FF14パッチ4.2のレイド、シグマ零式1層の攻略記事です。タンクスイッチなしのマクロと、ギミック処理について。
シグマ編零式1層攻略。ゴースト隔離部屋の行き先を間違えないように注意。大きさとタイミングで判断しよう
FF14のパッチ4.2で追加されたレイド、「次元の狭間オメガ零式:シグマ編1層」の攻略記事です。
シグマ零式1層はFF6に登場した魔列車との戦い。デルタ零式1層のアルテロイテはあまりにも簡単でしたが、今回はそれなりに手強い相手となります。
フェーズ1
フェーズ1でボスが使ってくる技のタイムラインは、
- サーチライト(各ロールから1名ずつ計3個)
- 魔界の汽笛(吹き飛ばし)
- 魔霊撃(MT大ダメージ)
- 追突+魔界の風(距離減衰+ヒラDPS1名ずつに範囲)
- 酸性雨(全体攻撃)
- 魔界の汽笛(左右から幽霊)
- サーチライト(ヒラDPSに1つずつ)
- 魔界の前照灯(直線頭割り範囲)
- 魔界の汽笛(追尾幽霊x2)
- サーチライト
- 魔界の光(タンクヒラ1名ずつに距離減衰)
- 魔霊撃
- 酸性雨
このようになっています。
「サーチライト」は対象となったプレイヤーに向けてゆっくりと追尾してくる円範囲で、一定時間後に円範囲攻撃位置が確定、その後その場所にダメージが入ります。位置が確定してから避ければ良いので攻撃自体は恐くありません。
また、このサーチライトは幽霊にダメージを入れて消滅させることができるので、シグマ零式1層での主要なギミックとなります。消すゴーストについては後述。
「魔界の汽笛」はゴーストを呼ぶ攻撃で、戦闘中に何度も使ってきます。名称自体は「魔界の汽笛」で同じ名前なのですが、出現するゴーストはそれぞれギミックが異なります。
全部で3タイプあるのですが、そのすべてはフェーズ1で見ることができます。まずここでそれぞれのゴーストの動きに慣れておきましょう。
魔界の汽笛で呼び出されるゴーストには、
- 吹き飛ばし
- 左右通過
- 追尾
の3タイプが存在します。
フェーズ1で一番最初に現れるのは「未練のゴースト」というもので、車両の左右どちらかに出現。そこから吹き飛ばし攻撃を行ってきます。
これを防ぐにはフィールド上のゴーストを囲っている四角い範囲にキャラクターを引っ掛けて吹き飛ばしを耐えるか、あるいはアームズレングス、堅実魔といったロールアクションで吹き飛ばしを無効化しましょう。
フェーズ1で2回目に使ってくるのは普通の「ゴースト」で、車両の左右に湧いたゴーストが交差するように通過していきます。
このときゴーストに接触してしまうと別室に強制的につれていかれてボスを殴れる時間が減ってしまいます。
そして3回目のゴーストが追尾型のもの。対象者と線で繋がれてその対象へ向かってゆっくりと付いてきます。当然このゴーストも捕まってしまうと別室送りになります。
このゴーストは追尾し続けるので、同時に出てくるサーチライトを当てて消滅させてやる必要があります。
サーチライトをあてることによって消滅させることができるのは、この追尾型だけに限りません。フィールド上の四角い範囲に収まっているゴーストも消すことができます。
例えば上記の画像を見てください。これはもっと後のフェーズ時点のものですが、四角い囲いのゴーストは最大4体まで出現します。この紫の範囲には入ることができないので、パッと見てわかるとおり、戦うエリアが大変狭くなってしまうのです。
逃げ場が少ない状態で左右のゴーストが湧いたりすると、まず避けることが不可能になるので、適切不要なゴーストは消していくことが重要になります。
「追突」はボス正面に発生する距離減衰有りのノックバック全体攻撃で、近すぎると耐え切れずに死にます。
「魔界の風」は対象者にマーカーが付き、本人とその周囲に範囲ダメージを発生させます。
フェーズ1では追突と魔界の風がセットでくるため、魔界の風は上記画像のように予め二手に分かれておいて、そのちょうど真ん中に他の人が入るという形で処理をします。
このときMTはボスから離れすぎてしまうと「連結」というデバフが付いてしまって、距離が離れるほどダメージを食らってしまいますので、一番後ろまで下がる必要はありません。途中の囲いゴーストに引っ掛けて留まっておけばOKです。
「魔界の前照灯」(ぜんしょうとう)は魔列車から発せられるノックバック頭割り攻撃。前後の並び順は関係なく、マーカーをはみ出していても単純にその直線状に入っていれば頭割りが可能です。
ただしノックバックがあるので、頭割り対象になっている人はかならずフィールドの中央に立つようにしてください。もし斜めに曲がっているとその方向に頭割りビームが発射されて、全員斜め方向に吹き飛ばされて落下してしまうためです。
「魔界の光」はタンク1名、ヒーラー1名にマーカーが付き、一定時間経過後その位置へ距離減衰攻撃が行われます。
距離減衰のダメージ減をもっとも大きくとれるのは、フィールド後方に設置することなのですが、この魔界の光にMTが選出された場合ボスから離れると連結のダメージを食らってしまいます。
おそらく開発側の正攻法としてはここでタンクスイッチをしてもらいたかったのではないかと思いますが、実際野良では次のようなタンクスイッチなしの方法が主流となっています。
ボスの両側どちらかに寄せてタンクの距離減衰を設置、ヒーラーはフィールド後方へ設置して、もう一方のボス正面角部分に集合するというものです。
タンクの設置した分の距離減衰が足りないように見えますが、装備が適正で食事アイテムも使っているならば十分耐えられます。できるだけダメージを減らすため、軽減バフやパッセージオブアームズなどといったスキルを使っていくと良いでしょう。
この方法だとタンクの攻撃ロスも無くすことができるため、色々と都合が良いですね!
