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【自作PC】Ryzen7 1700とAB350 PRO4レビュー。リテールクーラーのレイスはLED搭載、コスパは最強だ

久々にパソコン自作をしたい!と思えるほど魅力的なCPUに出会ってしまいました。そう、「Ryzen」です。今回はRyzen7 1700で一台PCを組んでみます。

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Ryzen7 1700とAB350 PRO4のレビュー。付属品や組み立て、レイスクーラーのグリス、LEDなどを紹介

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元々PC自作は好きだったのですが、最近は忙しかったり予算的に厳しいものもあって中々新しいパソコンを作れないでいました。

しかしそんな中、気になる存在が出てきたのです。そう、AMDの救世主「Ryzen」シリーズです。RyzenはAMDがジム・ケラー氏の再雇用を機に、完全新設計したZenマイクロアーキテクチャを取り入れた初のCPUとなります。

Phenom II以降、いまいちパッとしなかったAMD。おかげでintel一強時代が長く続いてしまいましたが、久々にAMDが巻き返しを見せているわけです。

かなり欲しい!どうしても欲しい!ゲーム配信をする身としては、8コア16スレッドのリアルタイムエンコードはとっても魅力的。しかし予算はかけられない……。

ということで主目的であるエンコード時のパワー以外を断念、HDDやグラボなどは既存の物を流用することにしました。SSD?そんな貴族のストレージが使えるわけないだろ!Windows10すら評価版だぞ (#゚Д゚)ゴルァ!! (何気に初Win10デビュー)

Ryzen7 1700とAB350 PRO4、CMK16GX4M2A2666C16で自作PCを組む!費用を抑えて満足度を最大に!

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ということでやりました!買ってしまいました!念願のRyzenを手に入れてしまったのです!

今回購入したPCパーツはこちら。

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Ryzen7 1700

Ryzenは、

  • Ryzen7(8コア16スレッド): 1800X・1700X・1700
  • Ryzen5(6コア12スレッド/4コア8スレッド): 1600X・1600/1500X・1400
  • Ryzen3(4コア4スレッド): 1300X・1200

このようなラインナップになっていて、X付きでなくてもオーバークロックなどに制限はなく、1600以降のX付きだとリテールクーラーが付属しないという点もあってかRyzen7 1700が一番売れ筋のモデルとなっています。

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最初は1600あたりで我慢しようかと思っていたのですが、買ってしまいました……1700……!今あまりお金がないので正直きついのですが無理して買ってしまいました!8コア16スレッドの魅力には勝てなかったよ……。

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そしてこれがRyzen7 1700のリテールクーラー「Wraith Spire」です。

レイスクーラーは種類があって、1700に付属するクーラーはLEDが搭載されているので光ります。下位モデルのRyzenには「Wraith Stealth」というクーラーが付属しており、形状は似ていますがLEDがありません。(LEDの光り方については後述)

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レイスクーラーにはこのようにグリスが塗布されているので、このまま使うのであればグリスを買い足さなくてもOK!

レイスクーラーの固定方式はバックパネル式なので、ネジをしめて固定できます。プッシュピン式がどうにも苦手なのでこれは助かりました。

クーラー自体の高さはおよそ7cmと取り回しのしやすいサイズながらも十分な大きさです。

ASRock AB350 PRO4

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CPUに結構予算を割いてしまったので、マザーボードは少し控えめにしました。ASRockのAB350 PRO4です。ASRockは安いのに機能が充実しているので私の好きなメーカーの1つ。

付属品はとてもシンプルで、

  • SATAケーブルx2
  • M.2ソケット用ネジx2
  • I/Oパネルシールド
  • ドライバCD
  • インストールガイド

となっています。マザーボード取り付けネジは同梱されていないので自分で用意する必要があります。

M.2にも対応。M.2スロットを2つ(うち1つはSATA接続)装備していて、今後の拡張性でみても悪くありません。使っているユーザーも多いので情報が得やすいのも安心。

CMK16GX4M2A2666C16

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これもある意味鉄板製品。メモリはコルセアの「CMK16GX4M2A2666C16」にしました。

Ryzenは一部メモリと相性の問題があるようですが、動作報告も多く以前からコルセア推しなのでこちらに決定。ヒートシンクが格好良いです!

