「MonsterXX2」レビュー。PS4やニンテンドースイッチのキャプチャーボードに!フルHD60fps最強候補

フルHD解像度で60fpsのキャプボで唯一1万円以下で買えるコスパ最強キャプチャーボード、SKNET「MonsterXX2」についてのレビューです。

MonsterXX2詳細レビュー!1920×1080p/60fpsのHDMIキャプチャーボード。PCI-E接続でパススルーは無し

近年ゲーム配信などが盛んになってきている中、自分も始めてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

PS4などは標準で配信機能を備えているので誰でも簡単にできますが、本格的にゲーム配信をやろうとすると必要になってくるのが「HDMIキャプチャーボード(デバイス)」。

キャプボは色んなメーカーが出していますが、一般的なゲームでは解像度が1920×1080で60fpsのものが多いので、それに対応できるキャプチャーボードとなると大体2万円程度するものが多いです。

SKNET「MonsterXX2」は1万円以下でフルHD60fps環境が手に入る!値段が安いのには理由がある?

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本格的に配信してみたいけど、できるだけ出費は抑えたい……と考えている方にぜひオススメしたいのがSKNETの「MonsterXX2」というキャプチャーボード。

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以前当ブログでもPS4のキャプチャー用に、同社の「MonsterX U3.0R」というデバイスを買いましたが、

PS4用にHDMIキャプチャーボード「MonsterX U3.0R」購入。1080p/60fpsに対応する定番機種
ゲーム動画を撮影したり、配信を行いたい場合HDMIキャプチャーボードなどのデバイスが必要になりますが、今回はSKNETの「MonsterX U3.0R」をレビューします。

その姉妹機のような位置付けで、こちらのMonsterXX2もラインナップされています。

キャプチャーボードはフルHD(1920x1080p 60fps)に対応するものだと、大体2万円以上が相場なのですが、このMonsterXX2は何と1万円でお釣りがきてしまいます

「そんなに安くて大丈夫なの?」と思ってしまうわけですが、これにもわけがあります。というのも、本来このMonsterXX2は2万円以上する製品なのですが、ちょっとした問題があって値段が落ちた背景があるからでした。

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引用元:kakaku.com

こちらの価格.comの価格推移グラフを見ていただけるとわかるのですが、2017年4月に入ってから急激に値段が落ちていき、6月以降は横ばいの9,700円台でずっと推移しています。

実はこのキャプボ、相性問題が激しかったらしくマザーボードに正常に認識されない不具合がありました。メーカーサイトにてその件について告知されているのですが、

平素より弊社製品をご愛顧いただき、まことにありがとうございます。

特定のマザーボードにて製品が正常に認識されない現象について、最新のチップセットの互換性を高めるため基板回路を一部修正を行うことにしました。 現在、MonsterXX2が認識されない基板をお持ちのお客様は 製品交換を無償で承ります。

【不具合現象】
特定のパソコンにおいて起動直後またはスリープ復帰後、再起動後に 製品が正常に認識されない、または製品が見当たらなくなる。
(デバイスマネージャー上において、不明なデバイスと表示される場合があります。)

【対象製品】
・MonsterXX2 SK-MVXX2

引用元:sknet-web.co.jp

このようにメーカー側が無償製品交換を行なうと発表したのです。これ以降急激に値段が下がっていき、今に至るというわけです。

ちなみに今現在ではこの問題は修正されており、シリアルナンバーで対策済かどうか判別することができます

交換対象なのは対象シリアルナンバーが、

  • 31556C10001 ~ 31556C100300
  • 31556D10001 ~ 31556D100500

のもの。

仮に対策前のものであっても連絡すれば無償交換してもらえるのですから、これは買って試してみるしかありません!

MonsterXX2はパススルー無しのPCI-E接続なシンプル設計。組み込む手間はあるが、動作に問題はなかった

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ということでさっそく購入しました!既にUSB3.0接続のデバイスはあるのですが、この手のはデバイスは複数あって困ることはないのです。

PS4用、ニンテンドースイッチ用とかで接続しっぱなしができますからね!