フェーズ2
フェーズ2でボスが使ってくる技のタイムラインは以下のとおり。
- ゾンビー・パッセンジャーx8出現
- 魔界の風(DPS)
- 魔界の風(タンクヒラ)
- –列車上移動・魔煙突破壊–
- 窒息デバフ
- 悔恨のゴーストx2 苦悶のゴーストx2出現
- 怨念のゴーストx4出現
- 隔離部屋
フェーズ2へ移行すると、まず雑魚敵として「ゾンビー・パッセンジャー」が8体出現します。
雑魚は「叩きつけ」という前方範囲を使ってきます。混雑していて床範囲が少々見え辛いのですが当たると結構痛いので巻き込まれないようにしてください。
また、このタイミングで「魔界の風」が実行されます。対象になる順番は決まっており、最初にDPS4人、次いでタンクとヒーラーが対象になります。
魔界の風を持っている人が離れて処理しましょう。雑魚敵はそんなに強くないので、近接やタンクは粘らずに魔界の風処理を優先してください。
「このスイッチをおせば、列車は止まるはずだ。」
雑魚敵を倒し終わると列車上へ飛び乗るジャンプ台が出現するので、そこから先頭機関車まで移動。魔煙突を破壊します。神龍の尻尾のような物で、特に攻撃はしてきません。破壊するとボスにダメージを与えて、元の戦闘フィールドに戻ります。
ここがシグマ零式1層で一番重要な個所ともいえるでしょう。隔離部屋への移動です。
元のフィールドへ戻ると同時に、窒息デバフが付与されるため、全員わざとゴーストに捕まって客室へ飛ばされる必要があります。
だだし、捕まるゴーストを間違えるとゴーストにバフが付いてしまったりして上手く倒せなくなってしまいます。
上記画像のヘイトリストを見るとわかりますが、ゴーストには種類があって、
- 苦悶のゴーストx2(タンク)
- 悔恨のゴーストx2(ヒーラー)
- 怨念のゴーストx4(DPS)
が出現します。
見分けが付かないよ!となりそうですがご安心を。ゴーストには湧く順序があって、フィールドへ戻って最初に出現するのが悔恨と苦悶のゴーストです。
苦悶のゴーストは大きくて、悔恨のゴーストは小さいので、最初に湧いたゴーストの大きい方がタンク、小さい方がヒーラーと覚えてください。
そして、2回目に出現する4体、怨念のゴーストがDPSのものです。怨念のゴーストは赤く色付いているのでわかりやすいはずです。
DPSは2回目に湧いたゴーストに捕まると覚えましょう。
ゴーストを倒してフィールド上へ戻ることができれば、次のフェーズへと移行します。
フェーズ3
フェーズ3でボスが使ってくる技は以下のとおり。
- 魔界の前照灯+魔界の光(ヒラ2名)
- サーチライト
- 魔霊撃
- 魔界の汽笛(追尾)
- 魔界の汽笛(吹き飛ばし)+魔界の前照灯
- 追突
- サーチライト
- 魔界の汽笛(左右通過)
- 魔界の前照灯
- 魔界の風(DPS4人)
- 魔界の汽笛(追尾)
- サーチライト+魔界の風
- 魔界の光(タンクヒラ1名ずつに距離減衰)
- 魔霊撃
- 酸性雨
- 魔界の前照灯
- 酸性雨
- 魔界の汽笛(追尾)
- サーチライト+魔界の風
- 魔界の光
- 酸性雨
- 魔霊撃
- 魔界の汽笛(吹き飛ばし)+魔界の前照灯
- 追突+魔界の風
- 酸性雨
- セイントビーム(時間切れ即死)
シグマ零式1層はフェーズ3が最終フェーズとなります。
基本的に既に登場した技が複数重なるだけとなりますが、サーチライトでのゴースト消しはしっかりやっておかないとあらゆる攻撃の際に難易度が上昇してしまいます。
フェーズ3で特に気をつけるべき点は、「魔界の汽笛(吹き飛ばし)+魔界の前照灯」の組み合わせのときでしょう。
上記画像のように後方2つで吹き飛ばしを引っ掛けて耐える場合、このくらいの角度であれば魔界の前照灯の吹き飛ばしを食らっても場外退場にはなりません。
