BF1で納得がいかないキル方法として代名詞ともなっている「迫撃砲」。強すぎではないか?とプレイヤー間でも熱い議論になりますが、近く弱体化されるそうな。
迫撃砲が強すぎるのか?俯瞰視点で敵サーチ、連射性能、最高ダメージ範囲などでお手軽キルマシーンになる
熱心なBF1プレイヤーは既に迫撃砲のもつポテンシャルに気づいているはずです。プレイヤー間でもたびたび問題になる援護兵の迫撃砲、何が問題になっているのでしょうか。
迫撃砲の使い方。謎の神視点でポイポイポーイ!最高ダメージ範囲が結構凶悪
もしかしたら迫撃砲を一度も使ったことのない方もいるかもしれません。自分がどのようにキルされているのかを見てみましょう。
迫撃砲の使い方ですが、援護兵のみが使える設置型の兵器です。急な斜面などには設置できませんが、画像のように黄色い表示であれば設置可能。
設置するとこのように迫撃砲用の大き目のマップが展開。マウス(スティック)を動かして砲撃位置を調整したら発射ボタンをポチっとな。
発射後はカメラが自動的に砲弾を追尾するモードへと切り替わります。
ある意味これが迫撃砲を一番凶悪な兵器にしているといって良いでしょう。この追尾視点は最終的には着弾時にマップを垂直に見下ろす形となりますが、これによって敵が障害物に隠れていても見つけることができます。
森だと樹木で分かりにくいので別マップのものですが、このように俯瞰視点が着弾前から着弾後数秒続くので、敵が建物の陰で伏せていてもお構いなしに空爆できてしまいます。
BF1の迫撃砲の弾種は「空中炸裂」と「榴弾」の2種類がありますが、対人用の空中炸裂が大人気です。
爆発範囲は中々広く、現状だと最高威力65の範囲もそれなりにあります。なので、敵が集まりそうなポイントに適当に撃ってみて、頭上から敵を捉えたら微調整して次弾をぶち込むだけという簡単なお仕事。
迫撃砲の装弾数は5発で、弾薬パックでの補給こそできないものの、前回の設置から40秒程度経過で再設置が可能。再度設置したものはまた5発撃てるので本当にお気軽にポイポイポーイとばら撒くことができます。
実際使ってる方としてはお手軽にキルできてしまうので、「おぉ~当たった当たった」という感じで楽しいのですが、無慈悲な空爆で見えない敵から一方的にキルされる方としては当然面白くないでしょう。
オペレーションとの相性が最悪!攻撃側は空からの脅威に怯えろ!
また、ゲームモードにもよりますが、特にオペレーションのように攻撃側が進入できない領域から迫撃砲を撃たれるとどうしようもなく、やられる側は毛根が死滅するレベルのストレスなのは言うまでもありません。まったく戦場は地獄だぜ!
開発側が迫撃砲弱体化の可能性を示唆。詳細は不明ながらも調整は必要との認識らしい
バトルフィールド1の開発元であるDICEのリードゲームデザイナーであるAlan Kertz氏が迫撃砲の強さについて言及しました。
氏によると、迫撃砲の調整は必要だとしたものの、決して強すぎるわけではないとのこと。また、第一次世界大戦での戦没者の90%の死因は砲撃によるもので、砲撃によるデスは面白くはないだろうが、砲撃を排除することは(世界観的に)受け入れられないと発言しています。
引用元:EAA!!
私もこれを見て初めて知ったのですが、第一次世界大戦の戦没者の9割の死因が「砲撃」だったそうです。
BF1製作にあたり、DICEが歴史等を含めて色々と調査・研究していることは知られていますが、その上で迫撃砲が今のような設定になったのかもしれません。史実のデータからすれば、決して迫撃砲が強すぎるということはないというスタンスですね。
今後Nerf(弱体化)されるかもしれない迫撃砲。威力は据え置きだが最高ダメージ範囲などを調整?
修正内容はテスト次第であり、もしかしたら適用されないかもしれない。とした上で、迫撃砲の調整は次のような内容になるそうです。
榴弾の強化
- 迫撃砲で現状主流になっている空中炸裂に対抗するため、榴弾の射程延長
迫撃砲(空中炸裂)の弱体化
- 最大ダメージはそのままだが、最大ダメージが入る範囲を縮小
- ダメージ範囲は変更無し
- 発射レート変更無し
同じく迫撃砲で対抗するか、迫撃砲の弱点を突くしかなさそう。まずは迫撃砲を使ってみると良い
今のところ公開されている修正内容だけだと、本当に僅かな弱体化といったところでしょうか。もしこの内容の調整が入ったとしても、空中炸裂の迫撃砲が廃れることはないですね。
ぶっちゃけ砲弾追尾のカメラで神視点になれるの廃止するだけでも結構改善するんじゃないですかね……?と思ってしまうのですが、そこは調整されなさそうです。
今後プレイヤーの声次第では迫撃砲の調整内容が変更されることもあるかもしれませんが、現状だとそこまでの弱体化は期待できそうにありません。
となれば、こちらも相手と同じく迫撃砲で対抗するか、迫撃砲の弱点を突くしかないですね!
迫撃砲は発射すると弧を描いて飛んでいきます。そのためその進路上に当たり判定のあるオブジェクトが存在すると、途中で爆発してしまいますから、マップによって飛んでくるラインというのがある程度限定されます。
迫撃砲を操作しているときは無防備になるため、見通しの良い平地で使うプレイヤーはまずいません。となれば、おのずと迫撃砲を設置、潜んでいる場所も特定できるようになります。
これらのことは実際に自分で援護兵の兵科を遊んで、迫撃砲を使ってみると良くわかるので、どうしても迫撃砲にやられてしまう!という方は、一度自分で使ってみてください。
迫撃砲の長所短所を把握できれば、それを別の兵科でも立ち回りに活かせるようになるはずです!
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