シグマ零式4層前半フェーズの攻略についてです。時間切れまでにケフカが59%まで削れていないと後半へいけません。
シグマ零式4層攻略。ケフカの真偽ギミックに慣れよう!神々の像の重力はロールペア式と縦一列式がある
パッチ4.2で実装された「次元の狭間オメガ零式:シグマ編」4層の攻略、ギミック解説や処理方法紹介をしていきます。
シグマ4層はデルタ4と同様に、前半戦と後半戦で分かれていますので、今回はシグマ4層の前半についての攻略となります。
フェーズ1(開幕)
シグマ零式4層フェーズ1のタイムラインは以下のとおり。
フェーズ1タイムライン |
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シグマ零式4層でのケフカについてまず大前提となるギミックに「真偽(しんぎ)」があります。プログラムなどではお馴染みのものですが、簡単に言えばホントかウソかということで、単純に本来と逆の処理をすると覚えてください。
例えば上記画像を見てください。これは「めらめらファイガ」で頭割りマーカーが出てきた回ですが、このときケフカの周りに【?】のマークが表示されているのがわかります。
この【?】マークが出ているときは、偽の判定が出ているため、表示上は頭割りマーカーであっても、実際にくるのは個別ファイガとなります。
つまり【?】マークが出ているときは本来と逆の処理をする必要があり、頭割りマーカーがきたときに偽(?マーク)であれば散開、個別ファイガマーカーで偽であれば集合して頭割りということです。
真偽はケフカの使ってくる魔法攻撃すべてに共通するギミックで、「もりもりサンダガ」であれば偽の場合クロスしている部分(サンダガ床2枚)を踏んでいないとサンダガを食らってしまいます。
このギミックは最後まで出てくるので、ケフカの魔法判定を瞬時に判断できるようになる必要があります。重点的に練習しましょう。
他に「ぐるぐるブリザガ」というのもありますが、これも要領は同じです。
「マジックチャージ」は次に詠唱する魔法をチャージして溜める技で、真偽判定もそのまま保持されます。
「マジックアウト」は、マジックチャージで溜めた魔法を放出して実行。このときケフカの周りに「?」は出現しませんが、前述したようにマジックチャージで真偽判定もホールドされているので、偽の魔法をチャージされた場合はしっかり同じ対応をしてください。
「ハイパードライブ」はMTへの大ダメージ範囲攻撃で、金属製のたらいが頭上から降ってきます。これが厄介なのは結構広めの範囲攻撃という点で、後方でもボスに密着していると巻き込まれ、特に近接は側面を取りにいくと非常に危険です。(知人の竜は金属たらい12万ダメージで死亡しました)
MTが距離を取ってくれることもありますが、固定位置によってはそれが不可能なので、タンクにマーカーを付けておいて、ハイパードライブ時は必ず距離を取るようにしてください。
「どきどきアルテマ」は強力な全体攻撃ですので、バリアはもちろん、アドルなどの軽減スキルを入れてダメージを減らしていきましょう。
フェーズ2(第一楽章)
フェーズ2(通称第1楽章)のタイムラインは以下のとおり。
フェーズ2タイムライン |
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「神々の像」各フェーズに何度も出てきますが、出てくる像ごとに効果が違います。像のギミックは固定なので、フェーズごとに像の対処法を覚えていきましょう。
フェーズ2で最初に出てくる神々の像(1回目)は、ランダムで4名に線をつけます。この線が付いた対象者は像の波動弾によるノックバックを受けます。
その後DPS4名には「豪腕の神気」という頭割り攻撃がくるのですが、線が付いた人は最初から頭割り位置に待機していると、ノックバックでフィールドから落とされるといった具合のギミックになります。
ギミックの対処としては、線が付いたらまずフィールド前方(像側)へ向かって、ノックバックされた位置で頭割りという流れ。頭割り対象者が線の対象者に選ばれることもありますが、その場合も同様の処理となります。
図にするとこのような感じです。
予め頭割り位置はマクロで指定しておくことがほとんどですので、その位置へ吹き飛ばされるように調整する必要があります。
この吹き飛ばしはアームズレングスや堅実魔といったロールアクションで無効化が可能なので、使えるジョブは積極的に使っていくと良いでしょう。
