Tree of Saviorではパーティーを組みたい場合、直接誘う他にもPT情報を公開して入ってきてもらう、募集掲示板のような使い方もできます。
パーティー機能が充実。公開PTリストに登録すれば、条件にあった人を募集することができる
MMOといったらやっぱりパーティーを組んで狩りやクエストを進行したいですよね!
ToSのパーティー機能はとても優れていて、ただ単にパーティーを組むだけでなく、PT募集機能のようなものも標準で備えているのです。
ただし、仕様上ちょっと注意点が必要な部分もあります。
今回はこの便利なパーティーの機能解説のために2アカウントを用意しましたので、実際の例を見ながら詳細を見ていきましょう!
パーティーの作り方とアイテム分配、PT公開などの設定
まずは基本的なパーティーの作り方からです。
【F6キー】を押してパーティー設定のウィンドウを出しましょう。
画面左側に出ているのが自分でPTを作成するためのPT情報ウィンドウになります。一番下にある【PT作成】ボタンを押せば即自分のパーティーが構築されます。
パーティーの設定は初期値で作成され、PT名には「Party#XXXXXX」といった英数字が並びます。これは自動作成されたPT名なので後で自由に変更することが可能ですが、既に使われているパーティー名を付けることはできません。
説明欄にはデフォルトで「こんにちは」と書かれていますが、ここにはPTの目的などを記載しておくと良いでしょう。
例えば「90ID初見PT」などといった具合です。これは後述するPT検索にも役立ちます。
次はアイテム分配などのパーティー設定についてです。PT情報の【設定】タブを選択してください。
ここではPTの詳細設定を行うことができます。
アイテムの分配ルール・経験値分配ルール・クエスト共有をそれぞれお好みで設定しましょう。
クエスト共有を【使用】にしておくと、既に終わらせたメインクエストであっても、パーティーメンバーがボス戦などに突入した際、一緒にプレイすることができます。
デフォルトではONになっていますから、特に理由がなければここはそのままで良いでしょう。
ここまではどこのMMOでも良くある設定項目ですが、ToSでは募集機能も標準で搭載しているのです!
PT募集設定という部分を見てください。
【公開PTリストに登録】という項目がありますが、これにチェックを入れておくと自分が作ったパーティーへ他のプレイヤーが入ることができるようになります。
もし特定の友達とだけパーティープレイをしたくて、他には誰も入れなくない場合は必ずここのチェックを外しておいてください。
PT公開設定をした場合、他のプレイヤーからどのように見えるか。パーティーリーダーは募集機能を有効活用しよう
では実際にパーティーを公開設定にした場合、他のプレイヤーからはどのように見えているのかを2アカウントを使って確認していきます。
メインキャラで「パーティーTEST」という名前を付けてパーティーを作り、公開PTリストへ登録しました。募集内容は先ほどの画像と同じもので、
- ウィザードジョブのみ募集
- レベル差は関係なし
という条件で公開しました。
その状態をサブキャラ(アカウント)側で見たのが上記画像です。つまり他のプレイヤーから見える内容ですね。
左側にある「周辺のPT情報」に私の作ったパーティーが映っています。パーティーのアイコンにマウスカーソルを乗せると、そのPTのクエスト共有・経験値・アイテム分配の状況と参加しているメンバーを確認することができます。
アイコンを押すとそのパーティーに対して加入申請を送ることが可能です。
パーティーリーダーは申請を受けた場合、左の画像のように受諾するか拒絶するかの選択項目が表示されます。
「>>もっと見る」を押せば、そのプレイヤーのレベルやジョブがわかりますから、状況に合わせて判断しましょう。
先ほどの条件はレベル制限なし、ジョブ指定(ウィザード)だったのでレベル1のサブキャラも入れるようになっていましたが、今度はレベル差の「関係なし」のチェックを外して、±0と設定してみましょう。
この条件だとウィザードクラスでレベル87のプレイヤーのみを対象とするということになります。
この状態でサブキャラ側で見てみると、
