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【FF14】絶バハムート攻略完了!クリアしてみての感想。19分に及ぶ最高難度の戦闘の果てに得たものは

過去最高の難度である「絶バハムート討滅戦」を無事クリアすることができました!クリアまでの道のりや感想などを書いてみたいと思います。

contents
  1. 絶バハムート討滅戦クリア!攻略までの道のりは長く険しいものだった。たくさんの良い出会いに恵まれたことに感謝
    1. クリアしてみての感想。「絶バハムート討滅戦」というコンテンツは色々と特別な存在
    2. 出だしは結局2人からの再スタート。先がまったく見えない状態
    3. 絶バハムートへ初挑戦!するが、やはり固定化には至らず
    4. 自分の理想とする固定を実現させるために奔走。今度は自分が責任をもってメンバー集めをすると決心
    5. 野良補充やマクロ合わせに難航、心身共に辛い時期
    6. 仲間の心中宣言に感激。良い出会いも増えていく
    7. 11月27日、ついに完全な固定が出来上がる
    8. VC繋いで皆でワイワイ、毎晩笑いながら絶バハムートへ挑む
    9. 2体フェーズから金バハムート。固定の人数が9人のチーム「ANTHOS」誕生
    10. 年末の忙しい時期と重なり欠員がでる。9人目のメンバーとロールチェンジ
    11. 2017年最後の練習で金バハ時間切れ!そして2018年最初の成果として絶バハムート討滅戦をクリアする!
    12. 9人揃って1つの花。全員のクリアをもって真のエンディングを迎える。「the Legend」
    13. チーム最後の絶バハムート、3回目のクリアはあっさりと。9人揃っての記念撮影会、そしてANTHOSは役目を終えて解散へ
  2. 抱いていた理想は実現し、立派な花を咲かせることができた。素晴らしいチームメンバーと共に過ごせた時間は宝物
    1. 絶バハムートへのチャレンジは自分へのチャレンジでもあった。仲間がいてくれたから出来たこと
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絶バハムート討滅戦クリア!攻略までの道のりは長く険しいものだった。たくさんの良い出会いに恵まれたことに感謝

昨年から頑張って通っていたレイド「絶バハムート討滅戦」を1月9日に無事クリアすることができました!

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いつもは攻略記事なんかを書いているのですが、絶バハムートに関しては既に素晴らしいブログやロードストーンの日記などがありますので、今回はクリアに至る道のりや感想について書いてみます。日記風に書くのは久々ですね!

クリアしてみての感想。「絶バハムート討滅戦」というコンテンツは色々と特別な存在

まず最初に絶バハムート討滅戦というコンテンツに対しての感想ですが、やはり開発側が「過去最高に難しい。今後これ以上のはでない」というだけあって、非常に難しいコンテンツでした。

絶バハムートで何よりも困難なのが、「先のフェーズの練習が簡単にはできない」という点でしょう。例えばオメガ4層ではネオエクスデスからワイプポイントが追加されていましたが、絶バハムートにはそれがありません。

トータル時間として19分の戦闘時間がありますが、どんなに進んでいても一度でも全滅すればまたツインタニア戦からとなり、振り出しに戻ってしまいます。

そのため、後半の練習になればなるほど目的の練習フェーズへ到達するのも一苦労で、やっと到達できても1ミス即終了でやり直し。深度が増せば増すほどに、難度が上がっていくというこのつくりこそが一番難しいといわれる要因でしょう。

ギミック面は担当者が須藤氏であったこともあり、色々ギミックてんこ盛りでしたが、「answers」のBGMと上手くシンクロしていてドラマチックな展開だった他、自分たちにあったやり方を模索し、錬度を上げていくことで少しずつ進んでいく過程が楽しめる作りでした。

特に演出面においては素晴らしい出来であったと感じました。ツインタニア・ネール・バハムートは、それぞれ大迷宮バハムートシリーズレイドの最終ボスで、まさしくオールスターの状態。

バハムートはFF14の旧版(根性版)の世界を一度滅ぼしていることからも、FF14を代表する存在です。また、最終フェーズへ突入するときはフェニックスによる復活演出が入ったりと、FF14の重要キャラを全部盛り込んだ特別仕様のレイドでした。

