【Premiere Pro】環境設定を開こうとすると固まって強制終了になるのを直す！グラフィックドライバのバージョン確認

Adobeの動画編集ソフトPremiere Pro 2023で環境設定を開こうとすると必ずフリーズしてしまうエラーを解消する方法について。

Premiere Proの環境設定が開けない！対応方法とやり方解説。フリーズ回避にはグラフィックドライバのバージョンを下げよう

Adobeの動画編集ソフトPremiere Pro 2023を起動して編集は普通にできるものの、【編集】→【環境設定】で開こうとすると再現率100%で応答不能になり固まってしまい、強制終了するしかなくなるという事態に直面して頭を抱えて数日を過ごしました。

先日無事にこの問題を解消できたので、同じ問題に直面している方のお役に立てばと思い記事にしておこうと思います。

Premiere Pro 2023とGeForceの最新ドライバ「527.56」は相性が良くない。ダウングレードさせれば環境設定ウィンドウを開ける

Premiere Pro 2023を使っていて動画編集をしたり、書き出したりはできるのですが、上記画像のように【環境設定】の部分を選んで開こうとすると絶対に固まってしまうという再現率100%のバグがあります。

ネット上で色々調べてみるものの、キャッシュを消すとかインストールし直しましょうとか言語がとかたくさんの方法が出てきますが、どれもこの事象に当てはまるものがなく、もちろん全て試しましたが効果がありませんでした。

他に思い当たる節はと考えていたところ、そういえばその少し前にグラフィックドライバの更新をしたのを思い出しました。

PhotoshopやAfter Effectsは普通に使えていたのでまったく考慮していませんでしたが、ダメ元でダウングレードしてみたところ、

なんと無事に開けました！

たかが環境設定ウィンドウを開くだけのことなのにこんなに嬉しい気分になったのはAdobeのバグのおかげですね！本当にありがとうございました！

ということで、犯人はGeForceグラフィックドライバの最新バージョン（527.56）であったということになります。これは中々盲点でした。

GeForceのドライバダウングレード方法解説。サイトから過去バージョンを落としてクリーンインストールしよう

では実際のダウングレード作業をみていきましょう。

作業の前に、ご自身で使用されているパソコンのグラフィックドライバのバージョンを確認しておきましょう。

この手順で確認することができます。

つい最近アップデートした方は527.56（12月8日公開）とかになっていると思います。

過去バージョンのGeForceグラフィックドライバダウンロード

まずはNVIDIAのサイトへ移動して過去のバージョンをダウンロードします。

このとき普通にダウンロードしようとすると最新バージョンになってしまうので、下の方にある「ベータドライバ＆過去のドライバ」という部分を選んでください。

そうすると製品タイプやOSなどを聞かれるので、ご自身の環境の合わせて入力して【探す】ボタンを押しましょう。

上記画像のようにずらっと過去のバージョンが表示されますので、その中から「NVIDIA Studio ドライバー」のバージョン「522.30」というのを選びましょう。

Game Readyドライバとの違いは、ざっくりとですがゲーム用に最適化されているか、クリエイター向けに最適化されているかという違いになります。

今回はPremiere Proについての問題を解決するためなのでNVIDIA Studio ドライバが最適です。

ダウングレードしてのインストール方法

ドライバをダウンロードできたら、早速インストールしましょう。GeForce Experienceは入れても入れなくても良いです。

ここが大事なところですが、バージョンアップするときは高速でポチポチ押していけば良いだけなのですが、今回はダウングレードを行いたいのでインストールオプションは【カスタム】を選んでください。

これで前のバージョンを一旦削除してからのインストール作業を行えます。

あとは【次へ】と進んでいってインストール作業を完了させましょう。

ドライバインストール中は何度か画面が暗くなりますが問題ありません。もちろんですが予め作業などは終了してすべてのソフトを閉じておきましょう。

念のためインストールが完了したら一旦パソコン本体ごと再起動しておくと完璧です。

これで無事にPremiere Pro 2023で環境設定が開けるようになったと思います。

環境設定が開けなくても使えなくはないのですが、オーディオデバイスの変更などもできなくなってしまいますから、この症状でお困りの方はぜひ上記の方法を試してみてくださいね。