過疎などの理由からサーバ移動をされる方が結構いらっしゃいます。
チョコボサーバでも最近サーチコメントで「サーバ移動してきました!」などの紹介文を書いている方をかなり見かけるようになりました。
人気の秘密はどうやら募集の数にあるようです。
バハ真成編やるならチョコボ!という風潮。有志によるマメットルイゾワ取得率でもダントツ1位だったのが拍車をかけたのだろうか
パッチ2.xシリーズのレイドである大迷宮バハムート。
現在バハの最終章にあたる「真成編」が実装されています。これは8人で挑む難関コンテンツなのですが、バハムートに挑戦したくてチョコボへやってくる方が結構いるようです。
元からエンドコンテンツやるなら募集多いチョコボに行こうというのはよく言われていましたが、Lodestoneに掲載されている情報から様々なデータを取得し、国勢調査を行っている有志のプレイヤーが去年の末に公開したデータがかなり興味深いのです。
【Lodestone国勢調査】ワールド別統計更新!(12/24)より引用
これは【真成編クリア人数のワールドランキング】として公開されていたものです。
バハムート真成編をクリアすると、「マメット・ルイゾワ」というミニオンが貰えます。これを所持している人の率を調べることでクリア者数を割り出そうというものですね。
実際はクリアしてもミニオンはまだ貰ってない(特定のNPCに話しかけないと貰えない)という方もいるでしょうから多少の増減はあるものの、信頼できる数値だと思います。
この画像は某掲示板や、また各種まとめサイトなどにて拡散されていましたが、それらを見てワールド移転しようかなと思った方も多いのではないでしょうか。
実際私も募集で一緒になったプレイヤーの方から「チョコボ鯖に移転してきましたけど募集やっぱり多いですね」という内容の話を結構聞きます。
募集掲示板での掲載数も桁違い?野良人口が多いのも魅力なのか、人が人を呼ぶ
人が多いだけあって募集の数もかなりのものだとか。Twitterで見かけツイートで募集板を繋げた画像がありました。
現在のチョコボ鯖のPT募集 #FF14 pic.twitter.com/gVsK14aM31
— ゆんゆん@入籍しました (@YunYun333) 2015, 2月 10
大半がバハムートの募集ですが、その他ウルズ錬精やFCメンバー募集など、実に様々な募集がありますね。
バハに関して言えば、固定PTを組んで活動されている方はそもそも募集に掲載したりしないでしょうから、そう考えてみると野良プレイヤーの数がかなり多いということになります。
固定PTさえ組めれば8人揃うため募集の数自体はさほど関係ないのですが、お仕事の都合などでどうしても活動時間が一定にできないなどの理由から野良プレイをされている方からすれば、このように募集の多いサーバは魅力的なのかもしれません。
人が多くなればそれ自体が魅力になり、さらに人が増えるという構図のようです。
運営側から見ればサーバ移動は良い商品にもなるが、行き過ぎた過密過疎はプレイヤーに不利益となる。サーバ統合・分割もありえる?
現状でも過疎サーバと言われているところは、募集がスッカスカでまともにプレイできん!という状態に陥っていますが、運営側が人口の調整をいつ頃行ってくるのかが気になります。既に人気のサーバはほぼ一日中新規キャラクターの作成が不可能になっていますが、移転に関してはできるようですね。
ワールドサーバの移動には料金がかかり、1回の移動につき、1,800円(税込み)となっています。
こういう書き方をしてしまうと運営側が悪く聞こえてしまいますが、サーバ移動する人が多ければその分収益になるのは確かです。そのためもうしばらく現在のような「ユーザーの自主的なサーバ移動」という状態は続くのではないでしょうか。
人が多いのはMMOとしてはとても良いことなのですが、過密になったらなったで弊害も生じます。
例えば最たる例ではモブハントですが、チョコボサーバのモブハントは事前にPTに入って湧き待ちをしていないと記章を入手するのはほぼ不可能なほどの早さで瞬殺されてしまいます。
その上人が多すぎるため読み込みが遅くなったり、低スペックPCやPS3では討伐対象が見えない、ロードが長すぎてエリアチェンジしてる段階で終わってるなどのハード間での有利不利が顕著化します。
またオーディンやベーヒーモスの出現でエリアが落ちたり、アップデート直後のログインでは人が多すぎてサーバがダウン、しばらく接続ができないなどの障害も発生しています。
過疎サーバは過疎サーバで募集がなくまともにコンテンツをプレイできないという状態ですし、行き過ぎた過密過疎は同じ月額料金を支払っているのに、ゲームプレイ自体に差が付いてしまうという事態になりかねません。
運営側もそういった部分は把握済でしょうから、いずれかのタイミングで過密サーバの完全鎖国化、あるいはワールド統合なども含めて現状より強く介入してくるはずです。
ワールドサーバ統合などによるハウジングなどの扱いはどうなるか。拡張街のハウジングエリア実装はワールド統合への布石?
仮にワールド統合を行うとして、ハウジングはどうなるのでしょうか。
これは各サーバ毎にハウジングエリアが設定されている都合上、「サーバ統合するからハウジング取り上げるね」なんてわけにも行きません。ただ長い目でみればいずれはサーバ統合もありえる話です。
この点を運営側はどう考えているのかはわかりませんが、ハウジングエリアも統合されるはずです。以前のアップデートでハウジングエリアに拡張街が設けられましたが、もしかしたらあのような仕組みで統合元のハウジングエリアを移植するのかもしれません。
そう考えると、以前も書きましたが完全に同一の作りのハウジングエリアを増設した拡張街のアップデートも、いずれ来るであろうワールド統合を見越した布石ともとれます。
運営のスクエニ側も非常に難しい対応を迫られるが、ユーザのゲームプレイの格差が広がり過ぎないように頑張っていただきたい
ゲームの運営側もそうそう簡単にワールド統廃合もできない事情もあるでしょう。
現在公式にはゲームのアクティブプレイヤー数は公表されていませんが、どんなに理由を並べてみても、統廃合を行えば「あぁ、過疎ってプレイヤー減ったんだな」という印象は付いてしまいます。
運営側もビジネスですから非常に難しい立場であると思います。
ただ前述したとおり、同じ月額料金を支払ってプレイしているユーザーのゲームプレイ自体に格差が広がり過ぎないように頑張っていただきたいなというのがひとりのプレイヤーとしての正直な気持ちです。
今年の春には新生FF14初となる拡張ディスク「蒼天のイシュガルド」も発売され新規プレイヤーも増えるでしょうから、ますます運営には期待が高まりますね!
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