パッチ5.45で追加された48人ボズヤ零式「グンヒルドディルーブラム零式」攻略について。1ボスのトリニティ・シーカーのギミックとタイムラインを解説します。
グンヒルドディルーブラム零式「トリニティ・シーカー」ギミック解説!剣の光り具合とスタンスで攻撃内容に変化がある
48人コンテンツとして実装された「グンヒルド・ディルーブラム零式」はダンジョン形式のコンテンツとなっており、道中の敵やボスを排除しながら先に進み、ラスボスである「セイブ・ザ・クイーン」を倒すことが目標となる大人数レイドです。
前回は1ボス前のスライム・ゴーレムについて書きました。
今回の記事では1ボス「トリニティ・シーカー」のギミック解説と注意点、その後の道中について解説していきます。
トリニティ・シーカーは1ボスとしては難しい方ですが、タイムラインが固定化されていることもあって要所要所の重要なポイントを覚えておけば対応しやすくなります。
「トリニティ・シーカー」戦のフィールドマーカー設置例
1ボス「トリニティ・シーカー」戦ではフィールドマーカーの設置はこのように中央から2つ目の緑の輪に東西南北が分かるようにABCDを設置しましょう。
他にも色々な置き方があるようですが、フィールドが狭いこともあって数を置くと視界の邪魔になってしまいがちなので、最低限方角が分かれば問題ありません。
また、このボスはフィールド外周付近に分体を生成したりするため、結局はボスや分体の向き基準で考えた方が分かりやすいためです。
ノーマルと同様にフィールド外周は即死範囲で、4ヵ所には柵が設置されています。
「トリニティ・シーカー」タイムライン
「トリニティ・シーカー」タイムライン | ||
---|---|---|
スタンス | 技 | 説明 |
鋭刃 | 翠流魔風塵 | 全体範囲 |
分体生成(1体) | ||
初手~四手:鋭刃四刀の構え | 4連ヘアカット予兆 | |
鋭刃四刀流 | 4連ヘアカット実行 | |
鋭刃雪月花(分体) | AoE避け+視線 | |
翠流魔風塵 | 全体範囲 | |
MT赤マーカー | MTへの強範囲攻撃 | |
豪剣 | 翠流派(縦安地) | 側面範囲攻撃(縦安地) |
豪剣激烈斬(霊or無) | 【霊】MT強攻撃(前方扇範囲)
【無】無:頭割り |
|
霊幻剣 | 初回は固定 | |
豪剣激烈斬(霊or無) | 【霊】MT強攻撃(前方扇範囲)
【無】無:頭割り |
|
炎の鎖 | 離れて切断 | |
豪剣強襲撃(霊or無) | 【霊】ノックバック
【無】柵後ろ |
|
分体生成(4体) | ||
豪剣魔炎旋(分体) | 外周突進(4連) | |
豪剣強襲撃(霊or無) | 【霊】ノックバック
【無】柵後ろ |
|
翠流魔風塵 | 全体範囲 | |
熱拳 | 翠流派(頭割り) | ランダム対象頭割り |
分体生成(3体) | ||
熱拳闘気砲(分体) | 直線AoE | |
熱拳地脈爆 | ボスが剣を突き立てた床と違う床が安地 | |
分体生成(4体) | ||
熱拳地脈爆 | ボスが剣を突き立てた床と違う床が安地 | |
熱拳振動波(分体) | アースシェイカー3本×2回 | |
熱拳地脈爆 | ボスが剣を突き立てた床と違う床が安地 | |
熱拳闘気砲(分体) | 直線AoE | |
翠流魔風塵 | 全体範囲 | |
鋭刃 | 翠流派(十字) | 十字範囲攻撃 |
分体生成(5体) | ||
初手~四手:鋭刃四刀の構え | 4連ヘアカット予兆 | |
豪剣魔炎旋(分体) | 外周突進(4連) | |
鋭刃雪月花(分体) | AoE避け+視線(実行はこの後のヘアカット後) | |
鋭刃四刀流 | 4連ヘアカット実行 | |
炎の鎖 | 離れると切れる鎖が付与される | |
翠流魔風塵 | 全体範囲 | |
MT赤マーカー | MTへの強範囲攻撃 | |
分体生成(4体) | ||
初手~四手:鋭刃四刀の構え | 4連ヘアカット予兆 | |
