FF14では5.0以降の24人レイドで「NieR:Automata」とコラボした「ヨルハ:ダークアポカリプス」というシリーズを展開する予定です。
5.0の24人レイドは「ヨルハ:ダークアポカリプス」!ニーアの世界観が舞台となるか!?ゲーム本編に他作品を組み込むのは結構異例
引用元:基調講演
2月2日に行われたファンフェスの基調講演では次期アライアンスレイドとして「ヨルハ:ダークアポカリプス」が発表されました。
この24人レイドはスクウェア・エニックスから2017年2月23日に発売された「NieR:Automata」というアクションゲームを題材としており、実質NieRとのコラボが確定したことになります。
ニーアの作品概要や、基調講演での流れなどを確認していきましょう。
ニーア・オートマタとは?作品概要について
コラボ作品となる「ニーア・オートマタ」を知らない方向けにざっくりとストーリーなどをみていきましょう。
ニーア・オートマタは2010年に発売された「ニーア ゲシュタルト/レプリカント」の後継作品となるアクションRPGです。
西暦5012年、地球にエイリアンが襲来して侵略を開始。エイリアン、そしてそれらが操る兵器「機械生命体」により、地球を追われた人類は月への退避を余儀なくされてしまいます。
辛うじて生き延びた人類はエイリアンに奪われた地球を取り戻すために、アンドロイド兵士で構成された抵抗軍を結成します。
衛星軌道上の基地群から反抗作戦を開始するものの、十数回に渡って行われた大規模降下作戦を経てもエイリアンに対して決定的な打撃を与えることができずに戦況は膠着。数千年が経過していきます。
この状況を打破するために、人類によって決戦兵器として新型アンドロイド兵士である「ヨルハ機体」が生み出されます。この新型アンドロイド兵士から構成される「YoRHa(ヨルハ)部隊」が編成されて、戦線へと投入されることになります。
プレイヤーは荒廃してしまった地球を舞台に、シナリオの進行にあわせたアンドロイド兵士のキャラクター(ヨルハ機体)を操作してゲームを進めていきます。また、ニーアオートマタはマルチエンディング方式を採用していて、周回を重ねることで見ることができる物語が変化しくというものでした。
ニーア・オートマタとFF14のコラボ企画!基調講演ではスペシャルゲストクリエイターとして齊藤陽介氏とヨコオ氏がビデオで登場した
引用元:基調講演
そんなニーアオートマタがFF14のアライアンスレイドの題材としれ選ばれたということで、実質コラボ確定ということになりました。そもそも同じスクエニ作品ということもあり、FF14にも眼帯装備などのそれっぽいアイテムがいくつか登場していましたが、晴れて正式に決まったということになります。
基調講演ではビデオレターという形で、NieR:AutomataやドラゴンクエストXなどのプロデューサーでも有名な齊藤陽介氏(吉田氏と仲が良い)と、NieRシリーズのゲームデザイナーであるヨコオタロウ氏が登場していました。
この中では斉藤氏とヨコオ氏の掛け合いの中で、
斉藤氏:(最近麻雀が実装されて)FF14の中で麻雀ができるんですけど、その次にニーアって本当とち狂ってるとしか思えないでしょう、吉田直樹。
ヨコオ氏:吉田さんファイナルファンタジーを終わらせる気ですか!?
引用元:基調講演
などの発言がでるなど、開発側としても結構びっくりな企画だったことが見てとれます。
ちょっとしたコラボイベントではなく、他シリーズ作品をアライアンスレイドとして組み込むのは中々ないこと。テーマパーク化が進む?
FF14の中でコラボイベントとしてFFシリーズ以外を扱った事例で言えば、過去には妖怪ウォッチなどがありましたが、あくまでFATE中心のものでよくあるMMORPGのコラボ企画的な範疇でした。
しかし、今回は同社製とはいえまったく違う世界観を持つニーアというゲームをアライアンスレイドの題材として組み込むというチャレンジングな内容となっており、FFファン、NieRファン共に驚愕の発表だったといえます。
ついこの間のアップデートでは「麻雀」がFF14に実装されたことで話題を呼びましたが、それに続いて今度は別作品を題材として取り入れようとするなど、ある種「テーマパーク化」が進んでいるように思えます。(テンションあがるなぁ~)
この点に関してはユーザーの間でも賛否両論ありそうな気はしますが、5.0の拡張にあわせて様々な動きがあり、過去にないほどFF14の勢いが強いのが感じられますね。
このニーアオートマタとのコラボは5.0以降の24人レイドとして行われることになっているので、実際に遊べるのはだいぶ先になりますが、今後の続報などにも注目です。
まだニーアオートマタを遊んだことがない方は、次期拡張までの間にプレイしてみるのも良さそうです。
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