パッチ4.2追加の「次元の狭間オメガ零式シグマ編」2層の攻略についてです。2層はパターン化がしやすく、dpsチェックはゆるいです。
シグマ編零式2層攻略。絵画の前で戦うのが基本、女神からの攻撃もパターン化できれば恐くない!
パッチ4.2で追加されたレイド、「次元の狭間オメガ零式:シグマ編2層」の攻略記事です。
シグマ編の2層は初見でいくと絵画攻撃であたふたしてしまいますが、非常にパターン化しやすい設計になっているので、予め自分の取るべき行動を覚えておけばとても簡単に攻略できます。
基本的なギミックとノーマルとの違いと、フィールドマーカーや立ち居地について
まずシグマ編2層のノーマルとの違いについてみていきましょう。
シグマ編零式2層では、絵が5枚、インクが4種類フィールド上に設置されています。
それぞれの絵は適した色のインクを持っている状態でなければ塗ることができませんので、絵を塗る前に、まずその絵に対応した色のインクに乗ってから、塗る必要があります。
それぞれの絵を塗ったときの効果は以下のとおり。
- 青色=塗った本人のみ「火属性耐性上昇」バフが20秒間付与
- 黒色=塗った本人のみ「エアフォース」に騎乗。地震攻撃を無効化
- 黄色=絵の位置に岩を出現させる。フラッシュウェーブを遮断できる
- ピンク=塗った人1名のみ「テュポーン」に騎乗、極風を吹き飛ばせる
- 4色=「セイレーン」を召喚し、無気力状態を回復させる。1度のみ使用可能
各絵画にボス、女神、悪霊の影が憑依したときの効果は以下のものになります。
絵画 | ボス(デーモン) | 女神(ゴッデス) | 悪霊(悪霊の影) |
---|---|---|---|
地 | 大地震(全体即死) | 巨大AoE | デモニックストーン(DPS2名対象追尾型範囲) |
水 | デモニックウェーブ(全体即死範囲) | フラッシュレイン(直線範囲2本) | 小AoE フラッシュレイン(直線範囲) |
炎 | フラッシュファイア(全体攻撃) | 憑依無し | デモニックペイン(タンクDPSに線、離して解除できる) |
風 | 極風 | フラッシュウィンド(フィールド設置頭割り) | 憑依無し |
直接攻撃をしてくるのはボスである「チャダルヌーク・デーモン」のみですが、シグマ零式2層では「チャダルヌーク・ゴッデス」と「悪霊の影」もボスと同じタイミングで絵画に憑依します。
それぞれ憑依したときの効果がことなるので、実質3人を相手にすることになるわけです。
ただし、2層は非常にパターン化しやすいため、各フェーズごとにやることを覚えてしまえば簡単にクリアできるようになります。ひとまず上の絵画攻撃内容を全部覚える必要はありません。
フィールドマーカーは色んな置き方がありますが、現在主流なのが風の絵画の両脇にAとC、岩の絵の手間にBマーカーを置くやり方です。
シグマ編零式2層では絵画正面で戦うことになるのですが、このときの立ち居地として、基本的には絵画に向かって左側にDPS、右側にタンクとして戦ってください。
上記画像でいえば、CにDPS、Aにタンクといった具合です。これには後述するギミック処理を容易にする目的があります。
また、それぞれのインク担当は、
- 黒=キャスター
- 青=レンジ
- 黄=白魔
- ピンク=学or占
となることが多いです。
では以下でフェーズごとに区切って詳細を見ていきましょう。
フェーズ1
フェーズ1でボスが使ってくる技のタイムラインは、
- デモニックハウル(全体攻撃)
- デモニックシアー(MTへ強攻撃)
- 絵画憑依
- フラッシュファイア(全体即死、絵画で防御)
- フラッシュウィンド(フィールド発生頭割り)
- デモニックハウル
- ポルターガイスト(ヒラ1名に追尾する敵。触れると即死)
- デモニックシアー
- 女神の誘惑(視線を見ると誘惑状態になる)
- デモニックペイン(タンクDPSが線で結ばれる)
- デモニックハウル
