【マルチモニター】複数ディスプレイ環境のメリット&デメリット。画面は用途に応じて枚数を設定しよう

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マルチモニターに心底憧れて増やしまくった体験談と環境を紹介。複数のディスプレイ環境でのメリットデメリットを書いてみたいと思います。

ただ増やせば良いってもんじゃありません!

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マルチモニターに囲まれて。3画面から6画面、最終的に8画面にまで!ディスプレイを増やしまくった結果

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マルチモニター(マルチディスプレイ)は、2枚以上のモニターをPCに接続している状態を指します。モニタはパソコンを使う上で必須のハードウェアですが、PCヘビーユーザーほど1枚では物足りなくなってくるのではないでしょうか。

かくいう私もモニタ遍歴というか、数年前マルチモニターにものすごく憧れた時期がありまして、最初はデュアルモニターから始まったのですが、1枚、2枚と買い足すうち、次第に大掛かりなものになって、上記画像のとおり最終的に8画面にまで成長しました!

おかげでノウハウも身についてマルチモニターに関しては少々語れるレベルになりました。と、思います……!

今現在のモニター構成ですが、

  • Dell U2410 x3枚
  • Dell U2412M x3枚 (Dell U2410から交換)
  • BenQ XL2410T x1枚
  • BenQ XL2420T x1枚

このようになっています。

8画面のマルチディスプレイ環境に至るまで

何でこんなマルチモニタ厨になってしまったのだろうということで振り返ってみます。

もともとはDell U2410を2枚(デュアルモニター)設置したところから始まって、あまりの効率の良さに感激したことに端を発します。

しばらくその環境で過ごしたのですが、たまに映画やドラマで出てくるトリプルモニターというのをどうしてもやってみたくなり、追加でDell U2410を注文。

こうしてトリプルモニターになったのがきっかけです。当初はこれで大満足でした。今思えばこの時点で既に沼にはまってしまっていたのかもしれません。

その後ひょんなことから、使っているのと同じDell U2410を入手する機会があり4画面に。この頃からもう機能面だとか効率だとかそういう問題じゃないネタ方向へと走り出してしまい、結局2枚買い足して、3画面の上にもう1列増築して夢の6画面となりました。

それからしばらくして、利用頻度も少なかったことですしDell U2410を1列分知人に譲ることになったのですが、一度増やしてしまったモニターを撤去するとどうにも寂しいと感じるものなのです。

解像度も下段にあわせてWUXGA(1920×1200)で統一したいというのもあったので、代わりに当時出たばかりだったDell U2412Mを購入して、そのポジションに配置したという流れでした。

利用頻度低いから譲ったのにそこに買い足すって馬鹿なの?とは今でも思います。

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基本的な作業や仕事はこの6画面にて行っています。

WUXGA x6と作業領域も広大ですし、液晶パネルはIPSのため見やすくて満足。さながら映画のワンシーンのようで、ろくに作業もしないでモニターの前に座っているだけでも「カッコイイ気分」に浸れます。仕事しろ!

さすがにここらでデスクトップ環境は完成かと思っていたのですが、そこへ転機が訪れます。

当時私はFPSゲームにかなりハマっていた時期があり、アクションゲームをプレイする上では物足りないと感じていました。

というのも、液晶モニターにはリフレッシュレートというのがあり、これは簡単に言えば1秒間に何枚描画できるかという性能指標となりますが、Dell U2410、Dell U2412Mはどちらも60Hzが限度で、1秒間に60回しか書き換えることができません。

通常用途で60Hzで困ることはまずありませんが、数フレームの差で勝敗が決する格闘ゲームやFPSゲームに限って見れば、60Hzでは足りません。CRTモニター(ブラウン管)最強勢がまだ息していた頃ですからね!