さて、そんな特別なコンテンツである「絶バハムート討滅戦」ですが、このコンテンツは私にとっても特別なものとなりました。

以降は私のクリアまでの道のりを軸として当時を振り返りながら書いてみたいと思います。

出だしは結局2人からの再スタート。先がまったく見えない状態

冒頭からいきなりアレですが、私の絶バハムート攻略のスタートは良い出だしとは言えませんでした。この話はオメガ零式の時点まで遡ります。

元々私はあまり固定という単位で動いたことはなく、いつも野良主催ばかりやっているタイプの人なのですが、4.0直前から復帰したということもあり固定を組んでみたいなと思っていました。

そのとき、昔アレキ零式起動編を一緒にやったメンバーがいたこともあってその方たち(侍と詩人)とやることになりました。この時点で3人、そこへ詩人のフレンドや、私のフレンドも入れて半固定化となり、最後に募集で入ってきてくれた方を1人いれての8人固定として始ったのです。

1層から3層までは特に問題ないように思えましたが、やはり8人集まれば色々と問題も出てくるものでしょうか。4層攻略中の時点で意見がかみ合わないところが出てきて、そこからの流れもあってなのでしょう、メンバーの1人が固定を抜けていってしまいました。

その後も長期に不在となるメンバーも出てきてしまったり、さらに時間が合わないメンバーも出てきたのもあって、もはや固定という単位での存続は難しい状態。結局このときのオメガ零式固定は事実上消滅し、私も初クリアは野良でクリアしてしまうという結果になったのです。

そのメンバーらも野良でクリアした人が多く、固定の活動としては良い結果とは言い難いものでした。その後は旧固定の中で時間の合う方が集まり、毎週4層を消化していた感じでした。

絶バハムートへ初挑戦!するが、やはり固定化には至らず

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絶バハムートが実装されてからは、挑戦してみたいよねという話をアレキ起動編時代のフレンドとしていたので、そのメンバーを中核にし、詩人のフレンドを紹介してもらって絶バハムートへ挑戦していました。

しかしここでも結局固定化するには至りませんでした。詰まるところ私は私のフレンドのことを良く知っていても、フレンドのフレンドとなると距離感が掴めなかったのが大きな原因だったかもしれません。それは相手の方も同様だったはずです。

またプレイ時間帯も23時以降という普通に考えれば極めて遅いスタートでずいぶん無理をさせてしまっていましたし、相手の方々はもっとストイックに長時間プレイしたかったと思います。

このまま続けるのも忍びなかったのがあり、アレキのときのフレンドには別々に行動しましょうという旨を伝えて、また最初からのスタートとなりました。

決して誰が悪いとかそういったことではなかったのです。ただ、やはり多人数のグループというのは難しいものです。私もまだまだだなと痛感した瞬間でした。

このとき、後の竜騎士となるアレキ時代のメンバー「R.L.」さん(この時点では侍)にも別々にやることになったからと伝えましたが、この方も帰宅時間が遅いので、私と一緒にやってくれることになりました。

結局進捗度はネールフェーズ序盤練習というところで、私(召喚士)と竜騎士R.L.さんとの2人で再出発することになったのです。

自分の理想とする固定を実現させるために奔走。今度は自分が責任をもってメンバー集めをすると決心

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何だかんだでアレキ起動292も達成しましたし、今回絶バハムートもクリアしてきたわけですが、私は本来いわゆる「仲良し固定」が大好きです。

もちろんクリアに向けて真剣に取り組みますが、そこには笑いなどの楽しい雰囲気が常にあって欲しいと望んでいますし、殺伐とした空気ではやりたくありません。

FF14のレイドをやっている方からは「そんなの理想論じゃないか」とお叱りを受けてしまいそうですが、個人的には困難であっても理想を追い求めたいのです。ファンタジーの世界でくらいは理想を形にしたいと願っても良いはず・・・・・・。

