絶アルテマウェポン破壊作戦攻略記事、「覚醒ガルーダ編」です。ガルーダ戦では低気圧デバフの処理が後半戦に大きく影響します。
絶アルテマ攻略には覚醒状態で3蛮神を倒さないといけない。覚醒バフのギミックと基本の解説、LBラッシュで後半へ
パッチ4.31で実装された絶アルテマウェポン破壊作戦の攻略が完了したので、主に筆者の固定で採用していた手法を元に、絶アルテマの攻略記事を書いていきたいと思います。
絶アルテマは絶バハよりもかかる時間が短いとはいえ、16分間という時間内にギミックがたくさん詰まっており1記事に全てまとめるとものすごく長くなるので複数の記事にフェーズ毎に分けて記事化します。
予定としては、
- 覚醒ガルーダ
- 覚醒イフリート
- 覚醒タイタン
- アルテマ戦
といったように分割掲載していきます。
絶アルテマ攻略の前提条件である「覚醒」状態と、ドロップする覚醒バフについての解説。絶対に必要なギミックだ
まず絶アルテマのコンテンツギミックとして「覚醒」というものがあるのですが、その解説からです。
絶アルテマは、
- 「ガルーダ」
- 「イフリート」
- 「タイタン」
- 「アシエンラハブレア(各種LB+もぐもぐタイム)」
- 「アルテマ本戦」
という順番で戦っていくことになる16分のコンテンツです。前半の3蛮神は普通に倒すこともできますが、それだと後半の魔導ビットを倒した後、アシエンラハブレアが使ってくる「死の宣告」を絶対に解除できないので、クリアは不可能です。
これを回避するためには、キャスLB→ヒラLB→近接LB→タンクLBというように各種のリミットブレイク3を連発しなければなりません。
そんなことできるのかって?できるんです。そう、覚醒状態ならね。
こちらの画像はタイタン戦のものですが、特定の処理をして蛮神を覚醒状態にして倒すと、倒れた位置に白く光るエフェクトが表示され、それに乗ると「限界突破」というバフが取得した人にかかります。(通称:覚醒バフ)
この覚醒バフを持った状態でLB3を撃つと、LB発動後にLBゲージが3本分戻ってくるという仕掛けになっています。
つまりこの覚醒バフ、3蛮神の3つ分を「キャスター」「ヒーラー」「近接DPS」が1つずつ持っていれば、
- キャスターLBでビット破壊(使用後戻ってくる)
- ヒーラーLBで死の宣告解除(使用後戻ってくる)
- 近接アシエンラハブレア排除(使用後戻ってくる)
- アルテマ詠唱をタンクLB3で耐える(通常使用)
このようにリミットブレイク3を4回連続で使えるということになるのです。
これをやらないと後半のアルテマと戦うことができず、強制的に全滅となるので覚醒バフがいかに重要なコンテンツギミックかがわかりますね。
覚醒ガルーダ攻略と低気圧デバフの処理方法。メソハイ受けは色々あるがヒラ2・ST・レンジ持ち越しがオススメ
覚醒バフの重要性がわかった上で、覚醒ガルーダ戦の攻略を見ていきましょう。
まずフィールドマーカーの設置についてですが、私の固定PTでは最終的に上記のような設置で安定しました。この配置は後半アルテマフェーズで非常に重要な目安にもなり、乱撃マラソンの手法を取るつもりであればこの形がとてもオススメです。
中央は1番でも2番でも構いませんが、もう片方の数字マーカーは各蛮神とアルテマフェーズで設置位置を変えていくフリー用にとっておきます。
覚醒ガルーダ戦でのタイムラインと動き方の参考図
覚醒ガルーダ戦の技やギミック解説詳細。低気圧のデバフを持った状態で処理する技があるので管理が重要になる
上記タイムラインに沿って、ひとつずつ技の解説やギミック処理方法などをみていきます。
「スリップストリーム」は詠唱有りの前方扇範囲攻撃。
それとほぼ同時にヒーラーのどちらかに「ミストラルソング」のマーカー(緑の尖ったやつ)が付きます。
このミストラルソングはマーカー対象者へ向けて、先頭大ダメージの不可視巨大扇範囲攻撃が実行されます。
ガルーダが振り向き様に撃っているのでエフェクトのずれもあるとは思いますが、攻撃範囲は扇状のかなり広範囲のもの。
ミストラルソングは実行時にガルーダから一番近い人がもっとも多くのダメージを受けるという直線頭割り系統の技です。(実際には頭割りではなく、一番先頭の人が最大ダメージを食らいます)
直線といっても前述したように扇範囲は広いので、横にバラけていたとしてもガルーダからの絶対値(距離)で先頭が確定します。そのため、タンクが一番先頭になっていないとDPSヒーラーでは耐えることができず、一瞬で死んでしまいます。
そして、このミストラルソングを一番手前で受けた人を基点として、その位置に竜巻が発生します。竜巻に巻き込まれると即死してしまいます。