熱拳地脈爆(分体) | ボスが剣を突き立てた床と違う床が安地 | |
鋭刃四刀流 | 4連ヘアカット実行 | |
熱拳地脈爆(分体) | ボスが剣を突き立てた床と違う床が安地 | |
鋭刃雪月花 | AoE避け+視線(実行はこの後の地脈爆後) | |
熱拳地脈爆(分体) | ボスが剣を突き立てた床と違う床が安地 | |
熱拳闘気砲(分体) | 直線AoE | |
翠流魔風塵 | 全体範囲 | |
豪剣 | 翠流派(縦安地) | 側面範囲攻撃(縦安地) |
分体生成(1体) | ||
初手~四手:鋭刃四刀の構え | 4連ヘアカット予兆 | |
豪剣強襲撃(霊or無) | 【霊】ノックバック
【無】柵後ろ |
|
鋭刃四刀流(分体) | 4連ヘアカット実行 | |
炎の鎖 | 離れると切れる鎖が付与される | |
翠流魔風塵 | 全体範囲 | |
分体生成(1体) | ||
熱拳地脈爆(分体) | ボスが剣を突き立てた床と違う床が安地 | |
豪剣強襲撃(霊or無) | 【霊】ノックバック
【無】柵後ろ |
|
分体生成(1体) | ||
初手~四手:鋭刃四刀の構え | 4連ヘアカット予兆 | |
炎の鎖 | 離れると切れる鎖が付与される | |
鋭刃四刀流(分体) | 4連ヘアカット実行 | |
豪剣強襲撃(霊or無) | 【霊】ノックバック
【無】柵後ろ |
|
豪剣激烈斬(霊or無) | 【霊】MT強攻撃(前方扇範囲)
【無】無:頭割り |
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翠流魔風塵(時間切れ) | ||
戦闘終了 |
「トリニティ・シーカー」攻撃ギミック解説。四刀は左右だけで避けると最短距離で避けられる。霊幻剣は剣が光っているかどうかで判断しよう!
強力な全体攻撃です。軽減などをこれに合わせましょう。
「分体生成」はボスと全く同じ外見の分身を作りだし、分体がその数に応じた攻撃を放ってきます。分体自体はターゲットすることはできません。
トリニティ・シーカーは基本的にタイムラインが固定化されているので、どのタイミングで分体がどの攻撃をしてくるのかは決まっているので、分体の数まで覚える必要はありません。
トリニティ・シーカー戦で一番事故が多いのがこの「鋭刃四刀の構え」でしょう。
ノーマルにも登場したもので、ボスの剣が光った順番どおりに実行される4連続のヘアカット(フィールド半分の攻撃)です。
ただし、ノーマルとは違って実行が格段に速く、AoEが出てから回避したのでは絶対に間に合いませんので、剣が光った段階で順番を記憶しておかなくてはなりません。
この対処の仕方としてもっともオススメなのが「左右で避ける」という方法です。
上記画像を見るとわかりますが、四刀の範囲自体はフィールド半分であっても、ボスを基準として斜めに向かって放たれるわけですので、ボスの左右にいれば攻撃に当たることはないのです。
つまり、4方向に攻撃がくるからといって4つ全部覚える必要はなく、例えばボスの剣が右右左左と光ったのであれば、その安地は左左右右となります。
最初からボスを後ろから見て左側に立っておき、2発見送ったら反対側へ移動するだけで避けることができます。
グンヒルド零式のボスはいずれも方向指定がないタイプでボスターゲットサークルのとんがり部分がありませんから、慣れないうちはボス正面がどちらなのか分かりづらいかもしれません。
トリニティシーカーの背面には盾のような飾りがありますので、これを正面に捉えて左右で動くと良いでしょう。
主催する人によってはVCを使っていたりして安地コールをしてくれることもありますが、基本は自己判断できるようになっておくのが理想です。
四刀から連続でくる「鋭刃雪月花(分体)」は視線ギミック+床範囲+拡大床範囲のコンボです。
白い玉からは視線ギミックが発動し、発動時にこれを見てしまうと石化して動けなくなります。格子状のAoEが2回実行されますが、それに合わせて発動するためまずは玉の方向に背を向けてください。