周辺のPT情報項目にあるアイコンが白っぽく光っていたのに、光が消えて黒っぽくなってしまいました。
マウスカーソルをあてて中を見ることはできますが、押してもPT参加申請を出すかどうかの表示が出てきません。
このように公開パーティー設定にしても、条件を指定することで加入するプレイヤーを限定することができます。特にインスタンスダンジョンなどの攻略用にPTを編成する場合は重宝するでしょう。
ただし、PT招待タグ挿入を使った場合、ここにある条件は全て無視されてしまいますのでジョブ構成などを限定したい場合はPT招待タグ挿入との併用には注意してください。
条件を残したままシャウトなどで募集できたら便利ではないかなと思って実際に試してみたのですが、挿入タグを押すと条件を全て無視して加入できてしまったので、パーティーリーダーはその点を考慮しなければなりません。
公開PTリストはPT募集掲示板と等しい。PT説明文にしっかり目的を記載して、検索にかかりやすくしよう
でもたまーにヒーラー募集で挿入タグ使ってシャウトしたのに、入ってきたのがタンクだったりする場合もあって、その都度説明して退出願うのも結構面倒なんですよね(涙)
よく見て入って~と言いたいところですが仕様上そうもいきません……。
さて、そこでPT検索の出番です!
最初のほうで少しだけPT検索について触れましたが、実はこれを活用すれば上記問題を全て解決することが可能です。
【F6キー】でパーティーウィンドウを開いたときに右側にこのような公開PTリストというのが表示されましたよね。
これはPTに参加したいプレイヤーが利用するもので、この公開PTリストには今ある公開PTの一覧が表示されています。
この一覧に表示されるのは、パーティーリーダーが指定した条件に合致するプレイヤーのみで、条件が合わないプレイヤーからは映らなくなります。
ですから、PT招待タグを挿入する場合のように「間違えて入っちゃった!」というのが仕組み上ありえません。
さらに、この公開PTリストはキャラクター同士が離れていても問題なく表示されますから、PT募集用の掲示板というイメージを持つとわかりやすいでしょう。
参加ボタンを押してもすぐに参加ではなく、加入の申請をパーティーリーダーへ送る仕組みですから、参加する側も募集する側も安心安全というわけです。
「周辺のPT情報」と基本は同じですので、それの広域版といったところでしょうか。
PT参加をしたいプレイヤーは数ある公開PTリストの中から文字列で検索することもできます。【検索オプション使用】にチェックを入れて、検索したい文字列を入力すると絞込みができます。
どのみち自分が条件に当てはまっているパーティーしか表示されませんが、今後この公開PTリストが増えてきたときは絞込みも必要になるかもしれません。
最初にPTの目的などを記載しておくと良いと書いたのもそのためで、上記画像の例だと「90ID」というワードで検索しています。
広くパーティー募集をかけたいと考えている方は、とにかく「わかりやすい説明文」を書くことを心がけると良いでしょう。
「こんにちは」と書かれたパーティー募集を出しても恐らく誰も入ってはくれないはずです。狩りが目的ならば、「Lv40~Lv48レベリング狩りPT」といった具合。
ID周回が目的ならば「90ID 3周します。火力職募集」などで良いでしょう。何をするパーティーなのかを明確にしておけば、同じ目的のプレイヤーが入りやすくなります。
後はこの公開PTリストに掲載したことを全体チャットなどで発言すれば完璧でしょうか。
公開PT機能は便利なもの。募集する側も参加する側も積極的に活用してToSの冒険を楽しもう!
ToSのパーティーは単なるパーティー機能に留まらず、募集機能まで備えてくれている他、周辺PT情報の表示で参加しやすい雰囲気なのもあります。
ちょっとした狩りパーティーがきっかけで一緒になったけど、遊んでいるうちに仲良くなってフレンドになった!というような展開も大いにあると思います。
せっかくのコミュニティ機能ですから、使わないと損です。
パーティーを作る側も参加したい側も、積極的にこの公開PT機能を活用して、Tree of Saviorの冒険を盛り上げちゃいましょう!
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