ある意味ここからは私の理想論を実現させるための戦いでもあったと思います。それくらい、オメガ零式固定が上手くいかなかったことは私にとって心残りだったといえます。

今思えば、前回の失敗は私の甘えにあったのだと思います。固定リーダーならばその立場の上でメンバー集めにも責任を持つべきでした。

その経験もあって、再出発となった絶バハ固定(仮)は私のフレンドを誘っていく形から始めることにしたのです。

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まずオメガ零式のときに一緒だった占星術士「S.A.」さん(後の戦士・暗黒)にもう一度やりませんかと声をかけました。私がニコ生で配信していたときからよくきてくれたリスナーさんです。

当時はサーバ間募集がなかった時代でしたので、いつか一緒にコンテンツ遊びたいよねという話をしていたのですが、その初陣となったオメガ零式が不調に終わったのでもう一度一緒にやり遂げようという思いが強かったです。

そしてもう1人、こちらもオメガ零式のとき1層から3層まで一緒にやっていたナイト「L.I.」さん。この方はオメガの募集で入ってきてくれた方だったのですが、時間の都合や固定自体が不調だったこともあり、攻略途中で別々になってしまって最後まで一緒にやりきれなかったのが私としては心残りだったので、「絶バハ一緒にやりませんか?」とお誘いしました。

最近私はゲーム配信の場をニコニコ生放送からYouTubeに移して配信活動をしているのですが、このときよく見にきてくれていたリスナーの「N.M.」さんもちょうど絶バハをされていたので、一緒にいきましょうということでお誘いする流れに。

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それから時系列的にはもう少し後に合流することになるのですが、フレンドの忍者「N.L.」さんも固定に招くことになります。この方は真成編時代のフレンドで、たまにオメガ消化を一緒にやってくれました。

ここまでで、

  • 戦士S.A.
  • ナイトL.I.
  • 竜騎士R.L.
  • 忍者N.L.
  • 召喚士P.R.(私)
  • 白魔道士N.M.

の6人構成となりました。

野良補充やマクロ合わせに難航、心身共に辛い時期

ちょうどのこの時期はプライム黒炎~厄災あたりをやっていたころです。

固定メンバーは揃いつつありましたが、全員がいつもいるわけではなく、時期的に仕事が忙しい方もいたので、欠けたメンバー分を補充募集して挑む日々、半数しか揃わないときもありました。

このあたりで辛かったのが「次ラストで」と言って勝手にPTを早期に崩す方の存在だったでしょうか。

そもそも募集主は2時間3時間以上募集し続けてようやくメンバーを集められるわけですが、タニアフェーズの拘束具位置からネールフェーズの散開まで様々なやり方があり、募集で来てくれた方にマクロを読んでもらって、すりあわせをするのにどうしても時間がかかるわけです。

進みが悪いPTにさっさと見切りをつけて次々やりたいという気持ちも理解はできますが、正直募集している側からすると勝手に早期解散されるのはとても困ります。

もちろん抜けるのは自由なのですが、その調子でいくと入れるPTがどんどん少なくなっていくのでは・・・・・・と思うのはいらぬ心配でしょうか。

固定メンバーに十分な練習時間を取らせてあげられないことや、補充でよく来てくれていた方の意外な一面を見てしまったりと、この時期が私としては一番辛かったです。

仲間の心中宣言に感激。良い出会いも増えていく

FF14はプレイしたからといってお金が貰えるわけではありません。かけた時間に対するリターンは、やはり進捗度であったり、クリアできたりという結果が欲しいと思うのは当然のことのはずです。

ですから、パーティーを預かる身としてはそれを皆が持ち帰れるように、リーダーなりの努力をするわけです。

ただ、この時期は本当に進みが良くなかったのもあり、私のメンタルもかなり落ち込んでいる状態でした。

そんな状況を知ってか知らずか、練習後に固定メンバーL.I.さんが、

「もちろんクリアはしたいけど、仮に4.2までにクリアできなかったとしてもそのときは仕方ないよ」

と言ったのです。

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これは事実上の心中宣言にも等しいものでした。この時点で他の募集を見てるとタンクが空いていたり、もっと進行度の高いPTはいくつもありましたから、私のPTを抜けて他へ行くことだってできたはずです。

