パッチ4.3で実装された極蛮神「極ツクヨミ討滅戦」の攻略とマクロやギミック解説についてです。
極ツクヨミ討滅戦攻略!満月新月ギミックさえ乗り越えればDPSチェックはゆるい。アイコンや台詞で判別しよう
パッチ4.3で追加された新蛮神「極ツクヨミ討滅戦」の攻略についてみていきます。
極ツクヨミ討滅戦は全体のDPSチェック自体は非常にゆるいものになっていますが、デバフを判別して移動するギミックがあり、そこが極ツクヨミ討滅戦の一番の難所といえます。
ギミックを充分理解することで、何故そこに動く必要があるのかがわかればミス無くこなせるようになってきますので、極ツクヨミのギミック把握が重要です。
マーカー設置位置
マーカーの設置位置についてですが、基本的には上記画像左下のように4ヵ所にABCD配置で良いでしょう。
BとDが中央寄りになっているのは、移動距離の問題からなのですがこの設置位置の目安としては、フィールド上の十字模様の先に設置するようにするとちょうど良い位置になります。
【フェーズ1】武器持ち替えギミックは後半にもでるので音や外見で判断しよう
まず前半フェーズのタイムラインは以下のとおり。
フェーズ1タイムライン |
---|
|
「折檻」は通常の全体ダメージですので特に注意する点はありません。
「宵の早替え」は極シヴァなどにもあった武器をチェンジし、それに応じた攻撃をしてくる攻撃技です。この宵の早替えには2パターンあります。
1つは上記画像の「槍」。槍の場合はツクヨミが右手に槍を持った後、タンク→DPS→ヒーラーのロール順番でランダム1名に向けて不可視の扇範囲を撃ってきます。
この場合ロール別に分かれていないと対象者次第では2回攻撃を受けてしまうので、タンク・DPS・ヒーラーのロールにわかれておくのが重要。散会はタンク12時・ヒーラー3時または9時・DPS6時に分かれるのがオススメです。(後述のギミックのため)
2つ目はこちらの「銃」です。銃の場合はツクヨミが左手に銃を持ったあと、ランダム1名に対して直線範囲攻撃を行いますが、これは頭割りが可能なので全員ツクヨミ後方(6時)にて頭割りします。
ボスのステータス欄にはアイコンが付きませんので、判別するには左右どちらの手に武器があるのかや、台詞、音による判別が有効です。
特に銃を出すときにはリボルバーのシリンダーを回すような「カラカラカラ」という音が大きめになりますのでそれを聞いて判別すると簡単。
「月下彼岸花」はフェーズ移行の合図でもある強力な全体攻撃で、直後にスタンが付与されます。この際次の雑魚フェーズに備えてあらかじめアサイラムなどを設置しておくと良いでしょう。遠隔勢は範囲漏れに注意したいところです。
【フェーズ2】雑魚フェーズ。ヨツユと線で繋がっている敵はタゲ取り不可、線が付いているものから優先して倒す
ツクヨミのHPが78%以下になると自動的にこの雑魚フェーズへ移行となります。
雑魚フェーズではノーマルでもあったように各種の幻影がヨツユを狙い、怨念ゲージが溜まっていきますので、素早く雑魚処理をしましょう。
沸いてくるのは全部で3回で、
- 1回目:義母義父+ドマ人6
- 2回目:アサヒ+帝国兵6
- 3回目:ゼノス
構成はこのようになります。ヨツユと線で繋がっている雑魚は絶対にヨツユしか狙わないためタゲを取ることができませんので最優先で倒してください。
ちなみに怨念が100%まで溜まってしまうと、全体即死技(履行技)が実行されてやり直しになります。
【フェーズ3】極の月読での満月・新月ギミックが最難関。隕石設置が成功すればデバフの管理だけで済む
フェーズ3タイムライン |
---|
|
フェーズ3開始直後から出てくる「極の月読」は、極ツクヨミ戦での最大のギミックといえます。逆にいうとここさえしっかり把握して動けるようになれば、一気にヌルゲーと化します。
まずはこのフェーズから登場するデバフをみていきます。
アイコン | デバフ説明 |
---|---|
【満月下】白床上で付与される。5秒で1カウント、カウント5で即死する。新月下を打ち消し可能。 | |
【新月下】黒床上で付与される。5秒で1カウント、カウント5で即死する。満月下を打ち消し可能。 |
満月デバフは白い方の床、新月デバフは黒い方の床で付与されます。このデバフは5秒毎に1カウント進んでいって、カウント5になると即死してしまいます。