ところで、この頭割りや線が付く前にAoEが合計3回ランダムなプレイヤーの足元に生成されるのですが、このAoEの3回目は絶対に前方(像側)に出さないでください。
というのも、前方に出した場合ノックバック対象者が十分に距離を取ることができず、事故の原因になります。AoEを捨てる順番は中央→外側→中央付近と出していくことで移動先の邪魔になりません。
また、このAoEを捨てているタイミングで「波動砲」がきます。波動砲は直線範囲攻撃で、2発以上食らうと次の頭割りを耐えられなくなりますので適切散開して重ねてしまわないようにしてください。
「ぶっとびテレポ」と「ばりばりルインガ」はセットで使ってくる攻撃技で、テレポ先からテレポ前の場所へ向けての170度程度の広範囲扇形の即死技となります。
上記画像の場合、Cマーカー付近の黒い円にケフカがテレポで出現し、1マーカー地点へ向けてばりばりルインガを撃つことになります。
安全に回避するにはテレポ先の黒い円とフィールド外周との間(Cマーカー部分)に立っていなければなりません。
頭割りが着弾する前には既にテレポ先となる黒い円は表示されているので、慌てずに安全地帯へ移動しましょう。遠い場合はスプリントを使ってください。
「裁きの光」は強力な全体攻撃で、軽減がないと現状のHPではかなりきついので、バリアなり軽減をここに合わせていきましょう。
ちなみに直前の頭割りに失敗した場合、被魔法ダメージアップのデバフが付いてしまいますのでここがかなり無理ゲーになります。
「神々の像(2回目)」は像の手のような部分から「衝撃波」というノックバック有りの全体攻撃が発生します。
神々の像に力が満ちる……!
というアナウンスと共に、衝撃波が来る方向には画像のように青緑の球状エフェクトが生じていますが、このエフェクト、直前で反対側に移動するフェイクを仕掛けることがあります。
そのため、先に移動しておこうとするとフェイクを仕掛けられたときに反対側への移動距離が足らずに落下することになりますので、焦らず見極めてから移動しましょう。
実際に衝撃波が発生してノックバックを受けるのは、このあとの「マジックアウト」詠唱完了時ですので、移動するのはゆっくりで大丈夫です。
ただし、ここでは「もりもりサンダガ」と「ぐるぐるブリザガ」がくるため、安全地帯がどこかを把握して、そこへ飛ばされるように調整しておきましょう。
この後、タンクはフェーズ2のハイパードライブ終了までの間にケフカを北側(または東側)へ誘導して戻しておいてください。
フェーズ3(第二楽章)
フェーズ3でのタイムラインは以下のようになっています。
フェーズ3タイムライン |
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「神々の像(3回目)」はタンクヒーラー組とDPS組にそれぞれ線がつき、重力弾か岩石弾のどちらかを行なってきます。
神々の像3回目は、DPS4人、タンクヒーラー4人の2グループにわけて線が付きます。向かって像の右側・左側のどちらの線が付いているかでギミックが異なります。
技 | ギミック |
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重力弾(左側からの線) | 「重力弾」は神々の像左上から線が付いた人に行なわれ、2人以上で頭割りしないと爆発し、与ダメージ+被回復低下デバフが全員についてしまう。 |
岩石弾(右側からの線) | 「岩石弾」は神々の像右側から線が付いた人に行なわれ、小範囲攻撃がくる。誰かを巻き込んでしまうと、その人をノックバックさせてしまう。 |
さて、この神々の像3回目は処理方法にかなりの種類があり、野良募集でも色々なやり方を見かけますが、代表的な処理方法を2つ解説します。
まず「ロールペア式」の解説です。野良でも2週目までの早期攻略組はこちらでよくこちらで練習したという方も多いはず。
前述したように神々の像は1人1人ランダムに線を振り分けるのではなく、DPS4人か、タンクヒラ4人のグループに分けてギミックを実行しますので、それを利用した方式です。
例えばDPSに重力が付いた場合、DPSが全員重力担当となるので、2つのペアで頭割りをして爆発を阻止、タンクヒーラーは岩担当となるので右側で散開待機。
逆に岩がDPSについた場合はDPSが散開、タンクはタンク同士、ヒーラーはヒーラー同士でペアを作り重力を受けます。
また、このロールペア式はどちらの線が付いた場合でも、担当場所は変わりません。