- 憑依解除
このようになっています。
シグマ2層ボスは「絵画憑依」を行なうことで、その絵画に応じた攻撃技を使ってきます。
まずフェーズ1では、ボス(デーモン)が炎に、女神が風に憑依します。
炎の絵画からの「フラッシュファイア」は、青インクを取得し、青の絵を塗って火属性耐性上昇バフで耐えてください。
この青い絵は各自取得するタイプのバフなので、全員忘れずに塗ってください。絵画憑依の順番は決まっていますので、スタート前に青インクだけ取得しておくと良いでしょう。
女神が風に憑依して実行される、「フラッシュウィンド」はフィールド設置型の頭割り攻撃で、誰も乗っていないと爆発して全滅。フェーズ1では上記画像の位置に出現します。
8人で乗って処理しても良いのですが、攻撃ロスも出てしまうためここはSTナイトのインビンシブル使用で1人受けがオススメです。
「ポルターガイスト」はヒーラー1名をランダムで選出。対象に線が付き、ゆっくりとポルターガイストが迫ってきます。このポルターガイストは攻撃することができず、追いつかれると即死してしまいます。
ギミックとしては「だるまさんが転んだ」と同じ要領で、ポルターガイストの方を見ているときは追尾を止めます。しばらくするとポルターガイストは消えてしまいますのでそれまで耐えるという具合。
ただし、このとき同時に風の絵画からは「女神の誘惑」という視線ギミックがきています。
恐怖ニ背ヲ向ケルカ?
とポルターガイストが言っているとおり、視線ギミックを恐れてずっと背を向けているとポルターガイストに追いつかれて即死しますし、ポルターガイストをずっと見ていては視線ギミックを食らってしまいます。
一番簡単な方法は風の絵画から対角方向、この場合だと「地の絵画」の方向へまず走って距離を稼ぎ、視線ギミックが終わったら即振り向いてポルターガイストの動きを止めるやり方。これだと深く考えずとも対処できるはずです。
「デモニックペイン」はタンク2名、DPS2名が線で繋がれます。詠唱完了時にこの線で結ばれた対象が近いと被ダメージ上昇+ダメージを受けてしまいます。
紫の線は最初トゲトゲしているのですが、少し離れると上記画像のように紫の紐状になるので、この状態であればダメージを受けません。離れすぎても攻撃ロスに繋がるので、移動は最小限で良いでしょう。
フェーズ2
フェーズ2でボスが使ってくる技のタイムラインは、
- 絵画憑依
- 大AoE(ランダム6名の足元に設置)
- 「極風」POP
- デモニックシアー
- デモニックハウル
- フェザーランス(極風爆発で即死)
- デモニックハウル
- 死の口付け(DPS1名にマーカー後、受け渡し可能な爆発ダメージ)
- デモニックハウル
- ポルターガイスト
- デモニックシアー
- 女神の誘惑
- デモニックストーム(頭割り攻撃)
- デモニックハウル
- 憑依解除
このようになっています。
フェーズ2開始直後に使ってくる「大AoE」は、ランダム6名の足元にかなり大き目の範囲攻撃を出してきます。ばらけないように1ヵ所にまとめておくことで、容易に回避できるようになります。
フェーズ2が開始されたら、まずフィールドマーカーAへ集まります。そこで大AoEを捨てて、Cへ回避しましょう。
このときテュポーン担当者(たいてい学者)だけはCへは向かわず、ピンクインクを取ってテュポーンの絵を塗って騎乗、極風を処理してください。
「極風」は一定時間経過後に「フェザーランス」を実行して、その周囲に即死範囲を展開させるものです。
テュポーンに騎乗した1名が極風を吹き飛ばして安全地帯を作るというのがギミック処理の流れとなります。
このとき全員がCに集まっていますので、風の絵画の中央から、AとC付近にある極風を吹き飛ばすようにすると、最小限の動きで安地を作ることができます。
テュポーン担当はフェーズ2以降直前にピンク色のインクを回収、巨大AoEをまとめたら、すぐにテュポーン騎乗、極風を吹き飛ばしてください。その後は降りて、Cへ合流となります。
