ToSではアイテムをマーケットで売買することができますが、その仕様が少し独特です。
マーケットの利用方法などをみていきましょう。
マーケットの使い方と仕様。基本的に出品手数料がかかり、売買登録やアイテム受け取りには時間がかかる
マーケットは各街に配置されている【マーケット管理人】というNPCに話しかけることで利用できます。
するとマーケットウィンドウが開きます。タブは、
- 【販売中のアイテム】
- 【販売登録】
- 【アイテム受取箱】
から構成されています。
販売中のアイテム
まずマーケットで何かを購入したい場合はここから検索しましょう。
カテゴリと詳細オプションが用意されているので、欲しいアイテムがある場合は絞り込みすることができます。
例えばレベル75の製造書を安い順に並べたい場合は、上記画像のようにレベルを75~75に指定して、価格の安い順にチェックを入れて、虫眼鏡のサーチボタンを押すと一覧が表示されます。
また、同じアイテムが複数個まとめて出品されている場合でも、購入者は個数を指定して購入できるのが嬉しい。(14ちゃんはまとめ買いしかできなかったもんね)
マーケットから購入したアイテムは直接インベントリには入らず、一度マーケット受取箱へ入れられます。アイテム受取箱から取り出してください。
販売登録
販売登録の使い方についてです。
ここではマーケットへ出品したいアイテムを選んで価格設定をすることができます。
アイテムには金額設定に上限額と下限額があり、この限度額を超えて値段を設定することはできません。
例えばとても強力な装備を1シルバーで販売したり、ゴミアイテムを100万シルバーで販売したりすることは不可能です。RMT対策などの一環でしょうか。ゲーム内経済の安定化にも寄与しそうです。
マーケットへアイテムを出品するときは、販売登録時間と手数料を選択することができます。販売登録時間は売れ残っていてもマーケットに表示され続ける期間のことです。
上記画像のように出品期間は、
- 1日:販売価格の1%のシルバー消費
- 3日:販売価格の1.5%のシルバー消費
- 5日:販売価格の2%のシルバー消費
- 7日:販売価格の2.5%のシルバー消費
となっています。
このシルバー消費というのはいわゆる手数料で、出品した時点でまず手数料を取られます。たとえそのアイテムが売れようが売れまいが、マーケットに並べる時点で手数料がかかるのです。
これは出品したいアイテムの総額に対するものです。例として、1つ1万シルバーで売りたいアイテムを2つ並べたとしましょう。販売期間を7日、つまりマーケットに7日間掲載したいと考えているならば、その際かかる手数料は、
となり、合計500シルバーかかります。
そしてこれは並べた瞬間に消費されるので、もしその直後に「あ! 並べるアイテム間違えた! 出品やめた!」と思って出品を取り消したとしても、その手数料は戻ってきませんので、まずその点に注意です。
そしてアイテムが実際に売れたときにもその金額から手数料が取られます。つまり手数料はマーケットへ並べる段階と売れた段階の2回取られるということです。
また、Tree of Saviorのマーケットでのアイテム出品には時間がかかる仕様です。
アイテムを出品指示をしたとしても、マーケットへ実際にその販売登録が反映されて表示されるようになるには30分から2時間程度の時間がかかってしまいます。
このあたりは色んなネトゲをやってきた方にはちょっと不満に感じてしまうかもしれません。
たぶん販売者の名前とか品物名とか、値段の書いた紙を伝書鳩にでも括り付けてマーケット管轄するところへ飛ばしているんじゃないでしょうかね?だから時間がかかるんです。そう考えれば納得ですよ!(でも購入したものはすぐに受け取れるんだよなぁ……)
アイテム受取箱
このアイテム受取箱には、
- マーケットから購入したアイテム
- 販売登録期間を過ぎたアイテム
- 販売登録を取り消したアイテム
- アイテム販売により得たシルバー(金額)
などが収容されます。
先程も書きましたが、マーケットからアイテムを買った場合はまずここに入りますので、アイテム受取箱から受けとらないとインベントリに入りません。
アイテム販売によって獲得したシルバーもここに入りますが、アイテムを売却して得られたシルバーは受け取れるようになるまで時間がかかります。上記画像のように1日以上待たされます!
この出品や売買にタイムラグがあるというのがマーケットシステム一番のネックでしょうか。ToSがそういう仕様ですからそれに慣れるしかないのですが、なんとももどかしいものです。
巨額なお金の流れがあった場合それを精査することができるように取り入れている仕組みなのでしょうか?こちらもRMT対策と考えることもできそうです。
金策目的のマーケット利用はトークンがないと収益減。出品枠も少ないことからトークン利用はほぼ必須か
トークンというのは課金で手に入れることのできる便利サービスのパッケージのこと。
オープンβ現在ではプレイヤー全員に期限付きのものが1日1つ程度配布されていますよね。oβテスト中は全員に配っていますが、これは本来課金することで得られるサービスです。
トークンは便利サービスが色々含まれていますが、マーケット関連は特に顕著です。
まずマーケットへ出品できる数が段違いで、トークン未使用だとマーケットに出品可能な枠は1つだけなのに対して、トークンを使った場合は最大10枠利用可能になります。
これだけでもものすごい差なのですが、マーケットでアイテムが売れたときに取られる販売完了時の手数料が、30%から10%に減ります!
100,000シルバーのものを売ったとしたら、トークンの有無で利益が2万シルバーも違ってきてしまいます。
マーケットに出品可能な枠の数、さらに手数料の違いの大きさといったことから、マーケットを積極的に利用して金策をしたいと考えているプレイヤーは、正式サービス以降販売されるであろうトークンはほぼ必須と思って良いでしょう。
オープンβで気前良く振りまきつつ、便利さの味を覚えさせて課金させようという作戦!さすがネクソンやりますねぇ!
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