デアゴスティーニから発売中の週刊ロビ組み立てブログ。
第35号は左足首(横回転)サーボモーターの動作確認とIDの書き込み作業です。
今回は記事の最後の方にサーボモーターが上手く動かない、シャフトの回転がおかしいなどの場合に関する内容も記載しています。
先にご覧になる場合はこちらから該当項目へ移動できます。
サーボモーターの動きがおかしかったり、LEDが点滅するなどしてID書き込みが正常にできない場合の対処。不良品の可能性がある場合はサポートへ連絡を!
付属パーツの確認と保管パーツの用意をする
まずは付属パーツの確認からです。
週刊ロビ第35号。 | |
付属パーツはサーボモーターのみ。 |
付属するパーツは以下のとおり。
- サーボモーター(左足首:横回転)x1
今回はサーボモーターのみの付属となります。
作業には以下の保管パーツも必要となるので、予め準備しておきましょう。
- 第34号で保護シールを貼ったサーボケーブル
- 第8号で組み立てたヘッドスタンド
サーボモーターの裏ぶたを外してサーボケーブルを接続。ヘッドスタンドへ繋いで動作確認をする
早速組み立てに入りましょう!
まずはサーボモーターのネジを4本抜き、裏ぶたを取り外します。
サーボケーブルをコネクターに接続。 | |
ヘッドスタンドのコネクターへ繋ぐ。 |
サーボモーターの基盤上にあるコネクターのどちらか一方に、サーボケーブルを接続します。
次に先程取り外した裏ぶたをもう一度取り付けます。
円い穴にサーボケーブルを通して、元通りにはめたら引き抜いたネジを4本使って再度固定しましょう。
裏ぶたは次号でまた取り外すため、ネジをあまりきつく締めすぎないようにしておきます。
早速動作確認をしてみましょう。
出来上がったサーボモーターをロビのヘッドスタンドへ接続します。
電源スイッチをオンにすると、すべてのLEDが2回点滅したあとに、【1】のLEDが点灯します。
この状態で【TEST/SET】スイッチを1回押すと、サーボモーターのシャフトが【左45度→右45度→正面】と回転して停止します。
このようにシャフトが回転すれば、動作確認は問題ありません。
そのまま次の作業へ移りましょう。
サーボモーターにIDを書き込む。今回書き込む番号は【11】番!
今号のメインの作業であるID書き込みです。
今回書き込む番号は【11】番となります。
ヘッドスタンド基盤上の【UP】スイッチを10回押して、LEDの【10】と【1】が点灯した状態にします。
押しすぎてしまった場合は、【DOWN】スイッチを押して数字を戻しましょう。
【10】と【1】が点灯している状態にしたら、【TEST/SET】スイッチを長押しします。
すると【10】と【1】のLEDが素早く点滅を続けて、およそ3秒後に点灯へと変わります。
これで書き込み作業は完了です!
IDが正常に書き込まれたかどうか確認するには、一度ヘッドスタンドの電源をオフにしたあと、再度オンにします。
するとすべてのLEDが2回点滅し、【1】のLEDだけが点灯しますので、この状態で【TEST/SET】スイッチを1回押します。
先程のようにサーボモーターのシャフトが回転し、LEDの【10】と【1】が点灯すればIDは正常に書き込まれています。
これで今号の組み立て作業は完了しました!
サーボモーターの動きがおかしかったり、LEDが点滅するなどしてID書き込みが正常にできない場合の対処。不良品の可能性がある場合はサポートへ連絡を!