これらはお互いに打ち消す効果(上書き)があります。例えば新月4カウントで白い床に乗るれば満月1カウントになるといった具合。こうやって上書きしていくことで即死を回避するというのがギミックの基本になっています。
ただし、この「極の月読」に関してはいきなりどちらかのカウントが4から始まるので、実質猶予は5秒しかないわけです。素早く反対の色床を踏んで上書きしましょう。
ちなみにこのアイコン、どうも見づらいデザインになっていて「あれ? どっちが満月だっけ?」となるケースが多く、人によっては苦手な方もいるはずです。おそらく満月アイコンの周囲が黒色のため錯覚するパターンです。
その場合、上記画像のように、フライテキストやマーカーでも判別することができます。アイコンで判別したい場合は、新月デバフに青や赤色が混じっていることを利用してみると良いでしょう。
「青赤、白踏み。白は黒」(アイコンが青や赤の場合は白い床を踏んで、白いアイコンは黒床を踏む)といったように台詞で暗記するのも良さそうです。
この床ギミックとあわせて、「百月光」というフィールド上に設置されるドーナツ型範囲攻撃もあるので、素早く色を見極めて安全地帯へ逃げるというのが重要です。
ここからがノーマルツクヨミとの決定的な違い。
極の月読終了後、フィールドの床割合が変化。面積的には2/3以上を満月・新月のどちらかが占めるようになります。どちらが多くなるかはランダムで決定されます。
例えば上記画像を見てください。この場合は満月(明るい方)がフィールドの大半を占めた例を見ていきます。
宵の早替え(銃)が終わった後、上記画像のような隕石マーカーがタンク・DPS・ヒーラーにそれぞれ1名ずつランダムで付きます。
このマーカーを置いた地点に頭上から隕石が落下してきますが、この隕石の設置位置がとても重要。というのも、この後「月時雨」によってフィールド全体が広い方の色一色に染まってしまうのです。
上記の場合は全体が満月になりますので、そのままだと全員カウント5で死亡します。
そこで隕石の出番!隕石はロール毎に全部で3つ落下してきて、隕石は落下地点の色を受け継いで(コピー)、爆発後はその周囲に受け継いだ色の床を展開してくれます。
つまりこの場合は新月床(狭い方)に隕石を落下させて黒床をコピーさせて、爆発後にそこへ逃げ込めばデバフの上書きができるということになります。
隕石は落下時と爆発するとき、かなり広範囲のAoEが発生します。これに巻き込まれると死んでしまうので、安全地帯が残るように設置したいわけです。
最初の図とフィールドマーカーの位置を見ていただければわかると思いますが、隕石はロール毎に1つずつの合計3つ出現するので、このように3点に設置すると反対側(東か西)に必ず安地ができるようになります。
順調にデバフと隕石を処理できれば、ちょうどカウント5になる前に隕石が生成した反対色の床に乗れる仕組みになっています。
隕石はフィールドマーカーでいえばA,B,Cか、A,D,Cのどちらかの置き方になります。たいていの場合ヒーラーがBかDを担当するようになります。
色を継承する都合上、
- タンクとDPSは床が狭い方の色
- ヒーラーは床が広い方の色
にマーカーを置く必要がありますので、この点は覚えておくと良いでしょう。
ちなみに練習時は上記画像のように1・2マーカーを足して設置位置を正確に置けるようにするという手段も有効です。
「ドーナツ範囲」は床の面積が狭い方の側に、
- 1回目:2つ
- 2回目:1つ
と出現します。特に2回目のドーナツ範囲は隕石の爆発範囲と被るので、ここでも隕石設置位置が重要になってきます。
うまく処理できれば、上記画像のように安全地帯は必ず確保できます。ドーナツ範囲が消えたらすぐにAかC側の岩に生成された色床を踏みにいきましょう。
「月天心or月下美人」は床の色によって名称が違いますが、フィールド中央からの距離減衰有り全体攻撃です。
攻略のとおりの動きをしていればAかCの隕石床にいるはずなので、そのまま距離減衰を最大にした状態でこれを受けられます。攻撃終了後、ツクヨミは勝手にフィールド中央へと戻ります。
【フェーズ4】扇子AoEからの銃or槍に注意。なぶり殺しはタンクスイッチだが、火力が出すぎる場合フェーズスキップ有り
フェーズ4タイムライン |
---|
|
「座敷遊び」は扇子がフィールド上に振ってきて、それを中心とした円形範囲攻撃になります。座敷遊びには2タイプあって、フィールド半分半分に設置されるものと時計回りに順番に配置されいてくものがあります。
