ポケットモンスターシリーズの伝統(?)である「名前5文字縛り」がポケモンXYでついに破られることになりそうです!
ポケモンXYではついに6文字の名前が解禁?公式サイトに掲載されている「ファイアロー」の存在
ポケモンシリーズではポケモンや技の名前にある文字数制限が、ある種の伝統・縛りのようなものとして存在していました。
ポケモンの名前は最大でも5文字まで、技の名前は7文字までという縛りがあったのです。
しかし、これはポケモンXYの登場でなくなってしまうかもしれません。
先日新たに公開された新ポケモンのページに載っていたポケモンなのですが……、
画像出展元:ポケットモンスターオフィシャルサイトより
「ファイアロー」
どうみても6文字です。本当にありがとうございました。
このファイアローというポケモンは「ヤヤコマ」というポケモンの進化系です。
形からして恐らく最終進化系でしょうか。
こちらはヤヤコマさんの映像。
ふむぅ、可愛いです。可愛いのですが、
何でしょうか、この溢れんばかりの「ポッポ臭」は!
ポッポといえばポケットモンスター初代から登場しているポケモンで、「ポッポ」→「ピジョン」→「ピジョット」と進化していきます。
ゲーム序盤から仲間にすることができる、飛行タイプの定番として存在していました。
特に珍しいポケモンではありません。
その後のシリーズでも、「ポストポッポ」ともいえるポケモンたちが出ていましたね。
飛行タイプということもあり、このヤヤコマはポッポに立ち居地が良く似ているように思えます。
たぶん最初の方の草むらで出るのではないでしょうか。
公式サイトに掲載されている名前がそのままゲーム内に登場するのであれば、ヤヤコマの進化系である「ファイアロー」は6文字になることは確定してしまいます。
そうなれば「名前5文字縛り」を最初に破ったポケモンは、伝説のポケモンだとかそういうのではなく、何の変哲も無いポケモンだったということになりますね。
これにはちょっと驚きでした。
そもそも何故名前に5文字縛りがあったのか。いきなり解禁されたようにも思えるが、実は「ダイヤモンド・パール」で予兆があった?
5文字縛りになる理由は何があるんでしょうか?6文字じゃダメなんでしょうか?
さて、俗に言う「5文字縛り」は何故存在するのかということですが、正直なところ開発者しか真相はわからないかもしれません。
一番有力な説だと思うのが、「リソースを節約するため」説。
ご存知のとおり、ポケットモンスターシリーズの初代、『ポケットモンスター 赤・緑』は1996年2月27日にゲームボーイ用ソフトとして発売されました。
この当時のハードウェアは当然ですが、今に比べれば非常に能力の低いものです。
少しでもリソースを減らさないようにするため、最大でも5文字までにしたのだとか。文字1つ分の違いというのも結構大きいのですね。
これに加えて「子供に覚えてもらうため」説もあるようです。
もちろん大人でも楽しめるのですが、基本的には子供向けのゲームでした。
初代のポケモンは全部で151匹という中々に多いものでして、名前を早く覚えてもらうために5文字までにしたというものです。
色々理由があるのでしょうが、初代でそういった枠組みが出来上がってしまったので、その後ハードウェアが変わっても習慣として残ってきたようですね。
さてそんな「5文字縛り」という習慣がポケットモンスターXYでついに解禁!と、私も含め盛り上がっているわけですが、実は先に5文字縛りを破ったのはポケモンXYではなく、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』でした。
『ダイヤモンド・パール』は2006年9月28日に発売されたものですが、これに登場する「カバルドン」という450番目のポケモンが5文字縛りを破りました。
「5文字じゃないか」と思われるでしょう。
確かに名前は5文字なのですが、注目するのはポケモンの分類名です。
例えば「ピカチュウ」であれば分類は「ねずみポケモン」となります。
この「~~~~~ポケモン」という部分もポケモンの名前と同じく、最大でも5文字までというのが通例でした。
しかし、この「カバルドン」というポケモンの分類は「じゅうりょうポケモン」となっています。
何と6文字!
ポケモンの「名前5文字縛り」を突破したのは「ファイアロー」ですが、それよりも先に「分類名5文字縛り」を突破したのは「カバルドン」だったというわけです。
これにはさらに驚き!
ポケモンXYで一気に変更かと思われがちですが、こういった部分も含めて以前から少しずつ変わってきているんですね。
名前6文字が使えるようになったということは、「ミュウスリー」が現実味を帯びてきたか!?
以前こちらの記事でミュウツーっぽい新しいポケモンの名前について書きました。
このポケモンは「ミュウスリー」ではないかという話題でしたが、5文字縛りがあるためそれは無理ではないだろうかという記事でした。
未だにこのポケモンの正体は不明ですし、「ミュウ○○」としたネーミングなのかもわかりません。
しかし、今回「ファイアロー」という6文字のポケモンが発表されたため、いよいよ「ミュウスリー」も現実味を帯びてきたのではないでしょうか。
昔からデマの多かった「ミュウスリー」。
ある種の伝説のポケモンといえるでしょうが、もしかしたらポケモンXYでついに登場してくれるかもしれませんね!
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