先日メールフォームからサーボモーターが正常に動作しないという質問をいただきました。
返信しようとしたのですが、どうやら入力いただいたメールアドレスが間違っているようで、送信してもメールが届かないためこちらに記載しようと思います。
また別の記事でも書こうと思いますが、まずはこちらに。
ご覧になっていると良いのですが……。
サーボモーターの動きがおかしい、あるいはシャフトが回転せずLEDが点滅する場合は以下のことを試してみてください。
- ヘッドスタンドへサーボケーブルがしっかり接続されているか確認する。
- サーボモーター本体の側に、サーボケーブルがしっかり接続されているか確認する。
- ロビヘッドスタンドの電池残量が少ない場合、新品と交換してみる。
- サーボモーターの2つあるコネクターのもう片方にケーブルを接続してみる。
意外と電池残量は見落としがちなので、こちらも確認してみると良いかもしれません。
上記のことをすべて試しても、やはり動かない、動作がおかしい場合はサーボモーターが不良品ということも考えられます。
その場合は【お客様サポートセンター】へ連絡してみましょう。
デアゴスティーニ公式の【よくあるご質問】より、【落丁や不良品はどうすればいいですか? 】の項目に、
弊社では細心の注意を払いお届けしておりますが、万が一ご迷惑をおかけしました場合は、心よりお詫び申し上げます。不良品は弊社送料負担によるお取り替え、再送をいたします。
大変お手数ですが、下記お客様サポートセンターまで電話をおかけいただき、
◆商品名、号数
◆不具合について
◆ご住所
◆お電話番号
◆お名前
を担当者にお伝えください。
すぐに取り替え品と返信用着払い伝票を同封いたします。
恐れ入りますがこの伝票で不良品をご返送ください。
※できうる限り迅速に対応しておりますが、場合により商品の送付には2~3週間のお時間をいただくことがあります。ご了承ください。◆お客様サポートセンター◆
電話:0570-008-109
(営業時間:月~金 10:00~18:00 ※祝祭日を除く)
→WEBからのお問い合わせ
とあります。
このURL(http://deagostini.jp/site/rbi/faq/#b05)から該当ページへいけますので、電話かWEB上から問い合わせをしてみてください。
私にはこれくらいのことしかお伝えできませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。
週刊ロビ(Robi)第35号の完成!
さて、今号の組み立て作業もすべて終わりました。
週刊ロビ第35号での完成品はこちら!
IDの書き込みと動作の確認が終了し、取り付け準備ができましたね!
デアゴスティーニ公式組み立てサポート動画の第35号分はこちらとなります。
次回の週刊ロビ組み立てブログ記事は第36号分となります。
次号では今回IDを書き込んだサーボモーターに足首カバーを取り付けていきますよ!
コメント
動作テストで足の横回転が左足はヒップカバーがジーと1秒半くらい音がした後振り上げます。横回転はしません。
右足は正常に動きますが、横回転は足の外側に1回のみ外側に倒れたまま屈伸は毎回します。
尚、前後の屈伸運動は左右どちらも毎回正常に行います。
横回転のみ左右ともに問題が有りそうです。
この場合どこをどのように直したら良いのでしょうか。
お忙しい処を恐縮ですがよろしくお願い致します。 小林玲子
横回転部分に問題がありそうとのことですね。
先端のサーボ(この場合足首)が動く場合とそうでない場合とで微妙に手順も違いますが、いずれにしても一度分解してIDの書き込み・サーボケーブルのチェックをする必要があると思います。
第51号のガイドブック8ページからの「腕と脚のトラブルシューティング」を見ながら作業を進めてみてください。
分解する際はどのパーツがどこの部分だったかを把握できるように容器に入れるなどしておくと組みなおすときに便利ですよ。
サーボを1つずつヘッドスタンドへ繋いでシャフトが回転するかどうか、IDが間違っていないかなどを確認していくので少々面倒ではありますが、これをすることで原因となる箇所が特定できます。
大抵の場合は、【コネクターの差し込み不足】・【ケーブルの損傷】・【ID書き込みの不備】あたりだと思います。サポートに連絡するにしても、まずは動かない原因を突き止めましょう!
また参考になるかはわかりませんが、私のロビも右腕が動かなかったのでそのときの経緯を書きました。良ければこちらもご覧ください。
http://arutora.com/archives/20140304180044/