もし重力を左、岩を右としてしまうと、逆に線が付いた場合それぞれ移動して入れ換えないといけませんが、ロールペア式ではロールごとに場所を固定しているため非常にシンプルな動作となります。
この神々の像の線ギミックはフィールド半分が即死範囲となる攻撃を挟んで2回きますが、床範囲を回避してきた人がまた元の位置に戻れば良いだけですし、一度距離が縮まった際に回復を入れられます。
その他重力範囲を外側に捨てられるため、事故りにくいというメリットがあります。
もうひとつは「縦一列式」です。
募集文に「縦」や、「unreal」と書かれている場合はこちらです。この縦一列式はその名のとおり、神々の像に対して真っ直ぐに2人ずつのペア、計4つで重力を受けるのが特徴です。
重力弾を受けたらヒーラータンクは西側へ移動、DPSは東側へ移動、というように移動先が固定されています。そして岩が終わって像の即死範囲を避けたらまた指定場所へという流れ。
この方式の一番のメリットはいわゆる「脳死」できるという点。DPS・タンクヒラのどちらが重力であっても必ず指定の場所で棒立ちしていれば処理できて、その後の移動先も固定なのでどちらに岩が来ても大丈夫というものです。
つまり像からの線を一切見なくても考えなくても処理できてしまうやり方。この場合はボスを東側に設置するのが主流で、DPSの回避先も東なので近接の殴りだしが早まるのも特徴です。
重力範囲がロールペア式に比べて2つ増えてしまっているので、範囲を踏まないように逃げ道は確保できる距離で重力を受けましょう。
ただし、この脳死ができるのは4層前半戦の神々の像3回目だけに限定されたもので、後半戦では線をチェックするのがかなり重要です。
「線を見分けられるけど楽だから縦一列で脳死」と「線見分けられないけど脳死」では雲泥の差がありますので、特にこれから練習を始められる場合は縦一列式であってもどちらの線が自分に付いたのかを確認する癖はつけておくのが良いでしょう。
「ずんずんエアロガ」はケフカを中心とするノックバック攻撃で、神々の像(3回目)処理の直後に撃ってきます。
この時点でタンクが北へ誘導を終えているはずなので、北側から南側へノックバックされるようにしていれば落ちる心配はありません。
堅実魔やアームズレングスも有効なので、DPS陣は張り付いてダメージを稼ぎたいところ。
「神々の像(4回目)」は単純にフィールド半分のどちらかが即死エリアになるだけです。神々の像の事前のエフェクトでどちらが即死エリアになるのかを確認しておいてください。
フェーズ4(第三楽章)
フェーズ4でのタイムラインは以下のとおりです。
フェーズ4タイムライン |
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神々の像5回目は、視線ギミックに加えて、タンクヒーラー4人、DPS4人のグループに分けたギミックがきます。今回も同じく線が付いて、その線によって動作が異なるという具合。
まず視線ギミックに関しては、
- アヴェ・マリア
- 惰眠の神気
の2種類があります。
像のエフェクト | ギミック |
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「アヴェ・マリア」は黄色に光る目のエフェクトが像に出現。一定時間後に発動、発動時に像を見ていないと即死する。 | |
「惰眠の神気」は紫色に光る目のエフェクトが像に出現。一定時間後発動し、発動時に像を見ていると即死する。 |
簡単にいえば見るか見ないかの話であって、そこまで難しくはありませんが、後述するロールわけギミックと被さってくるので注意が必要です。
視線ギミックに合わせて、神々の像から線が照射されます。この線はDPS4人、タンクヒーラー4人に、左右どちらか側から線が付きます。どちらが付くかはランダム。
線のギミックは以下のようなものです。
技 | ギミック |
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睡魔の神気 | 神々の像右側から照射される線で、発動時に一定時間寝てしまう。 |
聖母の神気 | 神々の像左側から照射される線で、混乱+へヴィの効果。
勝手にもっとも近くのプレイヤーに近づいていき、接触すると範囲攻撃で即死させる。 |
この2つを上手く処理するには、睡魔の神気対象が聖母の神気対象から一番距離をとれる位置にいなくてはなりません。そのため、それを満たす配置は睡魔がフィールド中央、聖母がフィールド外周4ヵ所となるわけです。
