ワンダと巨像がPS4用ソフトとして2018年に発売されることが決定しました。ゲーム内容はリメイク版となります。
ワンダと巨像が2018年内にPS4用ソフトで発売!グラフィック向上、ゲームはリメイク版となり操作などに変更も
PS4用ソフトとして、「ワンダと巨像」が2018年に発売されることが発表されました!
http://www.jp.playstation.com/scej/title/wander/
「ワンダと巨像」とは?ICOや人喰いの大鷲トリコと同じ開発スタッフ。シンプルなゲーム性
「ワンダと巨像」というゲームはもともと2005年10月27日に発売されたPS2用ソフトでした。
ゲーム内容は、プレイヤーが主人公であるワンダを操作して、世界中に散らばる「巨像」と呼ばれる巨大な敵を倒すというものです。
この巨像はあまりにも大きく、倒すにはそれぞれ巨像によって異なる場所にある弱点を攻撃する必要があります。その弱点にたどり着くには巨像に「よじ登る」必要があり、その道中では様々な仕掛けが待ち受けている、というアクションゲームでした。
ワンダと巨像では「巨像との戦闘」という部分に特化したゲームとなっており、それ以外の要素を無くすことでシンプルなゲーム性となっています。
例えばレベルアップボーナスやステータス、経験値といった一般的なゲームシステム要素は全て搭載されておらず、プレイヤーは自分の知恵と判断のみで攻略しなければなりません。
その独特なコンセプトや、ゲームの空気感から国内だけでなく海外からも高い評価を受けるゲームとなりました。
ちなみに、ワンダと巨像のゲームデザイナーは上田文人氏で、昨年発売された「人喰いの大鷲トリコ」のゲームデザインを手がけたのと同じ人です。
PS3でHDリマスター版のワンダと巨像が発売されたが、PS4版はさらにグラフィックが向上!操作などに若干の変更有り
ワンダと巨像はPS2にて発売されたあと、HDリマスター版が2011年9月22日に発売されています。
上記の動画は2017年のE3で公開された動画とPS3版のワンダと巨像の画質を比べたものですが、その差は歴然!ゲームグラフィックが大きく向上しているのが人目でわかりますね。
PS4のワンダと巨像はリマスターではなくリメイク。操作方法などに修正点。なお上田文人氏はあまり関わってないようだ
PS2からPS3になったときはリマスター版として発売されましたが、PS4版ワンダと巨像では「リメイク」となっています。
これはファミ通.comがソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平氏へインタビューした際に明らかになりました。
――つぎに、『ワンダと巨像』についてうかがいます。これは、リマスター版なのでしょうか、それともリメイク版なのでしょうか?
吉田 リメイクです。今回は、ゲーム内容はオリジナル版といっしょですが、アセットはすべて作り直しています。PS4の時代に『ワンダと巨像』を作るなら、こういう技術が使えるだろうと。Bluepointは、PS3向けの『ICO』と『ワンダと巨像』のリマスター版を作った開発会社なんです。だから中身はよく知っています。――ゲーム内容はPS2版と同じなのですね。
吉田 同じですが、操作系などは時間とともにユーザーさんの好みが変わっていますので、現代風に遊べる工夫を入れようと思っています。もちろん、オリジナルの感覚でも遊んでいただけますが。原作のよさを、いまの技術で表現します。上田さん(上田文人氏)は、今回はあまり関わっていません。
引用元:ファミ通.com
現代にあわせた調整が行われるとされており、特に操作系などに修正が入るようです。現代風に遊べる工夫、とはどのようなものでしょう。
ゲーム内容はオリジナル版と一緒とのことですし、上記インタビューにて「上田さんは、今回はあまり関わっていません」とも発言されているので、リメイクとはいっても大きく内容が変更されるということはなさそうです。
プレイステーション4の性能で描かれるワンダと巨像の世界、実に楽しみですね。
PS4版ワンダと巨像は2018年発売となりますが、発売日の詳細は続報を待ちましょう!
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