さて、内容物はシンプルでキャプチャーボード本体とドライバCD、説明書だけで余計なものは入っていません。

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裏面にはシールでシリアルナンバーが記載されているので対策済のものかどうかはすぐにわかります。

確認したところ今回私が購入したものは対策済のものでした。仮にそうでなくても連絡すれば交換してもらえるのですが、手間がひとつ省けて良かったです。

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MonsterXX2は内蔵型のキャプチャーボードのため、PCI Express(x1)接続になります。拡張カードを差すだけの作業なので難しくはありませんが、接続時は静電気などに注意しておきましょう。

また、HDMIポートが1つしかないので、MonsterXX2はパススルー出力には対応していません。もし映像出力がもう1系統欲しい場合は、別途スプリッターなどを購入する必要があります。

以下は実際にインストールし、PS4の映像をキャプチャーしてみたところです。PS4本体を繋いでみましたが、設定項目でも問題なく1080p出力ができているのが確認できますね。

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配信・録画ソフトウェアの定番であるOBSで録画や配信を試してみましたが、動作が不安定になったすることもなく、まったく問題ありませんでした。

パススルー無しと深い青色が若干暗い点はMonsterXX2の仕様となる

MonsterXX2は完璧なキャプチャーボードに思えるのですが、ちょっとした癖もあります。

まず最近はフルHDキャプチャーデバイス製品が各社から色々出揃ってきていて、USB3.0接続のものなどが主流のようですから、その手のものと比べるとやはりPC内部に組み込む手間というのはあるでしょう。

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MonsterXX2にひどい相性や不具合といったものはなかったのですが、PCI Express(x1)接続の際に、特定のスロットで上手く動作しない場合があります。

上記画像は正しく認識しているときのMonsterXX2のもので、正常に立ち上がると赤色から緑色に点灯しますが、何らかの問題で赤色のままのときは上手く認識できていません。

その際は差し込むPCI-eスロットを変えてみてください。

自作PCやカスタマイズを自分でされる方にはたいした問題ではないのですが、拡張ボードを差すのは初めてという場合は少し手間取るかもしれません。

それと、前述したようにMonsterXX2にはHDMIポートが1つしかないので、パススルー出力ができません。もしキャプチャー画面でプレイしてみて、遅延が許せない場合は、

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別途このようなHDMIスプリッターを使って、信号を分岐させて片方をモニターに、もう片方をMonsterXX2にといった環境が必要になります。

そしてもう一点気になる部分としては、MonsterXX2のキャプチャー画面は、深めの青系統の色が本来の色より若干暗く映ってしまうという点でしょうか。

たとえばこちらの比較画像を見てください。

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上記画像はFF14というゲームで夜の海辺に立っているシーンですが、下の画像の方が海の背景部分と空がより濃く映っているのがわかるでしょうか。

実はこれ、まったく同じ時間同じ場所でゲームPC側でスクリーンショットを撮ったものと、MonsterXX2でキャプチャーした映像をスクリーンショットしたものを並べているのです。

もちろん画像編集ソフトで色調補正はしてありません。

つまり、自分はプレイしているときには上の画像でプレイしていても、MonsterXX2でキャプチャーした配信映像は下の画像のように配信されるということになります。

おそらくMonsterXX2のドライバの問題なのかもしれませんが、このように深い青系統の色が暗く映ってしまう仕様があります。

他の色や明るいときは青色もほぼ差がないのですが、暗い青色だけが少し差が出てしまうようでした。

差がでるのは上記の部分のみなので、正直そこまで気にならないという人が大半ではないかと思いますが、配信や録画の際はMonsterXX2のキャプチャーボードの癖で色味が少しだけ異なるという点は把握しておおきましょう。

9,700円で買える1080p/60fps対応のキャプチャーボードは他にない!安くて高性能なキャプボの決定版

さて色々とMonsterXX2の特徴を見てきましたが、色味や組込みの手間を考えたとしても、正直この値段の前には小さな問題といえるのではないでしょうか。

フルHDの60fpsというのはだいたい今のゲームの標準値であり、Youtube LiveやTwitchといった高画質で配信をおこなえるサービスが主流の今、求められるのは1920×1080p 60fps対応のキャプチャーボードです。

色んな選択肢がありますが、その中でも格段に安いMonsterXX2が非常に魅力的なのは間違いありません。

導入時には少しだけパソコンの知識が必要になりますが、ゲーム配信や録画を本格的にやってみたい方からすればそこまでの障害にはならないはずです。

実際に私も買ってみてとてもコストパフォーマンスが良い物だと実感していて、満足できる買い物でした。

PS4やニンテンドースイッチなどのゲーム配信や、2PCでの配信でキャプチャーボードの購入を検討されている方は、ぜひMonsterXX2を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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