それにしても最近メモリが高いですね。一番安いときの倍くらいになってしまっていますorz

パーツ組立て。Wraithクーラーはバックパネル式ネジ止めなので取り付けやすい

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パーツが揃ったところでさっそく組み立て開始です!

AMDのCPUはCPU側にピンが付いている(PGA)ため、CPUソケットにセットして固定レバーを下げるときが一番緊張しますね……。幸い、今までの自作暦の中でピン曲げをやったことはないのですが、この瞬間はいつも息を止めていたりします。

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CPUを固定できたので、今度はここにクーラーを取り付けます。こうやって立ててみると、AB350 PRO4の白黒ハッキリした配色が格好良いですね。

前述したように付属のレイスクーラーはバックパネル方式のネジ止めできるタイプなので、プッシュピン式のようにマザーボードのきしむ音にびくびくしなくても良いのがとっても嬉しいです。

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レイスクーラーを取り付け後、横から撮影したところです。しっかりとグリスが広がってCPUと圧着されているのがわかります。

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Wraith SpireにはLEDが搭載されているのですが、ケーブルを接続しないと光りません。

レイスクーラーのAMDロゴ部分にあるゴムキャップを外すと接続部がありますので、クーラー付属のケーブルをそこに差し込み、

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もう片方をマザーボード上のAMD_FAN_LEDというコネクタに接続すれば光るようになります。

あとはメモリを差し込んであげれば組立て完了!

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レイスクーラーのLEDが鮮やかに光る!暗闇に灯る光はまさしく「幽霊」だ

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出来上がったマザーボードをPCケースへと収めます。PCケースはP182を使っていますが、グラボ(HD5870 Eyefinity 6 Edition)がでかすぎて中段3.5インチベイを取り外さないと付けられないというアクシデントがありました……。

ちなみにレイスクーラーは「AMD」のロゴ部分が少し出っ張っていて、マザーボードのメーカーによってはメモリ側にこのロゴを持ってくると干渉してしまう場合がありますのでその点は注意。

さて、いよいよ電源投入です。ぽちっとな!

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するとファンが回りだしたと同時にAMDロゴとそれをぐるりと囲むリングが光だしました!一定周期でぼわ~っと強く光っては徐々に弱まり、というのを繰り返すように光ります。これをみてなぜ「Wraith」なのか確信しました。

今までLEDファンとかPC内部のLED化には懐疑的なスタンスだったのですが、

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うおおおっ、カッコイイ!

暗闇で光るこれを見てしまってからは考えがかなり変わってしまいました。

なんなのでしょうか、天使の輪のごとく神々しい何かを感じます!AMD降臨しちゃってますよこれは!

Ryzen7 1700は8コア16スレッド!光るクーラーもついて3万5千円程。コストパフォーマンスが良いCPU

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こちらの画像はRyzen7 1700マシンにインストールしたWindows10のタスクマネージャーです。ご覧ください、このずらりとならんだCPUの項目。壮観ですね!

8コア16スレッドといった製品は以前からintelなども出していましたが、一部のハイエンドモデルでしか提供されておらず、価格もゆうに10万円を超えるようなものでした。

この記事執筆時点でのRyzen7 1700の価格はおよそ3万5千円ですから、これだけのマルチコアCPUがこの値段で買えてしまうのというのはとんでもないことです!Ryzenブームなのも頷けるというものです。

Ryzen7は1700の上にさらに1800X・1700Xと存在し、スペックも当然上になりますがその分TDPも95Wまで増加します。

Ryzen7 1700はTDP65Wで、上位モデルと同じコア・スレッド数。おまけに光るレイスクーラーまでついてくるのですから、なんと言ってもやはりそのコストパフォーマンスが最強の武器といえるでしょう。

今回はパーツ外観や組立て部分を見てきましたが、次回は実際の性能面について書いてみたいと思います。

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