そこで通常モニターのリフレッシュレートである60Hzの倍、120Hzで駆動する「120Hz液晶」に手を出してしまったのです。

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上段が「BenQ XL2410T」、下段がその後継機種である「BenQ XL2420T」となります。どちらも120Hzで駆動し、モニタの解像度は1920×1080のフルHD液晶です。

設置場所には非常に苦慮したのですが、L字デスクの大半を6画面で消費してしまっているので、本や小さな棚を置いていたスペースにポールを設置、そこから120Hz液晶を生やすようにしました。

シミュレータ系ゲーム以外の対戦系ゲームなどを行う場合は、上記画像のように6画面部分左の上下2枚へ重なるように展開させることで、L字デスクへ斜めに向いてゲームに没頭できるようになります。トランスフォーム!

また、最近はゲーム配信も始めたので、もっぱら上記画像のような感じにマイクスタンドを立てて喋りながらプレイしています。

ただ、これだけモニターがあっても、実際に常時運用するのは3枚程度に落ち着いてしまいました。

マルチモニターのメリット。作業領域を広げて効率アップを図れるが、大抵は3画面でパフォーマンスは頭打ちになる

マルチモニターにすることによって得られるメリットについてです。

マルチモニターのメリットは表示領域を拡張することに尽きますが、情報を表示する面積が増えることによって得られる効率化は目を引くものがあります。

例えば、プログラマーやソフトウェア開発者、ウェブデザイナーなどはソースコードを見たり、同時に複数のソフトを起動させる必要があるため、マルチモニターはとても重要。

株や為替取引をされている方も目まぐるしく変化する相場に対応するために、銘柄チェックとチャートのための表示領域拡張は必須です。

それ以外の場合であってもメールを確認したり、チャットウィンドウ用に使ったり、WEBページを見比べたり、と恩恵は大きいでしょう。

ゲーマーからしても片方で全画面表示でプレイ、もう片方でSkypeやTeamSpeakといった使い方ができるのは嬉しいです。攻略サイトを見ながらというのも良さそうですね。

かけるコストなどと比べるとパフォーマンスは3枚までが限度か

マルチモニターはとにかく枚数を増やせば増やしただけ恩恵を得られるのか?という点ですが、答えはNOでしょう。

経験則ですが、恐らく大抵の方は3枚までで得られるメリットは頭打ちになります。そこからは増やしていったとしてもデメリットの方が大きくなってくるはずです。

私も8画面まで増やしておきながら、普段使っているのは3枚程度という状況。

人にもよりますが、一部例外として、株や為替相場とにらめっこする人は4台以上使うメリットがあります。たまにテレビのニュースなどで出てくる証券会社や銀行のディーリングルームでは大体4枚から6枚が基本セットになっています。

マルチモニターのデメリット。コスト、場所、廃熱、掃除に配線など、良い事ばかりではない

マルチモニターのデメリットについて言及しているところは少ないとは思うのですが、実際にディスプレイを増やしまくった体験談も踏まえて書いていきます。

コスト面

まずはやっぱりお金の話です。

近年液晶モニターはだいぶ安く購入できるようになりました。1920×1080フルHDの24インチでも、15,000円ほどから買うことができます。一昔前だと想像も付かないことですが、良い時代になりました。

とはいっても、今あるPCモニターに買い足すわけですからまずその分のイニシャルコストがかかってしまいます。また、必要に応じてグラフィックボードからの出力変換ケーブルなどを購入しなくてはならないケースもあるでしょう。

次に電気代の問題。近頃の液晶はLEDなどで省エネ設計になっていますが、単純に台数が増えればその分消費電力も上がっていってしまいます。

設置場所

大型のモニターが安く買える時代だ!ひゃっほー!と素晴らしいことなのですが、モニターを増やす前に設置場所の確保は重要です。

いくら薄いといっても面積のあるものですから、並べれば圧迫感はでますし、机からはみ出してしまってスタンドでは設置できない場合もあるはずです。

前述した私の環境ではモニターのスタンド(台座)は取り外し、全てのモニターをアームでポールに固定した状態での運用となっていますが、必要に応じてモニターアームなどの購入を検討しなければなりません。その場合そこにもコストが追加でかかります