具体的にはこのような配置となります。この配置であれば、混乱状態の4人が中央(自分からもっとも近いプレイヤー)にゆっくりと向かっていって、中央に接触する前に混乱が解除されます。
素早く配置に付くためには、どちらが睡眠だったっけ!?とならないようにしたいところ。覚え方は単純に「像右が中央」と唱えておくと迷わないはずです。像の右側だけ見ておいて、自分にその線がついたら中央、そうでなければ端に移動、これだけで済みます。
上記画像ではDPSが混乱対象の配置ですが、タンクヒーラーが混乱対象の場合もあるので、その際は配置が逆になるだけです。
さて神々の像5回目にはAoEも被さってきますので、処理順序としては以下のようになります。
- 神々の像詠唱中にフィールド中央へ
- 視線チェック(見るor見ない)
- AoE発生、回避しながら視線ギミックを処理
- 線が付くので担当位置へ
- ぶっとびテレポ範囲出現+視線ギミック(2回目)処理
一連の流れを把握しておくと、ここの神々の像の処理がとても簡単になるので処理方法も含めて理解を深めておきましょう。
「神々の像(6回目)」は前述の視線ギミックのみが1回くるだけとなりますが、「もりもりサンダガ」→「ぐるぐるブリザガ」の直後にくるため若干忘れやすいです。
また、直後にはマジックアウトも実行されるので、真偽を覚えておこうと注意をそこへ向けていると視線を食らってしまうパターンが結構ありますので気をつけましょう。
シグマ零式4層前半戦はこのフェーズ4(第三楽章)で最後となるため、「どきどきアルテマ」を3連続で使用して時間切れとなります。
どきどきアルテマ3回目使用後までにケフカのHPを59%まで削ることができれば、後半戦の「ゴッドケフカ」に挑戦することができます。
ケフカは前半戦のDPSチェックが結構きつめに設計されているので、ギミックミスをなくして火力を出せるようになるまでたくさん練習しましょう!
シグマ零式4層前半戦マクロ、重力処理縦とロールペアの2種紹介。パーティーによって色々やり方がある
上記の攻略内容に準拠したシグマ零式4層(前半)のマクロです。コピペしてすぐ使えるようになっています。
重力ロールペア式の場合のシグマ4層マクロ
/p ~~ 前半 ~~
/p 【ファイガ散開】 【吹き飛ばし頭割】
/p MT H1 MT ST H2
/p D3D1◎ D2D4 D3 D1◎D2 D4
/p ST
/p H1 H2
/p 【重力+岩】 【混乱睡眠】[A]
/p D1 │MT D1 MT
/p D2 │ST [D] H1D3 ◎ H2 D4 [B]
/p ──┼── D2 ST
/p D3 │H1 [C]
/p D4 │H2
/p ■重力はロールペア式
/p 場所の入れ替えなし重力なら上下ペアで受ける(例:D3D4 , MTST)
/p 岩なら離れる
重力縦一列式の場合のシグマ4層マクロ
/p ~~ 前半 ~~
/p 【ファイガ散開】 【吹き飛ばし頭割】
/p MT H1 MT ST H2
/p D3D1◎ D2D4 D3 D1◎D2 D4
/p ST
/p H1 H2
/p 【重力+岩】 【混乱睡眠】[A]
/p H2 D4 D1 MT
/p ST D2 東 [D] H1D3 ◎ H2 D4 [B]
/p ───→◎ D2 ST
/p MT D1 [C]
/p H1 D3
/p ■重力と岩は縦一列
/p ケフカ東側固定、重力ペア例:(H2D4)(MTD1)
/p DPSは必ず東側へ回避、ヒラタンクは西側へ
前述したとおり、重力処理はパーティーによって様々ですので、色々な手法を試してみると良いでしょう。
前半を突破できたら今度は後半練習へ!シグマ零式4層後半戦の攻略記事はこちらをご覧ください。
コメント
ロールペア式はやってる人が少ないみたいで、私もこの前RFで初めてこの方式でやったんですが、やったことない人が多数でボロボロでした。
Unreal式と違って、この方式だと脳死処理ができないのと、間にヒールを挟まないと重力組が落ちてしまうというのが難しいところなんでしょうね。
ちと書き方が不正確でしたね。
×間にヒールを挟まないと重力組が落ちてしまう
◯重力が連続で来た場合に間にヒールを挟まないと落ちてしまう
初期の4層はロールペアが多かったのですが、最近は縦一列が増えましたね~。
4層後半の記事も書き終わったので、前半の部分に縦一列の図解とそれ用に修正したマクロも掲載しておきました!
本文中でも書いていますが、縦一列式であっても線のチェックは各位で行なっておくと後々の練習のとき楽になるかなとは思っています。