そして最後に設置されている花の模様をしたAoEが拡大し、かなり大きな円範囲となります。
予め両方の安地に向かうことが出来るのが理想ですが、間違った方向へ行ったからといって慌てて切り替えそうとすると視線を食らうこともしばしばあるので、視線ギミックを見送ってからスプリントを使って逃げれば間に合います。
「翠流派」はボスの攻撃スタンスによって範囲や内容が変わる攻撃です。ボスの攻撃スタンスはセリフで判断できる他、ボスのバフ欄に表示されているアイコン、翠流派詠唱時のエフェクト色からも判別することができます。
豪剣スタンスのときの翠流派は、ボスの左右に対しての大型範囲攻撃です。
ボス直下及びその前後の範囲が安地となります。MT以外は基本ボス背面に位置しているはずですから、特に気にしなくても当たることはまずないでしょう。
熱拳スタンス中の翠流派はランダムな対象1名に対する頭割りの直線範囲攻撃が実行されます。
このときMTがボスを中央に移動させて北向きにしており、ボス背面にて頭割りを全員で受けられるのが理想です。
ただ、場合によっては向きを戻しきれない場合もありますので、いずれであってもボス背面で頭割りとしておいた方が良いでしょう。
また、前述の鋭刃と同様にMT以外は基本ボス背面にいれば良いので、豪剣・熱拳の翠流派は特に難しくありません。
鋭刃スタンスのときの翠流派は、ボスの向き基準での前後左右に対する十字直線範囲攻撃となります。
3つのスタンスのうち一番気を付けないといけない箇所です。特にこのボスはターゲットサークルの矢印もないため、フォルムやMTの位置から斜めの安置を推測する形になりますので、ぼーっとしていると当たることもしばしば。
ボス付近だと多少のずれでも被弾してしまうので、不安な場合は柵付近まで離れておくと余裕をもって回避することができます。
翠流派は上記の3種類の攻撃範囲があるのですが、トリニティシーカーはタイムラインが固定されているので来る順番は決まっています。
なのであまり深く考えずに、大まかに【背面】→【背面】→【斜め】→【背面】とだけ覚えておけば実際の所問題ありません。
「霊幻剣」は詠唱するかしないかランダムで、トリニティシーカー戦で数少ないランダム要素の1つであり、もっとも重要なギミックでもあります。
霊幻剣自体は攻撃技ではないのですが、この詠唱が完了するとボスにバフが付きます。この霊幻剣バフがある状態だと後述する、
- 豪剣激烈斬
- 豪剣強襲撃
の技の攻撃内容に大きな変化がでるのです。
霊幻剣が付与ているかどうかはボスのバフ欄でも確認できますが、もっとも分かりやすいのはボスの剣のエフェクトを見ることです。
霊幻剣状態なら上記画像のようにボスの剣が白っぽく輝いているので、これで判別するのがオススメです。
「豪剣激烈斬」は霊幻剣がない状態ならヘイト1位に対する頭割り攻撃で、霊幻剣がある状態ならヘイト1位への強前方範囲攻撃となります。
タイムラインを見るとわかりますが、一番最初の翠流派(縦安地)の後には豪剣激烈斬が霊幻剣を挟んで2回行われます。
ここの霊幻剣は最初に登場し、かつ確定に実行されるため、MTは1回目の豪剣激烈斬を頭割りせず無敵で受けてそのままボスを動かさずに固定していた方が楽です。
「豪剣強襲撃」は霊幻剣がない状態なら柵の後ろで回避し、霊幻剣がある状態ならノックバック攻撃なので柵の手前に飛ぶように調整する必要があります。
柵はフィールドマーカーの間に位置しているので、それを目安に柵の位置を常に意識しておきましょう。
特にこの豪剣強襲撃は後半になると他の攻撃と組み合わせて使ってくるので慣れないうちは難しいかもしれませんが、「強襲」と見えたら柵と剣の色を確認する癖を付けましょう。
外周に出現した分体が落ちてきた順番に突進をしていくという攻撃。イフリートでお馴染みの技で、時計回りか反時計回りかランダムではあるものの、これ自体は難しくありません。