ただ、前方2つで引っ掛ける場合は難度が上がってしまい、角度もきつくなるために吹き飛ばしをそのまま食らうと落ちてしまいます。
このときのコツとして、まずゴーストからの吹き飛ばしを紫四角の角部分にちょっとだけ引っかかるようにして耐えて、動けるようになったら今度は前照灯の吹き飛ばしを耐えられるように、また少しだけ引っ掛けるように移動します。
こうすると、最小限の移動なので吹き飛ばし後の硬直からでも十分移動が間に合います。
いずれにしても前照灯の角度がきつくなればなるほど、処理が危うくなってしまいますので注意しましょう。
さて、全部で4つ出現する紫ゴーストですが、この出現配置順はランダムで決定されます。そのため、このフェーズでは必ずこのゴーストを消す、というのができません。
PTによって様々なやり方があり、正直なところこれが絶対正解!という消し方はないのです。
例えば1番前を消せば魔界の風などの位置調整はしやすいですが、ノックバック処理時に近接が移動するため、ボスを殴れる時間が減ります。
吹き飛ばし無効化があるじゃないかと思うかもしれませんが、固定ならばともかく、野良ではアームズレングスがそもそも入っていない方もいるはずですし、レンジが複数構成というのも想定できます。
すべてのギミックと技をみたときにおそらく一番バランスが良く、かつシンプルで覚えやすいのは2個目と3個目を消すやり方が良いのではないかと思います。
1つ目を残しておけば近接が吹き飛ばしゴーストのときも殴り続けられますし、4つ目が残っているので追突+魔界の風の処理も、マーカーが付いてない人は4つ目の中央に引っかかるようにすれば事故を0にできます。
また、「フィールド中央にサーチライトをもっていけば良いんだ」とだけ覚えておけば消し忘れということもありません。中央が空いていれば雑魚処理時も余裕があるはずです。
実際のところ1層はどこか1ヵ所だけゴーストを残しておけばいくらでもアドリブをきかせることができるので神経質になる必要はないのですが、ある程度パターン化するのであればこの方法が安定するのではないでしょうか。
シグマ零式1層マクロ(タンクスイッチなし版)。サーチライトで2と3個目のゴーストを消して難易度を下げよう
上記のサーチライトで2つ目と3つ目の紫ゴーストを消すやり方を基本として、タンクスイッチなしのバージョンのマクロが以下のものになります。コピペしてすぐに使えます。
/p 【ゴースト中央2個消し】
/p ●ボス
/p ┏━━━━━┓■サーチライト
/p ┃A 霊 B┃┃┣初回は全員Aマーカーに捨てる
/p ┃ ┃┗それ以降は1マーカーに捨てる
/p ┃ 1 ┃■追突+魔界の風時
/p ┃ ┃┣C側:DPS
/p ┃ ┃┗D側:ヒラ 他:中央
/p ┃C 霊 D┃■魔界の光(距離減衰)
/p ┗━━━━━┛┗タンクA・ヒラD
/p ※距離減衰非対象者は、Bに集合
/p ■幽霊隔離部屋
/p ┣苦悶(大)→タンク
/p ┣悔恨(小)→ヒーラー
/p ┗怨念→DPS
フィールドマーカーは四隅にA,B,C,Dと、中央に1マーカーがあれば良いです。スイッチなしのバージョンなのでタンク的にも楽なはずです。
前述したようにゴースト消しにはこれといって正解はないので、もし違うやり方の場合は適切書き換えて使ってください。
シグマ編零式1層はわかりやすいギミックが多いので、何ヵ所かある注意すべき組み合わせ攻撃さえ気をつけていれば割とアドリブで対応できることが多いので、ぜひ挑戦してみましょう!
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