この方もオメガ零式のとき最後まで一緒にやり切れなかったことを気にかけてくれていたようで、結果はどうであっても、今度は私と最後までやると聞いたときは本当に嬉しかったです。

これ以降、私も私にできる全てを尽くして邁進しようと気持ちを新たにすることができました。

そしてこの頃から新たな出会いが増えていきます。

補充募集で入ってきてくれた方だったのですが、進みが良くなくて目的のフェーズが中々練習できなくても、雰囲気を盛り上げようとしてくれたのでしょう「どんまい!」など色々チャットで励ましてくれたりする学者「C.M.」さんや、自分の固定が終わった後で疲れているはずなのに、足しげく私の募集に通ってくれた機工士「A.Z.」さん。

この2名も後に固定メンバーへと加わることになります。

11月27日、ついに完全な固定が出来上がる

何度か一緒にプレイしてくれた学者のC.M.さんが新たに固定へ加わって、ついに7人体制。あと1人レンジ(機工士)が入ってくれれば8人固定の完成!というところまできました。

前述のA.Z.さんはこのとき既に固定に入られていたので、私の固定に入ってくれるのはもう少しあとの話になります。

この時点で私の最高到達度は厄災まででしたが、そろそろ完全な固定化を図っても良い頃合だろうと判断し、残るレンジ枠をロードストーンにて募集。そのURLを掲示して募集PTを出していたところ、「L.F.」さんという詩人(機工)が来てくれました。

実はこの方、既に連撃まで進んでいる方だったのですが、野良での限界を感じていて募集に入ってくれたようです。

自分の進行度が進んでいても特に急かしたりすることなく、先のフェーズの安定するやり方を教えてくれたり、他のPTではこういうやり方だったなどの情報もたくさんくれました。後々この方には無茶振りをお願いすることになります。

VC繋いで皆でワイワイ、毎晩笑いながら絶バハムートへ挑む

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さて、完全固定となる少し前あたりから私もボイスチャットを導入し始めたのですが、やはり声で伝達できると説明や打ち合わせの速度が非常に速く、とても便利です。

また、コールなどが行なえるためミスを減らしたりするためにもとても役立ちました。

もっとも私たちの固定のVCは雑談やギャグ、笑い話などが通話時間の大半を占めていたのではないかと思います。

もちろん作戦会議はちゃんとやりましたし、コールが必要なシーンなどはしっかり声をかけあいました。その上で、全員が自分のやれることをちゃんとやると、不思議と余裕が生まれるものなのでしょう。

ミスって全滅しても、それはミスした本人が一番気にしているので、そのことを責める人もいませんし、終始和気藹々とした雰囲気でした。笑いがなかった日は本当に1日もありませんでした。

最初は聞き専だった方もマイクを買ってきて通話に参加するほどの盛り上がりようで、非常に楽しい時間でした。

ふと気付くと、過去最高難度、そして今後もそうであろう「絶バハムート討滅戦」というコンテンツへ挑んでいながらも、皆笑いながらプレイしてる光景がそこにはあったのです。まさしくこれが私の求めていたものでした。

2体フェーズから金バハムート。固定の人数が9人のチーム「ANTHOS」誕生

8人の固定が完成し、12月上旬にはネール&タニアの2体フェーズにも初めて到達することができました。

クリアした人からすれば「そんなに難しくない」という感想かもしれませんが、錬度が足りない時期だとやはり2体フェーズは難しいものです。

私の固定ではプライムフェーズでの連撃の三重奏や、群竜の八重奏が思いのほかあっさりと通過してしまっただけに、この2体フェーズでは体感的に結構時間を要した気もします。

また、「このフェーズさえ超えればいよいよ金バハだ!」という焦りもあったのかもしれません。序盤のフェーズでのミスも少し多くなってきた時期でした。やはり妙な焦りは失敗を生むものですね。

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固定活動開始時間が23時以降という遅めの時間からなので、練習はできても1セットから1.5セットという制約の中で、いかに効果的な練習ができるかという試練のときでもありました。