「死の口付け」はDPS1名にランダムに付くもので、一定時間後に爆発し、自分とその周囲が大ダメージを受けます。
マーカーが点灯したあと、実際に死の口付けが付与されます。この死の口付けは他の人に移せるので、STに移して防御バフで耐えましょう。タンク以外では耐えられません。
このときSTはAマーカーに移動しておいて、死の口付け対象となったDPSがAへ移動してSTに移してからCへ戻るという形になります。
爆発に巻き込まれないように、ST以外は全員Cに待機しておいてください。
「デモニックストーム」は女神の誘惑が終わった直後にくる頭割り攻撃で、メンバーが対象となる通常の頭割りです。
かなり痛い攻撃となるので、軽減バフはここで使っておきたいところです。
フェーズ3
フェーズ3でボスが使ってくる技のタイムラインは、
- 絵画憑依
- フラッシュファイア&大地震
- フラッシュレイン
- 実体化(悪霊の付いている絵に応じた攻撃)
- デモニックペイン(悪霊)
- 子守唄(全員のMP・TPを一気に空にするデバフ)
- デモニックハウル
- デモニックハウル
- デモニックシアー
- デモニックストーン(DPS2名対象追尾型範囲5連続)
- 死の口付け
- デモニックハウル
- 憑依解除
このようになっています。
フェーズ3直後のボスから繰り出される攻撃は、「フラッシュファイア」と「大地震」が2つ同時にやってきます。
そのため、フェーズ3開始と同時に、【青インク取得】→【青の絵を塗る】→【黒インク取得】→【黒の絵を塗る】という動作を全員行なう必要があります。
ここで重要なのは、マウントに騎乗したらインク担当の人はこの時点で自分のインクを回収しておくという点です。大抵の場合インク担当は、
- 黒=キャスター
- 青=レンジ
- 黄=白魔
- ピンク=学or占
このようになっています。これは後述するセイレーン召喚で使う重要なものなので、必ず飛行機マウント騎乗中に回収場所へ向かいましょう。どういうわけかインク回収自体は飛行機で浮遊していてもできてしまいます。
「フラッシュレイン」は水の絵画前にいる女神の両脇から超巨大な直線範囲2本が発射される即死範囲技です。
フラッシュレインの安地は地の絵画のわずかなスペースと、水の絵画にいる女神正面の直線上のみです。
タンクDPSは地の絵画付近で避けて、黄とピンクのインクを回収しにいったヒーラー組は女神の正面に立っておいてください。
「子守歌」は無気力デバフが付与され、TP・MPが一気に空になってしまいます。この状態では攻撃も回復もできません。
そこで出番となるのが、「セイレーンの絵」です。フィールド中央にあるセイレーンの絵は、4色のインクで塗ることで一度だけ召喚することが可能で、即座にTPとMPを全回復してくれます。
4色すべてのインクで塗るために、予めインク担当を決めておくというわけです。ちなみに、召喚が早すぎても意味がありませんし、遅すぎても駄目です。
敵視リストのチャダルヌーク・ゴッデスの「子守唄」の詠唱が終わってから塗るのがタイミング的にベストです。
フェーズ4
フェーズ4でボスが使ってくる技のタイムラインは、
- 絵画憑依
- 大AoE
- 「極風」POP
- デモニックウェーブ
- デモニックハウル
- フェザーランス(極風爆発で即死)
- 実体化
- 小AoE(ランダム4名対象)
- 小AoE(ランダム4名対象)
- デモニックストーム
- デモニックハウル
- デモニックペイン
- 死の口付け
- フラッシュレイン
- デモニックハウル
- デモニックシアー
- 憑依解除
このようになっています。
フェーズ4開始直後に大AoEがありますが、ここはフェーズ2と同じくA側でまとめて捨てますが、その後の動きが異なります。
「デモニックウェーブ」は水の絵画から発射される全体即死攻撃で、これを防ぐには黄色インクで絵を塗ると出現する「岩」のかげに隠れる必要があります。
