ニンテンドースイッチのスマホアプリ「Nintendo みまもり Switch」を実際に使ってみました。設定方法や使い方についてです。
みまもりスイッチの使い方。スマホアプリ「Nintendo みまもり Switch」でニンテンドーアカウントにログイン
ニンテンドースイッチを子供に使わせる場合、親がその利用状況を把握したりすることができる「Nintendo みまもり Switch」という仕組みがあります。
今回はこのみまもりスイッチの使い方と設定方法をみていきます。
スマホアプリ「Nintendo みまもり Switch」をダウンロード&インストールする
まずはスマートフォンにみまもりスイッチのアプリをインストールします。アプリは任天堂から公式に配信されており、無料で利用することができます。
みまもりスイッチをインストールして起動すると、ニンテンドーアカウントでログインするように求められます。
まだアカウントを所持していない場合はこの画面からも作成することが可能。ニンテンドーアカウントの説明と作り方については下記記事を参考にしてください。
6桁の登録コードを入力してニンテンドースイッチとみまもりスイッチを連携。以後設定はアプリ側から可能になる
みまもりたい側(保護者)のアカウントでログインできたら、「登録コード」が発行されます。この6ケタの登録コードをニンテンドースイッチ本体に入力すると、みまもりスイッチと連携状態になります。
ニンテンドースイッチ側で6ケタの登録コード入力、以降はスマホで使用制限が可能になる
ここからニンテンドースイッチ側での操作になります。下記のように進んでいくと、
「Nintendo みまもり Switch」をお持ちですか?
と表示されます。既にアプリを所持設定済みなので「はい、持っています」を選択して次へ進みましょう。
6ケタの登録コードの入力画面が表示されたら、先ほどスマホで取得した登録コードを入力。完了すれば連携ができた状態となり、スマートフォンからニンテンドースイッチ本体の保護機能を設定できるようになります。
これ以降はNintendo Switch本体側での設定ができなくなり、使用制限を変更するにはみまもりスイッチのアプリから設定できるようになります。
みまもりスイッチの制限設定。1日に遊ぶ時間を設定できたり、使用を中断させたりもできるがルール作りは慎重に
みまもりスイッチと連携させることで、ニンテンドースイッチ本体の設定だけではできなかった制御が可能になります。
例えば1日に遊ぶ時間を設定したり、CEROレーティングによる年齢制限をかける。コミュニケーションの制限など結構詳細に決められます。
あらかじめ年齢別のデフォルト設定がある他、カスタム設定で独自にルール作りもできます。
スマホアプリに利用状況が届く。どのくらいの時間、どのソフトを遊んだかわかる
遊ぶ時間を設定した状態で、ニンテンドースイッチ側にはどのように表示されるのか試してみました。
決めておいた時間が近くなってくると、ゲーム中でも上記画像のように画面左上に通知が出ます。
時間を超過した場合も通知と共に音が鳴りますが、この音が「チリリン♪ チリリン♪」と結構うるさく鳴るようになります。そのため、プレイヤーが気付かないということはまずありません。
プレイ状況は保護者のみまもりスイッチアプリ側にレポートが届きます。上記画像のように遊んだソフトのタイトルやプレイ時間を把握できます。(ですので、こっそりゲームプレイしたとしてもバレてしまいますね……!)
時間超過した場合、みまもりスイッチの設定で強制的にソフトを中断させる設定にもできますが、その場合セーブしていないデータは消えてしまいます。
対戦中であともう少しだった!という場面でも問答無用でソフトが中断されてしまうので、ショックは大きいでしょう。これは最終手段として考えてください。
厳しくし過ぎに注意!監視管理ではなく「みまもり」、親子共通の話題で楽しむツールとして使えるのが理想的
ゲームで遊ぶということに対しての考え方は人によって違うので、ここは各家庭、保護者の方針などがあると思います。
ついつい子供のことが心配で厳しくルール設定をしてしまいそうになるかもしれませんが、いきすぎには注意したいところ。みまもりスイッチはその名のとおり、「見守る」のが本来の役割であって監視・管理ツールではありません。
例えばどの種類のゲームを一番プレイしているのかわかれば、攻略方法の話題で一緒に盛り上がったり、好きなジャンルが判明するので次のゲームをプレゼントするときの参考にもなるでしょう。
みまもりスイッチをどのように活用するかは保護者次第です。ある意味、このみまもりスイッチというアプリで一番試されているのは子供ではなく、保護者の方なのかもしれません。
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