2体フェーズまで突入するのに13分程度かかってしまうので、その練習量不足を補うために邂逅4層での模擬戦でイメージトレーニング量を増やしたり、序盤のフェーズも目の前の相手にしっかり対応するというのを心がけて臨むようになると、次第に練習の質が上がっていきました。

そして12月の末頃にはついに2体フェーズを突破し、念願の金バハムートを拝むことができました。あの時の皆のテンションの上がりようはすごかったです。

やはり固定の名前があると嬉しいものでしょうか。前々からメンバーとの会話の中で「何か固定のチーム名みたいなのが欲しいね」という話があがっていました。

そこで私は「金バハを見ることができたら発表するね」としながら、固定に似合った名前を考えていましたので、このタイミングで皆に発表することとなります。

色々悩みましたが、最終的にギリシャ語で花を意味する「ANTHOS」(アンサス)と名付けることにしました。

メンバーひとりひとりを1枚1枚の花びらになぞらえて、絶バハをクリアし、一花咲かせようという願いが込められたものでした。

年末の忙しい時期と重なり欠員がでる。9人目のメンバーとロールチェンジ

ようやく金バハまで到達したのは良いものの、まだまだ練習不足。ここから練習を詰めていきたい!というタイミングでしたが、そこに年末という世の流れが重なります。

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帰省される方や、年末のイベントなどで参加できない方がいましたが、そのうち特にタンクS.A.さんが年末忙しく、それを加味すると次に8人全員揃うのは年明けの3日以降ということなってしまい、さすがに1週間以上練習ができないのはまずいという状態でした。

特にタンクというポジションは2人のタンクの息が合っていないといけませんし、私の固定の場合はタニアフェーズの拘束具設置目安となるフィールドマーカーを置いていませんので、まずそこからしてタンクのハードルが上がってしまい、補充募集で何とかなるという問題でもなさそうでした。

このあたりはリーダーとしても難しい決断を迫られたときでした。年末年始ということもあって練習を長期に休ませるか、補充でタンクを募集するか……。メンバーは予定をそれぞれ出した上で、判断は私に任せるという状態。本当に色々と考えた場面でした。

最終的に私が決断したのは、「レンジ枠L.F.さんにSTナイトをやってもらい、現在のSTナイトL.I.さんにMT暗黒を出してもらう」という無茶ぶりにも思えるものでした。

というのも、今いるレンジのL.F.さんはナイトもカンストしており、零式などでも使われているという話を以前聞いていましたし、L.I.さんはタンク3種の扱いに長けていたこともあって、いけるのではないかという判断でした。

しかしこれはかなりの暴挙です。FF14をあまりやっていない方からすれば単なるジョブチェンジにしか見えないかもしれません。でも、レイドをやり込んでいる人はいかに私が無茶な要求をしているかわかるはずです。

最高難度の絶バハムート、しかも金バハまでいっているのにジョブチェンジをさせ、さらにレンジで募集をかけた人にタンクをやらせるというとんでもないものでした。

正直「無理です」と断られても仕方のない案でしたが、L.F.さんL.I.さん共に快く承諾してくれました。今思えば本当に無茶な要求をしたものです。

では欠けたレンジはどうなるのかというところで、前述したよく私の募集へ来てくれていた機工士A.Z.さんが登場します。

A.Z.さんは既に別固定に入っていましたが、活動時間が24時までで終わることが多かったので、それから私のパーティーに顔を出してくれていました。

ただ、色々事情があったようで結局のところA.Z.さんの元々の固定は解散することとなり、最終的にこちらの固定の方に合流してくれることになったのです。この方にも人数が足りないときに機工士で近接ポジションをやってもらったりと、色々助けられました。

こうしてチームANTHOSのメンバーは9人となり、8人固定からレイドチームへと変わっていったのです。

  • 暗黒(戦士)S.A.
  • 暗黒(ナイト)L.I.
  • ナイト(機工)L.F.
  • 竜騎士R.L.
  • 忍者N.L.
  • 召喚士P.R.(私)
  • 機工士A.Z.
  • 白魔道士N.M.
  • 学者C.M.

