璧な構成だったとして入れ替えの余地がなく、最後の1人は絶対こだわりたいという場合であれば妥協しなくて良いのですが、最近住民厳選を始めたばかりというプレイヤーは、まず自分の好きな系統のキャラに順次入れ替えていくことを優先した方が楽しめるはずです。
住民はある程度狙った相手を島から追い出す(引越しさせる)ことも可能ですから、ある程度時間をかければ入れ替えることはできますので心配はいりません。
一気に完璧な結果を求めるよりも、まずはできる範囲で楽しめる相手を探していくことを考えると良いと思います。
妥協するときはあつ森の人気キャラクターランキングを参考にして順位の高いキャラクターを勧誘するのも良いでしょう。ランキングについてはこちらの記事をご覧ください。
いずれにしても住民厳選ではとても大量のマイルを消費することになりますので、いつ誰が引越しして売土地ができても良いように、日課としてマイルを貯めておくことを心がけましょう!
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