モニターの廃熱

意外な盲点ですが、PCモニターの廃熱を考慮に入れなくてはなりません。

PCモニターはテレビなどと比べるとずっと近い距離で作業をすることになるわけですが、モニターの熱というのが結構馬鹿にならないのです。特に夏場

夏という季節はマルチモニタリスト(?)の最大の敵です。この時期になるとモニターは映像を映し出せる暖房機に豹変しやがります

夏場のくっそ暑い時期にマルチモニターから発せられる熱によってジワジワと焼かれるように室温・体温ともに上昇していくあの感じったらありゃしません。

エアコンでクーラーガンギマリでもしないと駄目かもしれません。

ちなみに私は電気代を抑えるために、エアコンを付けてモニターを消しました。本当にありがとうございました

モニターの掃除

最初に言っておくとお掃除大好き!という方には無縁の話ですが、面倒くさがり屋には深刻な問題となります。

モニターも放っておくと結構埃をかぶってしまうので埃取りなどのメンテナンスは必要なのですが、ディプレイを複数設置するとメンテナンスが必要な機材もその分増えていく上に、並べて配置する関係上、台数が増えるほどメンテナンス性が悪くなっていってしまいます。

壁際に配置している場合などは特にそうですが、アクセスのし辛さから日々の掃除が面倒くさく感じてしまうでしょう。

配線と概観

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こちらも深刻な問題ですが、モニターの配線は結構厄介です。

モニター1台につき最低でも電源ケーブルと、映像入力用のケーブルは必要になります。複数入力をする場合はその分ケーブルが増え、高価なディスプレイだとUSBケーブルだとかオーディオだとかのケーブルも増えます。

「それらのケーブル数×台数分」のケーブルがモニター背面を跋扈することになるわけで、余程の方でないとケーブルをしっかり束ねて管理するのは困難になってきます。

上記画像はPCデスクのコンセント部分ですが、正面の6面モニター分の電源ケーブルだけで埋め尽くされています。

私の環境だとモニター背面から垂れ下がる各種ケーブルはとてもじゃないですが見せられない具合になってしまっています。どのぐらいやばいかというと焼きそばパンから焼きそばがはみ出てるくらいやばいです。

マルチモニターというカッコイイ環境を手に入れるために、概観を犠牲にするという何とも不毛な結果になってしまいました。

もちろん、コードを束ねてきっちりと配線できる方ならばこの点は問題ないと思います。

私も最初挑戦したのですが、配信する都合上頻繁に配線を弄ることになるため、もう諦めました。画像には見えないところで焼きそばがのた打ち回っています。

マルチモニターはやりたいことにあわせてディスプレイを増やそう。一度味わったらもう戻れない点は注意!

私はいつも形から入ってしまうタイプなので、手段が目的になってしまった口ですが、本来はやりたいことに合わせてモニターの枚数を決定するべきです。

前述したデメリットやかけた手間も含めてのコストパフォーマンスで見ると、パフォーマンスが最大になるのはデュアルモニター。さらにもう1枚増やしたトリプルモニターで、マルチモニターの大半のメリットは享受することができるでしょう。

そこから先はある種「ネタ」の領域になってくるのがほとんどですが、覚悟を持って突き進んでしまうのもありです。モニタに囲まれる幸せを手に入れることができます!

いずれの場合にしても、マルチモニターは非常に便利。その快適さを一度でも味わってしまったら、もうシングルモニターには戻れない体になってしまうことは間違いありません。

最近はディスプレイのフレーム(縁)も細く、薄い液晶モニターがたくさん発売されているので、マルチモニター環境を構築するにはとても良い時代です。

まだシングルモニターでPCを使っている方は、ぜひ2台目のディスプレイ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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