このガルーダのミストラルソングは後半のアルテマ乱撃フェーズでも登場するので、先頭大ダメージと竜巻のトリガーとなるギミックなのだという点は今のうちにしっかり理解しておいてください。
「雑魚羽根POP」は、
- シルキープルームx4
- スパイニープルームx1
が出現。DPS4人はそれぞれシルキープルームに狙われます。スパイニープルームは最初に殴った人にタゲが固定され、その人を追尾と攻撃(低気圧デバフ付き)を実行します。
ボス周囲に羽根を全てまとめて範囲焼きするのがベスト。紫色のシルキープルームは攻撃はしてきませんが、時間経過で爆発し、全体睡眠デバフをかけてきます。こうなるとワイプ確定なので、素早く処理しましょう。
「ダウンバースト」はMT対象への前方範囲です。ただし、覚醒後は頭割り攻撃へと変化しますので、MTはその点を把握しておきましょう。
「フェザーレイン」はガルーダが「ギャァアア!」と鳴いて飛び上がると同時にプレイヤーのいた位置へAoEが出現、そこに羽根が降ってくる攻撃。被弾するとスリップダメージのデバフが付きます。
このデバフは複数個付くので、2つ以上食らうとほぼ死にます。処理のコツは1ヵ所にまとまっておいて、鳴いたら移動するという点です。プレイヤー位置に降ってくるため散らされると回避が困難になります。
このフェザーレインはアルテマ戦でもさらに凶悪になって再びやってくるので、初期段階からしっかりまとめて、回避するという動きを練習しておくと良いでしょう。
「ミストラルシュリーク」はかなり痛いですが、普通の全体攻撃です。おそらくこの時点で既に緑球のスパイニープルームが破壊できているはず。スパイニー破壊後に出現する緑のドームはギミック処理に使います。
「ウィンドブレード」はタンク以外のランダムターゲットな範囲攻撃で、攻撃と同時に「低気圧デバフ」を付与します。このウィンドブレードは2回連続で使ってきます。
この低気圧デバフというのがギミック処理に必須のものなので、全員低気圧デバフを貰えるように1ヵ所にまとまりましょう。
さてここで覚醒ガルーダにするために重要な低気圧デバフの処理やギミック詳細をみていきましょう。
まず蛮神を覚醒状態にするには、エーテル供給というバフを4スタックさせる必要があるのです。上記画像にもありますが、あのアイコンがエーテル供給です。
蛮神によって異なりますが、ガルーダの場合は「低気圧デバフ2のスーパーサイクロン」を発生させることによってエーテル供給が1スタックします。
仕組みの覚え方としてはガルーダやプルームの一部攻撃によって付与される低気圧属性を溜めた状態で、高気圧属性のドームや攻撃を受けると気圧差でスーパーサイクロン発生、それがガルーダの更なる力となるという感じですね。
上記画像の例だと、先ほどスパイニープルームのタゲをとったSTがスパイニーの攻撃によって低気圧デバフ2になり、それをドーム内に入ることで処理、デバフは消失して代わりにスーパーサイクロン発生とエーテル供給が1つ付いたという状況です。
では具体的にどの順番でドームに入れば良いのかをみてみます。ここは後半アルテマの攻略方法によって多少変更がありますが、うちの固定のやり方を例に見ていきます。
まずスパイニーを破壊し、ドームが出現したら、
- ミストラルシュリークからHPを戻したらすぐにSTが低気圧2でドームに入る。その後1回見送って2回目のブレードを受ける(エーテル供給1)
- ウィンドブレード1回目を受けたらキャスター・レンジ・ヒーラーx2はデバフ1状態でドームに入り、すぐに戻って2回目を受ける
- ウィンドブレード2回目を受けたら回復を待って近接1が低気圧2でドームに入る(エーテル供給2)
- 回復を貰ったら続けて近接2が低気圧2でドームに入る(エーテル供給3)
このような流れになります。
ちなみにスーパーサイクロンはデバフの数によって威力が跳ね上がり、デバフ1と2の状態では10倍くらいの差になりますので回復タイミングがシビアになってきます。
こうするとドーム消失までにガルーダに対してエーテル供給3のスタックとなり、各プレイヤーの低気圧デバフ状態は、
- 近接DPS=低気圧なし
- 遠隔DPSx2=低気圧1
- ST=低気圧1
- ヒーラーx2=低気圧1
- MT=低気圧2
の状態になっているはずです。
どうして低気圧を1残す必要があるのかについてですが、ガルーダの後半と、そしてアルテマフェーズで登場するガルーダに使う必要があるからです。
ここでうまく調節しておかないと後半詰むことになってしまうというギミックというわけです。アルテマはまだ登場しませんが、この時点から既にアルテマとの戦いは始まっているのです!
