ニンテンドースイッチには廃熱用のシロッコファンがありますが、このファンの音がどのくらいか気になる方も多いのではないでしょうか。
携帯モード、テレビモードどちらでもファンは回っている。ファンの音は非常に静かで通常は無視できるレベル
ニンテンドースイッチは任天堂の携帯ゲーム機(にもなる)としては珍しく排熱用のシロッコファンを搭載しています。厳密には任天堂は据置ゲーム機として売り出しているので、この表現は誤りなのですが……。
それはさておき、やはりニンテンドースイッチを買おうか迷っている方にはこの冷却用ファンの存在、つまり「ファンの音」がうるさいかどうかは気になるところだと思います。
私はそれなりに耳が聞こえると自負していますが、その上で実際ニンテンドースイッチで「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」を遊んでみた感想をもとに、ファンの音について書いていきます。
基本的にファンはいつも回転していて非常に静か。耳の穴に排気口を近づければ回転音が確かに聞こえる
引用元:4gamer.net
まず「ファンの音」はします。これは当然で、冷却ファンが付いているのに無音なわけがありません。
ニンテンドースイッチにはDelta Electronics製のシロッコファンが搭載されています。上記画像のものですね。これが回転することで空気の流れを作って廃熱を行っています。
問題はそのファンの音の大きさです。
実際にゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをプレイしながら、ゲーム音量を0にした状態でファンの音に集中して聞いてみました。
結論から書くと、戦闘中やオブジェクトの多いところなど色々試してみましたがゲームプレイで気が散るレベルの音はしませんでした。
携帯電話のようにニンテンドースイッチ本体上部の排気口を耳へ近づけると、ゲームの負荷によってファンの回転数が変化しているのがわかりますし、風切り音もします。
発売初期の他のブログなどで、携帯ゲーム機モードではファンが止まると書かれている記事もあったのですが、携帯ゲーム機モードでもファンは回転します。
また、テレビモード(据置ゲーム機モード)でも同様にファンは回転しますが、据置モード時だけ極端に音が大きくなるということはありませんでした。
確かにファンの音は感じられますが、耳障りな音かと言われれば答えはNOです。パソコンのファンや生活音、環境音の方がよほど大きいのではないでしょうか。
スリープ状態から復帰するとファンが高速回転する場合がある。音が大きくなって、しばらくするとまた静かな状態へ
ただ、ニンテンドースイッチを使っていて「ファンの音が気になるな」と思った場面もありました。
意外にもそれはゲームプレイ中に大きくなったものではなくて、スリープ状態から復帰した直後のものでした。
ニンテンドースイッチの電源ボタンを押すとスリープ状態にできるのですが、長時間スリープした状態から本体を起動すると、30秒程度かけて徐々にファンの回転数が上がっていって結構気になるレベルにファンの音がするようになります。
その後はまた30秒程度時間をかけて徐々に回転数が落ちていって、ファンの音が気にならないレベルになります。
このときのファン音は結構大きめのもので、「ゲーム音を普通に出しているなら我慢できるかな……?」という感じでした。「フィィィィィ~ン」といったような高音がメインです。
現状ニンテンドースイッチを実際に使っていて聞こえた一番大きな音がこれでしたが、それでも一部ネガキャン記事で書かれているような爆音というには程遠いレベルでした。
通常利用でファンの音を気にすることはなさそうだ
今回はゲーム音をミュートにした状態でかなり注意して聞いていましたが、普通にゲームをしていればファンがあること自体忘れてしまうかもしれません。
やはり実際に使ってみないとわからないことも多いのですが、少なくともファンの音に関しては気にする程度のものではなく、購入を左右する要因にはならないというのが結論です。
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