考えてみると、私にとっても8人を超えるレイド攻略固定を編成するのは初めての経験でした。

2017年最後の練習で金バハ時間切れ!そして2018年最初の成果として絶バハムート討滅戦をクリアする!

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2017年の最後の固定練習は30日で、この日は誰も死なずに金バハムート時間切れを初めて達成できた回でした。もちろんこのときの構成はロールチェンジ後のものです。

期待を胸に新年を迎えて、1月3日に攻略が再開されます。この時点で日程的には既にS.A.さんも出られるはずでしたが、インフルエンザにかかってしまい練習に参加できない状態でした。

ここも難しい決断でしたが、様々な点を考慮してまずはS.A.さんを除く8人でのクリアを優先させることに決めました。

ここからは本当に詰めの段階。いつクリアできてもおかしくはないという状態での、あの緊張感が忘れられません。

そして1月8日、月曜日の夜。ついにそのときはやってきました。

この日は突入早々何事もなく2体フェーズを超え、金バハに突入します。いけるか!と思いきや、私がエクサフレアを踏んでしまいます。

気を取り直してもう一度。皆張り切っているのか今度も金バハまでストレートで到着!・・・・・・しかしまたしても私がエクサフレアを踏みます。

これはやばい、冗談ではない!本来遠隔はエクサフレアを避けるのは比較的簡単で、実際私もこの前の日までほぼミスなくできていましたが、いよいよ最後だというときに限って連続でやらかします。

正直私自身もショックでしたが、それを察してくれたのかメンバーが「少し休憩を挟もう!」と言ってくれて、一息入れることに。

10分ほど休憩を入れて、さあもう一度。次で決めるぞ!という覚悟で臨みました。皆も同様だったと思います。

そしてこの回も金バハまでワイプなく到着。3連続です。本当にクリアできる水準に到達しているとこういう感じなのでしょう。

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そして3度目の正直。私もエクサフレアを踏まず、皆もエクサフレアを踏まず。着々と軽減スキル、ウェポンスキルを撃ち込んでいきます。

最後の時間切れモーン・アファー詠唱が開始され、「いけるか? いや、いける!」と胸を高鳴らせながらキーボードを連打。

そしてついに成し遂げます。絶バハムート討滅戦、クリア!

私の配信では他のメンバーの声は入れていないのですが、あのときは全員が「よっしゃー!」と夜中なのに大声を上げていたのは今でも鮮明に記憶に残っています。

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この達成感が本当に気持ちの良いものです。皆で写真をとったり、称号をつけたり、絶武器(金武器)を見せ合ったりして喜びのひと時を過ごしました。

9人揃って1つの花。全員のクリアをもって真のエンディングを迎える。「the Legend」

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無事に絶バハムート討滅戦をクリア!しかし、まだです。まだ真のエンディングを迎えてはいません。S.A.さんがクリアして、初めて皆のクリアとなるのです。

S.Aさんがいない間、他メンバーとも色々通話で話し合っていましたが、私が「全員じゃなくても、クリアしたときはまずそのことを手放しで喜んでほしい」というほどに、S.A.さんのクリアのことを皆気にかけていました。

1月10日から合流し、絶バハ攻略を再開。病中もイメージトレーニングをされていたようで、病み上がりながらも、S.A.さんの動きは素晴らしいものでした。

そして少しずつ全員の歩調を合わせていき、1月14日、日曜日の深夜にクリアすることができました。

これで9人全員のクリアです!皆初回クリアのときと同じように喜び合いました。

初回クリアしたときはちょうど日付が変わって9日になったばかりなので、まだリセット前でしたから翌週も武器トークンがもらえたわけですが、例えそうでなかったとしても皆が全員クリアできるまで積極的に絶バハへ通ったことでしょう。

そしてこのときはA.Z.さんが休んでくれて、L.F.さんには本来募集したレンジポジションでクリアしていただきました。やはり本職ですし、初回クリアが別ジョブだったことが少し私の中で心残りだったのでレンジでクリアしてもらえたことは良かったと思います。