「エリアルブラスト」はお馴染みのガルーダの履行技。特に絶仕様というのではなくて普通の全体攻撃ですが、とても強力なので軽減などをしっかり合わせていきましょう。
エリアルブラスト後は、ガルーダの分身が2体出現して飛び上がり、フェザーレインが実行されます。
この分身は東西南北のいずれかに着地し、そこから対象者へ向かって「ミストラルソング」を撃ちます。つまり2発処理しなければなりません。
上記画像では東西に分身が出現したパターン。タンクはそれぞれ自分が担当する分身の最前列になって肉壁になりましょう。
このとき、「ウィケッドホイール」「アイオブストーム」も同時にくるため、結構移動できる範囲は限られてきます。適切な位置取りが重要で、近接も欲張って殴りすぎて自分が先頭にならないように注意が必要です。
2回目の雑魚羽根POPが終わると、その処理中に東西のガルーダから緑の線がランダムにつながります。
この線の対象者へ向けて「メソハイ」という強力な範囲攻撃が実行され、低気圧デバフを持っていると威力が上昇。その範囲に巻き込まれた人の低気圧も根こそぎ解除されて多段ヒットします。また、この線は取る事が可能なので受ける人を操作できます。
覚醒ガルーダにするにはエーテル供給が4スタック必要なのは前述したとおり。既にここまでで3スタックできているので、このメソハイを低気圧デバフ2のMTと、1の誰かが処理します。私の固定では召喚がここで取ることになりました。STでも良いですが、アルテマのことを考えるとSTの低気圧は残しておきたいですし、レンジも同様です。
なおヒーラーは両方1をつけておく必要があるのでここでは参加しない方が良いでしょう。
メソハイを低気圧2で受ければ、エーテル供給スタック4となってガルーダが覚醒します。上記画像の目のようなバフアイコンが「覚醒」状態です。
ガルーダは色的に判りにくいのですが、青いモヤモヤしたオーラがボスにエフェクトとして追加されています。
覚醒後はボスの耐久力や一部スキルが通常とは違うものに変化します。ガルーダの場合、
- 「ウィケッドホイール」ただの円形範囲から、円形後さらにその外周に即死範囲が追加される(ルナダイナモのイメージ)
- 「ダウンバースト」がMT対象の範囲から超強力な頭割り攻撃に変化
このように技の効果が変わるので、ウィケッドホイールのAoEが消えたら即戻る、MTはウィケッドホイール終了後全員と重なる、という動作をしないとやられてしまいます。
覚醒状態のガルーダを倒すと、「覚醒バフ」を落とします。
冒頭にも書いたとおり、覚醒バフがないとアルテマフェーズに進むことができませんので、忘れずに取得しましょう。次のイフリートが出現する前に取得することができるので、対象者以外はガルーダの倒れた位置から離れておきましょう。
取得順番は別に何でも良く、ヒーラー・キャスター・近接が取れていれば順不同でも構いません。一般的には、
- バリアヒーラー
- キャスター
- 近接(忍者)
とされていますが、ここはジョブ構成にもよるでしょうから固定の中で相談しましょう。
ちなみに出来るだけ早い段階から覚醒バフを取得するという癖を付けておくと、肝心なシーンで取り忘れるということがなくなりますよ!
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