フェーズ4では半分半分のタイプが必ず実行され、その直後に「宵の早替え」がきます。この宵の早替えは、「槍」か「銃」のどちらかランダムとなります。
「なぶり殺し」はMT(ヘイト1位)に対しての耐性ダウンデバフ付き扇範囲です。この詠唱中にSTが挑発してスイッチしてください。
ちなみに、フェーズ4ではなぶり殺しの後に「極の月読」があります。これはフェーズ3のものとほぼ同じで、途中の「宵の早替え」が銃ではなく槍に変更されています。
本来その間にタンクの耐性ダウンデバフが取れるといった具合になるのですが、PT火力が高い場合なぶり殺しの後に極の月読をスキップしてフェーズ5の「黄泉の舞」が実行されます。
耐性ダウンが付いているとこの全体攻撃を耐えることができず即死してしまうので、なぶり殺しの直後ツクヨミが、
嗚呼、まだ、あたしは…………。
と台詞を喋り始めたら無敵技を使ってください。
おそらく極の月読までにツクヨミのHPが35%を切っていると強制スキップされるものと思われます。
フェーズ4ではフェーズ3の「極の月読」部分からほぼループのようになります。
ただし、「宵の早替え」が槍に変更されているので、各ロールの向きには注意してください。これとメテオ(隕石設置ギミック)はほぼ同時にくるので、慌てず処理しましょう。
【フェーズ5】最終フェーズ。満月か新月で離れるor近づく、右近左近の範囲攻撃に注意しよう
フェーズ5タイムライン |
---|
|
ツクヨミが、
嗚呼、まだ、あたしは…………。
と喋りだすと、「黄泉の舞」が実行されます。これは最終フェーズ突入の合図でもありますが、特に詠唱がありません。強力な全体攻撃です。
「満月or新月バフ」は満月か新月のバフがツクヨミに付与されます。これはバフによって次に実行される「月刀右近or月刀左近」の攻撃範囲が変化するというギミックです。
アイコン | デバフ説明 |
---|---|
【満月】次に実行される月刀が210度扇+ボス周囲範囲になる。※外周安地 | |
【新月】次に実行される月刀が210度扇+フィールド外周範囲になる。※内周安地 |
どちらのバフが付いているかは、
- 満月の魔力がツクヨミを満たす……!
- 新月の魔力がツクヨミを焦がす……!
の台詞で判別できる他、上記のとおりボスのバフ欄でアイコンでの判別も可能です。
「月刀右近or月刀左近」のどちらがくるかはランダムですが、例えば「月刀左近」が来る場合の攻撃範囲イメージを見てみましょう。
左近は左側に攻撃を行うのでボス右側が安全ですが、それに満月と新月の範囲が加わって上記画像のような範囲になります。
実際は新月の場合はかなりボスに密着していないとデバフが付いてしまいますので、アイコンと台詞をしっかり確認して慌てず回避できるようにしてください。
「月下繚乱」はフェーズ5にて扇子AoEと一緒にくるギミックで、頭割りで対処します。
このとき扇子は時計回りに配置されていくので、一番最初に設置された扇子の隣に集合、頭割りを受けたらフィールド中央へ回避という流れになります。
おなじくフェーズ5で扇子ギミックと一緒に登場する「破月」。こちらはタンク・DPS・ヒーラーの各1名ずつに頭上アイコンが点灯し、その周囲に円形範囲が実行されます。
扇子はフィールドを半々にわける形のものなので、破月対象者同士が重ならないようにすれば大丈夫です。
極ツクヨミ討滅戦マクロ。隕石と槍が重なるフェーズ4ではしっかりと散開位置を意識しておこう
極ツクヨミ討滅戦で上記の攻略内容を基準としたマクロです。コピペしてすぐ使えるようになっていますので活用してみてください。
/p ▼ 宵の早替え
/p 槍:散開(タンク基準)
/p T
/p H ● H
/p D
/p 銃:背面集合
/p ▼ 隕石
/p T:A(狭い色)
/p H:BorD(広い色)
/p D:C(狭い色)
/p ─────
/p A=12時/B=3時/C=6時/D=9時
前述しましたがフェーズ4での隕石ギミックと槍ギミックが重なるところで事故が発生することが割とあるので、しっかり散開位置を意識しておいてください。
極ツクヨミは全体のDPSチェックはとてもゆるくできているので、時間切れになることはあまりないと思います。やはり一番の難所は満月・新月の床ギミックでしょうから、何故隕石をそこに置くのか、何故そこへ逃げるのかといった部分のギミック理解を頑張ってみましょう。
一度覚えてしまえばノリノリのBGMを聞きながら周回できるので、やっていて楽しい蛮神戦ですよ!
コメント