チーム最後の絶バハムート、3回目のクリアはあっさりと。9人揃っての記念撮影会、そしてANTHOSは役目を終えて解散へ

8人用コンテンツですから、9人のチームだと誰か1人は待機することになってしまいます。当然クリア回数にも差が出てしまうわけですが、そのことに誰一人として不満を言うこともありませんでしたし、むしろ自分から「私が抜けて大丈夫です」と言ってくれるほどでした。

1月16日はリセット日。この週が最後の固定活動だと決まっていました。この回はL.I.さんを除く8人で挑戦。今週早い段階でクリアできれば良いと思っていましたが、1時間半程度で金バハ到達1回目で即クリア。

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本当に「消化」というレベルで、これだけ難しいコンテンツなのに、皆さすがのレジェンドだなと改めて感心しました。本当に最後はあっさりとしたものです。

そして翌日の17日。この日は固定最後の活動として「記念撮影会」を行いました。

私たちは9人のチームですしサーバがそれぞれ違うので、最後に全員揃って記念撮影したいという思いからでした。

場所は悩みましたが、クリスタルが綺麗なアライアンスレイド「シルクスの塔」にて記念撮影を行なうことに。各々が手にする眩い武器は、努力の証です!

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最近はグループポージング機能も追加されて、色々綺麗な画像が撮れるようになりましたから、皆試行錯誤しながら立ち位置を変えたりして何枚もスクリーンショットを撮りました。

そして、この楽しい撮影会をもってチームANTHOSはその役割を終えることとなります。

抱いていた理想は実現し、立派な花を咲かせることができた。素晴らしいチームメンバーと共に過ごせた時間は宝物

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私はアレキ零式の起動編が終わったあと休止していましたので復帰は4.0からでした。そのため、レイドはオメガ零式デルタ編が久々のものでしたが、それが上手く行かなかったのはとても残念でした。

冒頭でも書いたとおり、私は楽しい雰囲気が大好きなのでそれを難関コンテンツでも求めてしまいます。

起動編のときの固定は上手くまとまってクリアできたのに、という思いもありながら、そもそも私の考え方がおかしいのかという部分に自分自身でも疑問を持つようになってしまいました。

絶バハムートへのチャレンジは自分へのチャレンジでもあった。仲間がいてくれたから出来たこと

絶バハムート討滅戦は開発側が「過去最高」というほど難しいコンテンツで、正直私も最初はどこまでいけるかわからない状態でしたし、無理かもしれないとすら思いました。

しかし、FF14における「バハムート」というのは特別な位置付けの存在ですし、このコンテンツが難易度としては今後もFF14の最高位にくるということもあって、もう一度自分のやり方、そして考え方が通用するか試してみたかったという気持ちがありました。これが私の中での動機だったのかもしれません。

ですから、今回の絶バハムートでは私なりのやり方で妥協せずにやってきたつもりです。その結果として、4.2パッチ前のクリアという形を残すことができたのは、私としても大変嬉しいことでした。

もちろん、この結果は行動を共にしてくれた仲間がいたからこそ成し得たことです。皆が自分にできることを率先して探し、努力してくれました。

自分で言うのも何ですが、私より上手な方はもっとたくさんいらっしゃいます。そんな中、アレキのときも、今回の絶バハムートも、クリアしてこれたのはひとえにメンバー皆のおかげといえるでしょう。

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もしあの時募集していなかったら、もしあのとき声をかけていなかったら・・・・・・、と考えると、この9人が集まったのは奇跡的なことです。きっと誰かが欠けてしまったら、結果は違ってきたのではないでしょうか。

ゲームといえど中身は人間ですから、本当に色んな出会いがあるものです。こういったご縁は大切にしていきたいものですね。

完全な絶バハ固定になってからはひと月半程度の時間でしたが、とても濃く、楽しい時間でした。私にとって、宝物の記憶です。

こうして、私が自分のプレイスタイルを見つめ直す機会と、素晴らしい出会いをもたらしてくれた「絶バハムート討滅戦」は、私の中で特別な存在となったのです。

最後となりましたが、ここまで信じて共に戦ってくれたメンバーの皆さん、そして応援してくださった皆さん、ありがとうございました。


絶シリーズ第二弾の絶アルテマについてのクリア感想もよろしければぜひ。
【FF14】絶アルテマをクリアした感想。最高の瞬間を共有できる理想の固定、描いた物語の先にあるものは
7月3日、日付が変わったばかりの頃「やったー!」という歓喜の声と共に絶アルテマをクリアしました!そこまでの軌跡を記した感想文的な記事です。