このときボス本体が豪剣強襲撃を詠唱しているので、突進を回避しながら柵の後ろに行くのか柵の手前に行くのかを判断する必要があります。
また、後半に「鋭刃四刀の構え」とセットで使ってきますので、突進を避けながら剣の光る順番を見極めなければなりません。
付与された地点からの移動距離で切れるタイプの鎖。同じ方向に走って行ったりフィールド外周にいない限りは普通に切れます。
フィールド中央付近で戦うことを意識しておけば難しくはありません。
出現した分体が直線AoEを撃ってくるだけなので単純に回避すれば大丈夫です。
「熱拳地脈爆」はフィールドのリング状の模様を使ったギミックで、ノーマルと同じくボスが剣を突き刺した色と違う部分が安地となる攻撃技です。
これ単体だと難しくないのですが、「初手~四手:鋭刃四刀の構え」や「豪剣強襲撃」との組み合わせパターンもあるので脳トレしないといけないシーンがあります。
ちなみにこの安地の色、人によって言い方が様々で、青だったり緑だったり、黄色だったり白だったりしますが判別が付けば細けぇこたぁいいんです。
意外と忘れがちなのはフィールド中央にも緑安地があるということです。ボスが中央にいるときは最小限の動きで安地を行き来できますので活用しましょう。
「熱拳振動波(分体)」は中央の分体がランダムな3名を対象として、扇範囲攻撃を行ってきます。いわゆるアースシェイカー。
前述の「熱拳地脈爆」と一緒にくるので、マーカーが付いた対象者は安地の色にいた状態で、ボス本体に向けないように3方向に分かれましょう。
扇範囲自体はそこまで広範囲ではないため、ざっくりとした散開でも何とかなります。マーカーが付かなった人はボス本体の付近に集合すれば大丈夫です。
トリニティ・シーカー撃破後の道中罠には気を付けよう!一騎打ちは無視しても構わないが勝てば強力なバフと追加報酬がある
トリニティ・シーカーを倒した後は宝箱があるので取り忘れにご注意!その後の道中にはまた罠が設置されているので、サイトラでサーチしながら慎重に進んでください。
途中、上記画像のように道が二手に分かれていますが、まっすぐ進んだところの転送魔法陣は「一騎打ち」挑戦者1名だけが進める特別な場所になっています。
この一騎打ちは南方ボズヤ戦線のような一騎打ちと仕組み的には一緒のもので、48人中1人しか挑戦することができませんが、勝てばその人に強力なバフが付与され火力が大幅に向上します。
このバフ自体は死んでも解除されることはないため、結果として48人全員がコンテンツをクリアしやすくなる他、2ボス(クイーンズ)撃破後の追加報酬として宝箱が1つ増えます。
この宝箱からは手防具の強化素材が入手でき、手防具はラスボス撃破時の素材直ドロップを除けばここでしか手に入らないので、一騎打ちに名乗りを上げる人がいたら応援しましょう!
一騎打ち担当は予め決まっているはずなので、その人にはプロテス・シェル・ブレイブなどのバフをかけてあげてください。
一騎打ちは無視しても進められる。死亡すると退場させられるので、練習段階ではあえて無視するという選択肢もありだ
ちなみにこの一騎打ちはあくまでバフが付いて攻略しやすくなったり、追加報酬が得られるというだけであって、やらないとクリア不可というわけではありません。
一騎打ちのフィールドは他の人は立ち入りできない(合流地点にはゲートがあって勝たないとそれが開かない)仕組みなため、一騎打ち中に死亡すると蘇生させることができず、1人だけ10分後に強制退場させられてしまいます。
練習段階ではその人だけ次のボスの練習ができなくなってしまうので、既にクリアしている人などを優先して一騎打ちに回した方が良いでしょう。
また、他のメンバーのヘイスト装備がしっかり揃っていたり練度が高ければ一騎打ちをしなくても普通にラスボスの火力も足りるので、あえて一騎打ちをやらないという選択肢もあります。
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