前のフェーズから黄色インクを持ち越している白魔道士がこの絵を塗って岩を出現させ、その後ろにあるマーカーBで全員が集まって即死を回避するという処理手順。
つまり、ここの動きはAでAoEをまとめてから、Bへ移動。デモニックウェーブを防いだらテュポーン担当はテュポーンの絵を塗って騎乗し極風処理、他全員Cへと向かうことになります。
「小AoE」はランダムな4名の足元に小さめの範囲攻撃を行います。この小AoEは2回連続で行なわれ、その直後に頭割りの「デモニックストーム」がくるので回避動作としては、
- 1回目の範囲をCにまとめて、Aへ移動する
- 2回目の範囲をAにまとめて、Cへ移動する
というようになります。
こうすると範囲を上手くまとめることができて、頭割りも皆で受けられるという楽々処理ができるようになります。
その後の「死の口付け」は、フェーズ2と同じようにSTへ渡して処理してください。
「フラッシュレイン」は水の絵画からの直線範囲攻撃となりますが、基本的な戦闘位置として全員風の絵画の前で戦っているはずなので、端の方に寄っておけばそこが安全地帯となっていますので心配はいりません。
フェーズ5
フェーズ5でボスが使ってくる技のタイムラインは、
- 絵画憑依
- フラッシュファイア&大地震
- フラッシュウィンド(フィールド設置頭割り)
- デモニックハウル
- デモニックシアー
- 実体化
- デモニックストーン(DPS2名対象追尾型範囲5連続)
- ポルターガイスト
- デモニックハウル
- 女神の誘惑
- デモニックシアー
- デモニックペイン
- デモニックハウル
- 憑依解除
このようになっています。
フェーズ5の「フラッシュウィンド」は出現場所が最初と異なり、Bマーカー付近となります。それなりに距離があるので見失わないように注意したいところ。
このフラッシュウィンドまでにナイトのインビンが帰ってくるので、初回と同じく無敵1人受けで処理してください。
フェーズ6
フェーズ6は最終フェーズです。ボスが使ってくる技のタイムラインは、
- 絵画憑依
- 大AoE
- 「極風」POP
- デモニックウェーブ
- デモニックハウル
- フェザーランス(極風爆発で即死)
- 実体化
- デモニックハウル(時間切れ)
このようになっており、最後が時間切れのデモニックハウルとなっています。
処理方法自体はフェーズ4と変わりありません。
シグマ編零式2層攻略マクロ。集合位置はAで統一すると覚えやすい!ST無敵部分はRFだと変更になる場合有り
上記の攻略法は現在主流のものとなっており、多少集合マーカーが違う場合がありますが大きな差はありません。
以下はシグマ編零式2層での打ち合わせマクロです。コピペしてすぐに使えます。
/p ■ペイント分担
/p H1-ピンク 黒-D3
/p H2-黄色 青-D4
/p 基本戦闘位置は絵画左側DPS,右側にタンク
/p —————————–
/p 【死の口付け】 AでSTに受け渡し
/p 【フラッシュウィンド】ST無敵受け
/p 【ペイン】 タンクが移動
/p 【大型AoE】 A捨て
/p 【2連AoE+頭割り】 A→C→A
/p —————————–
シグマ編零式2層はフェーズごとに動作をテンプレート化可能なため、比較的短いマクロで大丈夫です。
ひとつ注意点として、募集する主催向けにつくってあるので「フラッシュウィンド」がSTナイトのインビン無敵受けで指定されてしまっています。
もしレイドファインダーなどで行かれる場合は、適切書き換えて使ってみてください。
大AoE・小AoEの集合位置はパーティーによって少し差がありますが、野良メインでいく場合はA固定で動きを簡略化した方が事故が少なくて良いでしょう。
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