コメント

  1. 神龍鯖の一匹狼 より:

    感動しました。
    読んでるだけで色々な思いが伝わってきました。自分はまだ固定もなく野良オンリーのぼっちプレイヤーですが、こういう仲間がいるのは素直に羨ましいです。
    復帰したばかりでいきなりすっ飛ばしてアルテマウェポン固定とかには入りづらいので暫くは虚構装備が揃うまではLSやFC探して仲間を作りたいと思います。
    素晴らしい記事をありがとうございます。

    • パピルス Papy より:

      コメントありがとうございます。
      私も紅蓮からの復帰勢でしたが、色々なPTに参加したりするうちに少しずつ繋がりが増えていった感じでした。

      「自分らしく楽しくプレイ」をしていれば、必ずそういったフレンドさんや仲間が惹かれあってくると思うので、頑張ってください!
      ちなみにシンリュウ鯖なら私も同じManaDCなので、どこかでご一緒した際はよろしくお願いしますねっ。

  2. maris より:

    通りすがりの者です。
    4.31実装の絶アルテマに行く予定で、実は私は絶経験がなく、少しでも情報を集めようと思いこの記事にたどり着き何度も読み返してしまいました。

    固定のリーダーからも伝えられましたがモチベーションの維持、雰囲気がとても大事ということが分かりました。

    私の固定もpapyさんたちのように楽しく、笑い合いながら、クリアを目指して行ければと思いました。

    遅くなりましたがクリア本当におめでとうございます。

    • パピルス Papy より:

      コメントとご祝辞をいただきましてありがとうございます。
      攻略記事ではありませんでしたが、何かしらお役に立てたのであれば幸いです。

      いよいよパッチ4.3の実装も目前で、その2週間後には絶アルテマも実装されますね。
      長期の攻略になりますから、おっしゃるとおり絶シリーズではチーム全体のモチベーションと雰囲気が大切です。
      marisさんは絶シリーズ初挑戦とのことですが、そのことを把握してらっしゃるのであればきっと大丈夫だと思います。

      私は今回はやらない予定だったのですが、何だかんだで絶アルテマに挑戦することになりそうです。
      皆笑顔でクリアできるように、お互い頑張りましょうね!

  3. 引退した元暗黒騎士 より:

    通りすがりの者です。
    クリアおめでとうございます!

    私はアレキの律動編零式をクリアした所で疲れて引退してしまいしたが、
    絶楽しそうですねえ。。このブログをみてまた少しFFをやってみたくなりました。

    • パピルス Papy より:

      ありがとうございます!
      私もずっと休止していたのですが、ふと思い立って復帰してみた口でした。

      FF14のレイド設計的に、高難度コンテンツはどうしても大縄跳びになってしまうので、たしかに疲れることも多いですよね。
      でもそれを乗り越えたときの満足感というのもひとしおで、そこがこのゲームのにくいところでしょうか。

      FF14は他のMMOに比べると復帰して追いつきやすいデザインなので、気が向いたときに復帰してみるのも良いのではと思います。
      もし冒険を再開するきっかけになれたなら、私も嬉しい限りです。

  4. Fortissimo E より:

    なんとなーく目についたリンクを踏んだだけなのだけど、ただただ「おめでとう」と伝えたかったのでコメントを残します。

    本当におめでとう。これからもお互いこの世界を楽しもう。

    • パピルス Papy より:

      お祝いのお言葉、身に沁みます。ありがとうございます。

      新しい出会いとそこで育まれる友情、ありふれたテーマのようですが、そういった要素がこのゲームを魅力的にしているのだなと改めて感じました。

      次はどんなご縁があるのだろうかと想像すると、とても楽しみです。