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【新生FF14】ダスクヴィジルの騎士の日記内容とストーリー解釈。竜の因子が関係?復讐を復習しよう

3.0で追加されたイシュガルド関連の新しいインスタンスダンジョン。

今回は廃砦捜索ダスクヴィジルにある「騎士の日記」をじっくり読みたい方向け、およびストーリーの考察です。

後半ネタバレ有。

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廃砦捜索ダスクヴィジル。騎士の日記内容をじっくり読みたいけどPTメンバーに遠慮しちゃう方向け

はじめに。

この記事終盤では激しくネタバレを含んでいます。また、筆者が勝手に推察した部分があります。

閲覧される際はこれらの点にご注意ください。

廃砦捜索ダスクヴィジルは拡張パック「蒼天のイシュガルド」で最初に解放できるダンジョンです。

道中には騎士の日記が配置されていて当時の様子を窺い知ることができるのですが、アーリーアクセス初日でもないとゆっくり読んでいる間にPTメンバーはどんどん先にいってしまいます。

読みたいけど遠慮してしまって読めない方向けに掲載してみます。

騎士の日記

降り注ぐ隕石、黒き影が放った炎。

私が体験したすべてを、後世に伝えるため、騎士パスカルレー・ヌールタイユが記す。

まさしく、この世の終わりなのかもしれない。

兵たちは動揺し、「第七霊災」が到来したと騒いでいる。

これを読むものは、その真実を知っているのだろうか。

指揮官であるユヘルメリック卿からの指示で、砦内の被害状況を調査したが、ひどいものだった。

堅牢を誇った城壁が、見るも無残に崩れている。

兵たちは皇都への撤退を望んでいるが、ユヘルメリック卿が下した決断は、砦の死守だった。

当然だ、ダスクヴィジルは皇都を守る盾なのだから。

崩れた瓦礫を取り除き、懸命に救助活動をしたが、助けることができたのは、わずかに数名のみだった。

その者らも、ここ数日の寒波で衰弱してきている。

季節外れの雪が舞うほどの寒さは、傷つき、疲れ果てた我々から、体力を奪っていく。

だというのに、皇都からの救援は、未だにこない。

雪と氷によって孤立した砦内で、反乱が起こった。

備蓄食料が底をつきつつあることを知った兵たちが、ユヘルメリック卿に、撤退を進言したのがきっかけだ。

だが、卿は砦の維持に固執し、これを拒否。

凄惨な戦いになり、多くの命が失われてしまった。

唯一の救いは、新鮮な肉が手に入ったことだけか……。

食料不足で反乱が起きているのに、多くの命が失われたあとに何故か手に入る新鮮な肉……?

あっ……(察し)

私は罪を犯した。

穢らわしい罪だ……そう、罪なのだ。

だが、生きるためには必要だった……。

家族の元に帰るには、生き残らなくてはならない。

だが、生きるとは、いったい何なのだ?

奴らは、動いているではないか! 死んでいるはずなのに!

何故兵たちはゾンビーのようになってしまったか。竜の因子を宿していることが原因で、共食いをしたため不死になった?

ここから先は激しくネタバレを含みますのでご注意ください。
もうタイトル見ちゃったじゃねーか!という方は【ごめんなさい。】

さて、FF14の拡張パック蒼天のイシュガルドでは、1000年の長きに渡りイシュガルドとドラゴンの間で行われてきた「竜詩戦争」を描いています。

拡張パックで一番最初にいけるようになる「廃砦捜索ダスクヴィジル」にはゾンビーのようなモンスターが多数いました。

これは上記の日記からもこの砦を守っていた兵士たちであったのはわかりますが、いったい何が原因でゾンビーになってしまったのでしょうか。

ここからはかなり個人的な解釈・推察になりますが、原因は恐らく竜の因子によるものだと思われます。

イシュガルドの成立ちと竜の因子、ニーズヘッグの復讐

イシュガルド建国の英雄、初代トールダンは「竜の力」に魅了され、欲望に負けて配下の騎士と共にフレースヴェルグの妹である「ラタトスク」を謀殺。

その双眸(両目)を喰らうことで竜の力を手に入れます。

これに怒り狂ったニーズヘッグはトールダンと取り巻きの騎士を殺しますが、ニーズヘッグもまた双眸を奪われてしまいます。

倒したかに思えたニーズヘッグでしたが、フレースヴェルグから片目を借り、イシュガルドの民を永遠に苦しめるため生かさず殺さずの戦いを続けるというのがメインストーリーでの内容です。

トールダンとその配下の騎士たちが「竜の眼」を喰らうことで竜の力を手に入れましたが、最初にニーズヘッグを倒した後、平民として生きることを選択した騎士もいました。

ということは騎士だけでなく、平民も含めてイシュガルドの民の多くは身体の中に「竜の因子」を持っているということになります。

1000年にも渡る戦いで疲弊した兵士や民の中には、竜の軍門に下るものも出てきます。

この者らに竜の血を飲ませることで内なる竜の因子が目覚めて、竜の「眷属」として生まれ変わります

これを永遠に支配することこそがニーズヘッグの復讐でした。

ダスクヴィジルにいた砦の兵士たちは「しんせんなにく」を喰った

ダスクヴィジルにいた兵士たちは食料が底をつき、雪と氷で孤立した砦内で反乱を起こしました。騎士の日記では凄惨な戦いが起きて「多くの命が失われてしまった」とあります。

しかしこの直後に何故か「新鮮な肉」が手に入ったとも記しています。

この肉はいったいどこから来たのでしょうか……?

砦で起こった凄惨な出来事、その真実は……。

明言されていないので筆者の勝手な想像ですが、恐らくそれは人の肉でしょう。その後に「穢らわしい罪を犯した」と書いていることからも推察できます。

兵士たちの身体には前述した竜の因子が含まれているはずです。この因子を持ったものが「竜の血」を飲むことで眷属へと変貌しますが、仮に竜の因子を持った者が、竜の因子を持った者の血を飲んだらどうなるでしょうか?

竜の因子を宿している者の血は、言い換えれば「ものすっごく薄い竜の血」とも言えるわけです。

当然内に宿す竜の因子が目覚めるはずですが、その効果は非常に限定的なもので眷属に生まれ変わる程ではないでしょう。

しかし悠久の時を生きるドラゴン族の血の効果が僅かにでも作用すれば、人が生ける屍、リビングデッド(ゾンビ)くらいにはなるかもしれません。

このように見てみると、何故あの砦の中にゾンビ化した兵士たちばかりがいたのか納得もいきます。

ダークファンタジーな世界観とその伏線の回収は見事。エッダちゃん以降クエストの質も高まってる……?

勝手に推察しているだけですが、このように考えると中々ホラー的な一面もうかがえてきます。

個人的にエッダちゃんの話あたりからサブクエストの作りというか、質が明らかに変わってきているように思えます。詳しいことは分かりませんが、担当さんが変わったとか方向性を変えたとかそういうのがあるのでしょうか。

メインストーリーの内容も物語や演出が興味深いものが多く、特に人の醜い部分をより鮮明に映し出したダークファンタジー色が強い作品になっています。

「もしかしたらこうなんじゃないか……?」と考察させるというRPG本来の面白さが今回の「蒼天のイシュガルド」にはあるので、そういう部分もユーザー同士で意見交換し合えたりしたらもっと楽しくなりそうですね!

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